2012年8月17日金曜日

政治家には国家観を示して欲しい


一昨日は終戦記念日でした。
このところの韓国の挑発行為を反映して、大きな騒動が起こるのではないかと危惧していましたが、そのようなことはなく、平穏無事に一日が終わり安堵しました。

それにしても、最近の韓国の挑発は度を越しています。天皇陛下に大統領が土下座を大統領が要求したり、日本を仮想敵国として駆逐艦を竹島周辺に配備したり、懸念材料は増えるばかりです。

中国は尖閣諸島近海へ領土侵犯行為をおこない、ロシアは北方領土にスイスの投資家を招き、リゾート地化を進めようとしています。

諸外国から絶え間なく攻撃を受け、それにひたすら事なかれ主義で官僚が対応し、抵抗を示そうとしない日本の有様は、まるで清朝末期の中国や江戸時代末期の日本のようです。

清朝末期、アヘン戦争で見せた醜態以降、清国政府には欧米列強と戦って勝てる自信がなくなり、ひたすら摩擦を避けるために欧米の要求を次々に飲むことで、政権の命運を保とうとしてきました。

江戸時代末期、幕府には欧米列強と戦う意思はなく、譲歩に譲歩を重ねた外交政策しか取ることができませんでした。

官僚機構は何よりも安定を優先します。問題の根本的な解決ではなく、問題を棚上げできたものが「優秀」だとみなされます。なぜなら彼らに問題を根本的に解決する権限がないからです。それは政治家の仕事です。トップが力を失い、官僚が力を持った国が諸外国の攻勢にさらされた時に見せる体たらくが、清朝末期や江戸幕府末期の様相となります。

今の民主党の政治家は、政治理念、国家観を公衆に示し、賛同を得ようとする努力をしません。理念というたたき台がなければ、なにが問題なのかが明らかになりません。判断の軸があれば、それから外れていれば間違いだといえますが、軸がなければ何が間違いなのかどうかを判定できないのです。

民主党のほとんどの議員の共通認識は、第二次世界大戦は間違った戦争だったというものでしょう。それならそれで、彼らの共通見解として示せばいいのです。

すべての戦争が間違っているというのなら、国民に宣言して、世界にもそれをアピールし、たとえ他国からどのような攻撃を受けようとも、決して反撃しない、外交努力ですべてを解決しますと全世界に訴えてみればいいのです。

たとえばベトナムがアメリカに示した抵抗戦争ですら間違ったものだ述べればいいし、世界中の独立戦争も批判すればいいのです。

毅然とした態度を一貫して通せばいいのです。アメリカの軍事行動を終始批判し、民族浄化を公然と進めているスーダンのダルフール州への軍事介入ですら、批判を行えばいいのです。

その上で、平和主義に基づいた徹底的な解決を図ろうとする……これならば、まだ分かります。ところが、世界も日本国民も、だれも支持しないでしょう。それを避けるために、自身の価値観を隠し、公表せず、摩擦を避けて問題が大きくなることをひたすら避ける……こういう戦略をとっています。

これでは政治家である意味がありません。そうしますと、官僚の言うがまま、問題の先送りだけに汲々とすることになります。

これからの政治家には、実行できるかどうかも分からないマニフェストではなく、日本の近代史をどう捉えているか、という彼らの価値観を提示して欲しいですね。

第二次世界大戦は、日本がなぜ起こした戦争だったのか? それはすべてが間違った戦争で、日本に理はなかったのか? その前の15年戦争は? 第一次世界大戦は? 日露戦争は? 日清戦争は? 明治維新は?

日本の近代史を遡るにつれて党内の見解は分かれていくかもしれません。しかし、彼らの間で価値観の統一を行なっていなければ、挙党一致体制などは望むべくもありません。党内の意思統一すらできないのに、党外の人々を納得させうるはずもありません。

世界と日本人の大多数を納得させられる日本の公式見解。これを提示し、説得できる政治家に登場してもらいたいものです。


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