2014年4月12日土曜日

SoftBankは電波が繋がらない

電波が弱いのか、テザリングがまたもやうまくいかず、パソコンで書いた記事を保存するのも一苦労。

SoftBankは電波が繋がらない、繋がらない。涙が出そうなほど繋がらない。本日はパソコンで書いた記事をアップするのはあきらめ、携帯でこの記事を書くことで終了とします(u_u)


2014年4月11日金曜日

新人がミスを連発するのは、会社側に問題がある

4月も半ばとなりました。この時期になりますと、新入社員を受け入れた側のボヤキが聞くことがあります。

そんなとき私は、
「それは大変だねぇ」
などと同調して見せるのですが、内心では新入社員に同情を寄せるのです。

何故なら、多くの場合、受け入れ側の指導力不足が、新入社員との軋轢を生んでいることがほとんどだからです。

受け入れ側の愚痴としてよく聞くのが、
「新入社員には、分からないことがあれば尋ねるように言っているのに、尋ねてこない。尋ねてきても見当違いのことばかり言う」
「分かっていないくせに『分かりました』という空元気だけは一人前だ」
というもの。

つまり、知らないことを訊かないのは怠慢だし、知らないのに知っているふりをするところが不誠実だ、という訳です。

本当に、バカですね。何が分かっていて何が分からないのか、分からないから新人は間違うのです。彼らがそれで悩んでいるというのに、それを理解できない人、昔自分もそうだったことを記憶していない人が、あまりに多すぎます。

図解してみましょう。
上半分の白い部分が、会社で為すべきこと、正しいこと、素早い処理方法などなど。
下半分の黒い部分が、会社で絶対にヤってはいけないこと、間違っていること、時間ばかりかかる誤った方法などなど。

会社に数年いるうちに学んだ知識が上の円の中身だとしたら、新入社員の知識は小さいので、その内の一部分だけとなり、下表のようになります。

新入社員の知識である内側の円(内円)は、小さいだけではなく傾いています。彼らが正しいと思っていることの一部は誤っていますし、彼らは正解の一部を間違っていると思いこんでいるのです。

ところが、内円と外側の円(外円)とは不透明な壁で区切られており、外側からは内側の様子が分かりませんし、内側からは、外側の広さも傾きも、分からないのです。

見えない手探り状態で、
「分からないことは尋ねなさい」
と言われても戸惑うだけ。そもそも、間違いが何か分かっていれば、自分で修正できますよ。

では、どうするか。

指導力のある人物ならば、不透明な壁越しですら、中の様子を的確に把握できることでしょう。新人が何に迷っているのかをつかみ、少ない知識でもミスを繰り返さないように、内円を操縦することができるのです。

でも、現実には、仕事の能力はあっても教育する能力はないことがほとんど。仕事能力が下手にあるものだから、指導力が自分にないかもしれないという可能性に思い至らず、新入社員がミスをするたびに、ガミガミと怒り、それが指導だと思い込むのです。

それは、下表のうち、AとBによって生ずるミスを、発見しては取り除くという地道な作業です。

先輩社員にとっては、仕事をしているような気になりますが、ブラックボックスの内部構造を把握しようとせずに出力されたデータに一喜一憂するという、大変無駄な方法です。受け入れ側は自分たちが頑張っていると思い込み、新人はひたすらストレスがたまるという、お互いにとって不幸な方法です。

結局のところ、ブラックボックスである内円からAとBを取り除くという作業はうまくいかず、数年から数ヶ月後に内円が拡大するうちに内円と外円を隔てていた壁が薄くなり、やがて消え、新人の戸惑いはようやく収束することになります。


それを周囲は自分の指導力のお陰だと勘違いし、誤った指導法の再生産が行われていくのです。

指導力のある優秀な人材が社内にいなくても、内円の傾きのズレを、手早く修正する別の方法が、あります。

それは、ルーチンワークを定め、まずはそれだけを、徹底的に叩き込む、それ以外は覚えさせない、というものです。

一般的な会社の仕事というのは、8割がルーチンワークであり、2割がイレギュラーな仕事となります。新人にとって、この区別が大変難しいのです。どれが「よくあること」でどれが「滅多にないこと」なのか分かりません。

ところが、教える側は、「ルーチンワークはいずれ覚えるだろう」と思っているために、あまり身を入れて教えません。逆に、イレギュラーなことがあると、
「滅多にないからこそ、この機会に教えておかなくては」
と思って、一生懸命に教えようとします。

でも、これは逆効果です。知識を修得するまでは、ある程度の時間も労力もかかります。覚えては忘れ、また覚えることの繰り返しです。

だから新人には、まず、完全に身につけておかなくてならない基本的なことだけをひたすら覚えさせます。身体に叩き込むのです。

図で言えば、CとDを完全に叩きこむということでしょうか。

Bには絶対にやるべきことであるCの一部が紛れ込んでいますし、Aには絶対にやってはいけないことであるDの一部が紛れ込んでいるので、それだけを、徹底的に正しい位置へ変えてしまうのです。

そして、それ以外のイレギュラーなことについては、今は覚えなくてもいいよと捨てさせます。ノートを取らせはするものの、覚えなくても失敗しても決して叱ってはなりません。あくまでイレギュラーなことであり、今はまだ覚えなくてもいいことを強調し、新人を安心させます。CとDを完全に叩きこむことを、何よりも優先するのですね。これが遠回りのようで、即戦力のある新人を即成する一番の方法でしょう。

ルーチンワークはコンパクトなマニュアルとし、それ以外のイレギュラーなことについては周りが徹底的にフォローする、というのは、考えてみれば至極当然のことです。しっかりした会社ではどこもやっています。大手はその点、しっかりしているところが多いです。

残念なことに、中小企業にはこういう当たり前のことが分かっていない人々が、あまりに多く、覚えの悪い新人をバカにして愚痴を垂れます。こうして多くの新入社員が周りの理解を得られず、潰されていきます。

新人が「分からない」ことが分からないのは当たり前。それを把握出来なければ、自分たちの能力不足だと考えて、せめて、徹底的に今の仕事の基本的な部分をマニュアル化するという作業をするなど、是非自分たちのあり方を改めて欲しい、と思う次第です。

2014年4月10日木曜日

元ミス・インターナショナルの吉松育美が、慰安婦に謝罪しない人々を批判

元ミス・インターナショナルの吉松氏が、ストーカー被害に遭っている件について、以前記事を書いたことがあります。

★ ミス・インターナショナルの女性が脅迫されていると世間に訴えている

バーニング系の芸能事務所の横暴ぶりはよく聞いていましたから、吉松氏の訴えにも理があると思い、何らかの形で応援していきたいとかねがね思っていましたが、その気持は下記ニュースで雲散霧消しました。

★ 「慰安婦に謝罪する必要ないという考えは恥ずかしい」 ミス世界一・吉松育美さんの発言に批判殺到
吉松さんは14年3月29日(現地時間)放送のCBSラジオ「Women's Media Center Live with Robin Morgan」に登場、世界的に有名なフェミニスト・Robin Morgan氏と英語で対談した。
吉松さんが力を入れている「ストーカーゼロキャンペーン」について、安倍晋三首相の夫人・昭恵氏が協力してくれているという話から、Morgan氏が、安倍首相がいわゆる「従軍慰安婦」に謝罪する立場を取っているのは昭恵氏の働きかけによるものなのかと、「sexual slaves(性奴隷)」という言葉を使って吉松さんに質問した。
吉松さんは「そうだと思います」と答え、「Japanese right wing(日本の右翼)」の中には、「慰安婦は売春婦だったので謝罪する必要はない」という意見も出ているが、生き残った慰安婦の証言を聞くとそうではなかったという意見もある。日本人としてこうした(謝罪の必要はないという)コメントを恥ずかしく、また謝罪することが問題とすら考えられているのに憤りを感じるなどと語った。
私はネトウヨと呼ばれる、中国人や韓国・朝鮮人への故ない差別を公然と行う輩が大嫌いです。以前、彼ら右翼たちと口論して、袋叩きにあったという深刻な経験もあります。

しかし、同時に韓国の立場のある人々が、故ない日本批判、事実を無視した捏造批判を繰り返すことや、中国政府が自国民へ政治的な迫害を行いながら、そのはけ口として日本批判を行うのには、ほとほとうんざりしています。

従軍慰安婦の件もしかり。戦時中に軍隊に帯同した売春婦の人々が、大変つらい目にあったのは事実です。しかし、それに謝罪しろ、と韓国人が声高に主張する時、元売春婦の方々への同情ではなく、日本を屈服させてやろう、という韓国人の主張が見え隠れします。そこに日本人の多くが反感を抱いています。

先日安倍首相が、
「筆舌に尽くしがたい、つらい思いをされた方々を思い、非常に心が痛む」
と予算委員会で述べましたが、同じようにつらい思いをした女性たち、戦後満州でロシア人にレイプされた女性たち、敗戦後にアメリカ兵からレイプされた数多くの日本の女性たちに、ロシアやアメリカの大統領から、何か一つ、謝罪の言葉があったでしょうか。

日本人は、戦争中・敗戦直後のことだからと、それに対して我慢をしてきました。国を上げて批判することはありませんでした。お互いの批判を続けていれば、そこに友好が生まれることは決してありませんから。

恩讐を乗り越えて友好を築く場合、ケジメとして謝罪し、しかし何らかの線引きが必要です。それが日韓基本条約でした。その後も、日本は村山談話、河野談話、などで謝罪を行っています。それを決して認めない人々に歩み寄ることは、おもねりというものです。

韓国で従軍慰安婦問題に対して積極的に謝罪を行っている日本人女性たちに、統一教会の合同結婚式で韓国へ渡った人々が多くいることはご存知でしょうか?

★ 慰安婦問題に関する安倍晋三の謝罪をめぐって
ところで、下は、「歴史問題を克服し、日韓の一体化を推進し続ける会 」に所属する和服姿の日本人女性たちが、慰安婦問題について謝罪している写真です。
多くの皆さんが既にご存知の通り、中央に映っている女性は、江利川安栄という統一教会の日本支部に当たる日本統一教会の第7代会長の方であり、他の女性たちは韓国に嫁いだ統一教会の日本人信者の方たちです。
統一教会というのは霊感商法で日本人から大金を巻き上げたカルト宗教ですが、ここがどのように日本人信者を隷属化してきたかご存知ですか?

彼らは主に先祖の因縁を言い立てるのですが、時には日本人の罪悪感を責め立てるのです。
「あなた方日本人は韓国へ大変な迷惑をかけたのだから、謝罪の気持ちとしてもっと韓国に尽くさねば駄目だ」
と言って、カネを吐き出させてきたわけです。相手を屈服させるために、相手の欠点を執拗に責め立てるという手口は、相手を支配しようとする人がよくやる手です。

こういう様々な背景があることは、少しでも調べれば、分かるはず。日本の代表として国外で活躍する立場ならば、日本が今、諸外国との間でどのような問題で苦しんでいるのか、勉強するべきことです。

ミス・インターナショナルといえば、日本のある意味、顔として活動する必要があるのに、安易に日本批判に同調するこの吉松という女性に、ガッカリしました。

彼女を応援していたのは、実はネトウヨと呼ばれる人々にも大勢いました。ネトウヨの掃き溜めと呼ばれているサイトに「中国・韓国・在日崩壊ニュース News.U.S.」というものがあります。中国や韓国への根拠のない批判を垂れ流すクソのようなサイトですが、このサイトですら、吉松氏のことを応援した記事を書いていました。

★ 【関東連合】谷口元一による吉松育美さん恐喝事件、世界中のメディアで大々的に報じられる!!!  ⇒ なのに、日本のマスゴミは一斉に報道規制・完全に黙殺…産経新聞ですらもダンマリ 在日芸能界ヤバすぎだろ… 2ch「マジで海外では結構大きなニュースになってるよ」「なんで日本のカスゴミは総無視状態なの?」「ここまで酷い事になってたとは」「朝日も産経もみんな同じ穴のムジナなんだよ」

しかし、こういう軽率な発言をした以上、吉松氏を応援しようというネット民は、半減するでしょう。

その上、彼女は批判を浴びたことに対して、次のような稚拙な言い訳をしています。

★ お詫び
先日のCBSラジオでの一部翻訳により皆さんに誤解と混乱を招いた事をお詫び申し上げます。みなさんが参考にしている翻訳は応援して下さる日本の方々が分かるようにとボランティアで第三者が作成したものであります。(中略)しかし、言葉とニュアンスの違いにより誤解を招くような表現となっていたため私からもお詫び致します。
この時の発言とは、下記のようなものです。
 Yes, I think so. And well...it seems that the opinion of some people in the Japanese right wing is that,"These women were common prostitutes and all 80,000 to 200,000 of them. So they are not owned an apology". But the testimonies of the women who survived, provide them wrong. And as a Japanese, I am embarrassed and ashamed of these comments. And as women, I am outraged that apologizing is even an issue.
(日本語拙訳:はい。私もそう思います。そうですね……日本の右翼の一部の人々の意見では、8万人から20万人と言われる従軍慰安婦は皆、プロの売春婦であるから、謝罪されるべきではないのだそうです。でも、生存している女性たちの証言は、彼ら(右翼)が間違っていることを表しています。彼ら(右翼)の主張を、日本人として、私は恥ずかしく、残念に思います。そして女性として、謝罪するか否かが問題となっていること自体に対して憤慨しています)

誤解のしようがありません。彼女は、日本が過去に植民地支配について謝罪をし、河野談話などでさらに踏み込んだ謝罪をしているにも関わらず、韓国が執拗に日本に謝罪を求めている異常性を無視し、日本批判に同調してみせたのです。

これを、
「みなさんが誤解したのは日本語の翻訳のせいだ」
という下手な言い訳で言い逃れようとする吉松という女性の姿勢に、大変嫌なものを感じます。私は音源を聴き直し、直訳しましたが、同じようなことができる人々は大勢いるでしょう。

「そこまでしないだろう、できないだろう」
という侮りがなければ、
「たくさんの日本人が誤解しているのは誤訳のせいです」
という愚かな言い訳は出てきません。

2014年4月9日水曜日

小保方晴子の記者会見を観た

本日、"STAP細胞論文捏造疑惑"の張本人、小保方晴子女史の記者会見がありました。まずは、彼女の勇気に拍手を送ります。

記者会見を観ましたが、やや上ずりながらも堂々とした自己主張を繰り広げました。詳細を知らなければ、思わず、
「彼女はシロだろう」
と思ってしまったほどです。

しかし、これまでの報道、彼女の何が問題だったのか、逐一追い続けた身にとっては、逆に、
「人間、こうも堂々と嘘をつくことが出来るのか」
と、感心することとなりました。

「Nature」という一流科学雑誌に載ることが、科学者にとってどれほど名誉なことなのか、文系の私ですら知っています。ミスによって画像を取り違えた、と彼女は主張しますが、それが一枚や二枚ならばともかく、10枚近く取り違える、ということは、論文を何度か見直せば、あり得ないことです。

パソコン上の写真フォルダの整理が乱雑で、彼女が取り違えた、という可能性はもちろんありますが、少なくとも、大学で博士論文を書いた時に使った写真とは、区別できるようにしているはずでしょう。時期も研究課題も、異なるのですから。

それが入り混じったのが故意でないとするならば、彼女の脳が、時間観念や記憶力という点で大きな問題を抱えているということになるでしょう。それならば、たとえSTAP細胞が本当にあったとしても……彼女の精神疾患を疑う必要があります。

もしも精神疾患だとしたならば、それは彼女のせいではありません。家族のケアを受けながら、彼女に合った仕事を今後は斡旋する必要があるでしょう。

私はこれまで、彼女が破廉恥な人間で、故意に捏造をくりかえしてきたのだと考えてきましたが、本日の凛とした態度を見ますと、彼女自身、STAP細胞を発見したのだという強い信念を持っているのは間違いないようです。

しかし、同時に彼女は、博士論文の実験結果画像として、コスモ・バイオ社HP画像をそのまま利用するような人間なのです。大胆不敵な盗用と、強い信念が同居するのは、泥棒か狂人だけでしょう。

2014年4月8日火曜日

振り込め詐欺や勧誘電話には「通話録音装置」を電話機に設置する方法が有効

振り込め詐欺についてこれだけいろいろ報道されていても、被害を受けるご老人は、いまだ多いようです。

その要因の一つに、
「老人は耳が遠いが、そのことを認めたがらない」
という悲しい事実があるように思います。

相手が何を言っているのかはようやく分かるが、誰の声なのかまでは、明確には分からない耳が遠くなれば誰もが通る道ですが、これが電話口ならば、なおさら。そのことを知られるのは、恥ずかしく、愛する子供にもなかなか伝えられないのでしょう。振り込め詐欺犯は、そこにつけこんできます。

身体機能はどうしても衰えるものです。それならば、それを補うハイテク機器で予防する必要があります。そのために最適な製品が、近年販売され、大きな話題となっているそうです。

「通話を録音します」。発信者に音声で事前警告する通話録音装置を固定電話に設置することで、金融投資の押し売りなど悪質な電話勧誘を大幅に減少させられたことが消費者庁の調査で分かった。
これはいい発明です。今やどの固定電話にも設置されている留守電には、通話中の音声は録音されません。通話が録音されれば、様々な犯罪の証拠になります。

最近は高齢者を狙った高額投資の勧誘も増えています。それだけではなく、生命保険や家のリフォームなど、老人の貯金を狙ったセールスは頻繁にかかってきます。その際に、録音さえしていれば、後で子供が内容を確認して、文句をつけることだってできることでしょう。

(親のために、いつか買ってやろうかな……)

そう思いながら調べたところ、いくつかの商品がヒットしました。

★ 【警視庁様共同開発商品】振込め詐欺見張隊 たいへんだぁL-FSM-TD【警視庁様共同開発商品】振込め詐欺見張隊 たいへんだぁL-FSM-TD
振り込め詐欺防止用に特化して作られた製品です。30時間の通話、あるいは1000件分の通話に対応しています。別売りのSDカードで音声を取り出せますし、フリーソフトで声紋分析も可能です。

これが一番理想的でしょうが、70歳を越えたお年寄り専用かもしれません。よく電話をする話好きなお年寄りにとっては、面倒くさく思えるのではないでしょうか。

友達から、
「あんたのところに電話したいんだけど、録音されていると思ったら電話かけづらいのよ~」
と言われれば、友達を失うのが寂しい老人からこの機械は取り外されてしまうかも。結果、いざというときに役立たなくなる可能性もあります。

★ パイオニア 通話録音装置 ホワイト AF-CR1000-W
パイオニア 通話録音装置 ホワイト AF-CR1000-W

安心のパイオニア製です。様々なメーカーの電話機にとりつけることが可能で、10000件近くの通話を録音可能です。

この機械は事前に警告されるわけではないため、前述の製品に比べると、予防としては弱いかもしれません。逆に、相手に気取られずに録音できるという点で、相手を油断させることが可能ですし、友人間の無用なトラブルを生むことはないでしょう。

こそっと録音しておいて、なにか問題が生じたときに、
「これまでの通話は、すべて録音しています」
と言えれば、大きな切り札となることでしょう。

地縁血縁が薄くなっている昨今、社会から引退した老人にとって、頼れる人が遠方にしかいない、というケースが増えています。通話録音装置は、これからの社会の必需品になっていくかもしれません。

2014年4月7日月曜日

東京都の家探しのポイント 引っ越し・転居では、これが大切

東京で/に引っ越しするために ~家を選ぶ基準~」という記事で先日触れたとおり、年末から年始にかけて引っ越しでバタバタしておりました。ようやく新居に落ち着きましたものの、まだネットにつながっていないために、最近更新が滞っています。

それにしても、何度も引越しているはずなのに、数年も経つと、いろいろなことを忘れてしまいますね! 引っ越した当初に感じた「不便だな!」という感覚は、数年も経つうちに失われてしまうのです。

「慣れれば気にならなくなる程度ならば、大したこと、ないんじゃないの?」

……そうかもしれません。
しかし、人間は我慢強い動物。多少の困難には慣れるものの、それが不便であることは変わりはなく、ただそれに、目をつぶっているだけなのかもしれません。ストレスは少しずつ蓄積し、余裕が失われ、ちょっとしたことで怒りっぽくなる人もいることでしょう。

今回選んだ新居に、大変満足しています。その経験を踏まえ、家探しのポイントとするべき点を、主に東京都内の人向けに、覚書としていくつか挙げてみたいと思います。

1.やっぱり駅から近いのが一番!

駅から5分圏内に住むことになりました。これが思った以上に、快適です。

「部屋の広さ」「家賃」「築年数」などにもこだわって探してきましたが、実際に見つけた部屋は、当初の条件を満たしていませんでした。

でも、それを補って余りあるのが、「駅に近い」ことによる快適さです。

東京は鉄道網が発達しており、たいていの移動は鉄道で間に合います。そうしますと、1日のうち、通勤、通学で鉄道を利用する時間がとても多いのです。

そう考えますと「駅近」は、大変重要なポイントです。他を多少妥協してでも、「駅から近い」「職場や通学先から近い」家にこだわるのは大切だと思います、徒歩10分圏内を選んだほうがいいのではないでしょうか。

2.家を探すのならば、2月から4月、あるいは9月などの転居シーズン

引越しシーズン以外の時期は、掘り出し物があまりありません。私、去年の11月から少しずつ不動産屋を見て回っていました。しかし、ある程度見回りますと、それ以上にいい物件は、ほぼ見当たらなくなりました。

考えれば当たり前で、まともな人物が、
「これこれこういう条件で部屋を探しています」
と不動産屋にやってくれば、不動産屋も商売です、早く部屋を決めてほしいため、手持ちのデータの中でそれに適合した、もっともいい物件を紹介していくものです。繁忙期には、とにかく機械的に、どんどん取引を成立させていくことが、売上を上げる一番の方法ですから。

そうしますと、物件データにいつまでも残っている物件は、何かしら問題があるものがおおいのです。だからシーズンオフになっても売れ残ってしまうのです。

例えば「駅近」を謳いながら実際は徒歩で20分以上あったり(道が曲がりくねっていて思った以上に時間がかかるケース)、南向きでも民家に囲まれ日当たりが悪かったり、共同スペースに階下のクリーニング屋の業務用機器がところ狭しと置かれて大変汚かったり、隣の家に大変うるさい住人がいたり、窓が駐輪場の真ん前だったり……まあ、いろいろとあるものです。

金銭的に余裕があるならば、家賃が高いところを選べばいいでしょう。そうでなく、掘り出し物をみつけたいのならば、人々が転居するシーズンがいいと思います。

3.部屋が新しいとノンストレス

今回、前回と、築浅の綺麗な部屋を選びました。その前に住んでいた築30年以上の古い部屋に比べると、ゴキブリなどの虫の心配をしなくて済むので、ホッとしています。

日本はかつて、台風や地震が多かったために、庶民の民家は「建てやすく壊しやすい」という観点で建てられてきました。

一言で言えば、安普請。特に、高度経済成長時代までに建てられた物件にはその傾向がまだ残っています。

それに比べますと、ここ20年以内の物件は、何十年ももつことを考えて設計されているものが多いように思います。材質が長持ちするよう、それなりのものが使われているのでしょうね。耐震性能も大幅に上がっているようですし。

家賃を抑えようとすると、ある程度の妥協が必要でしょう。しかし、せめて平成以降の物件にこだわった方がいいかもしれません。

4.家電製品は、家を選んだら、すぐに買え!

ようやく家を選ぶと、そこでホッとして、休みたくなるものです。
「家電製品は、引っ越しが終わってからゆっくりと選ぼう」
とか考えてしまう人、多いと思います。

でも、繁忙期に引っ越した場合ですと、これはアウト。特に冷蔵庫。繁忙期には届くまで時間がかかります。ヘタすると、2ヶ月待ちということだってあり得ます。まだ春先ですからいいものの、これが夏場ですと悲惨でしょう。

・冷蔵庫 ・掃除機 ・洗濯機
は、早めに買っておくことをお勧めします。




以上、これから家探しする人の参考になれば、幸いです。





2014年4月1日火曜日

『笑っていいとも!』が終わった


昨日、『笑っていいとも!』がグランドフィナーレを迎えました。大勢の人々と感動を分かち合いたくて、昨夜は新宿アルタ前に行ってみたのです。

大勢の人混みで歩けないほどだろうと踏んでいたのに、思ったほどは混んでいません。写真では大勢の人で賑わっているように見えますが、土日の新宿ならもっと人が多いので、拍子抜けしました。

ワールドカップ並の混雑を予想していたのに。

アルタビルの液晶大画面の向こうのギャグは冴え渡っていました。タモリやさんまがボケるたびに、私はクスクスと笑います。しかし落ち着いて周囲を眺めると、周りの10代から20代の人々は、画面の向こうほどの盛り上がりを見せず。中にはスマートフォンをいじっている人が、チラホラいます。

せっかく新宿前まで来て感動を分かち合いたくても、周りの10代や20代の関心が、携帯の向こうとテレビの向こうを行ったり来たりするのが悔しくてなりません。あのタモリの最後の『笑っていいとも!』だというのに!

私と同年代は周りにほとんど見かけず。タモリやさんまに夢中なっていた30代から40代の人々は、仕事が忙しくてテレビどころじゃないんでしょう(家でゆっくりとテレビを観ているのだったら良いのですが)。

時々私と同年齢の人が通りかかりますが、画面を見上げ、一瞥して素通りしていきます。笑ってる場合じゃないのかもしれません。

テレビの向こう側と、我々視聴者との間の温度差が、そこにはありました。

私にとっては間違いなく面白い話ばかり。ダウンタウンととんねるずの絡みには感動しましたし、ネットの笑いを取り込もうとする彼らの努力にも感心しました。

とはいえ、彼らのやっていることは、もはや伝統芸能ですね。さんまのことをよく知っているから、彼が口に自分でガムテープを貼るだけでおかしくなります。タモリがニヤリとしただけで彼が何を考えたか分かった気がして、苦笑します。松本がしつこく同じギャグを繰り返す「天丼」という技法に食傷しつつ笑い、木梨の無茶振りにハラハラします。彼らを知っているからこそ、彼らのキャラクターの醸し出す雰囲気だけで可笑しくなるのです。

しかし若者はそれでは笑えないのかも。芸人と共に時間を過ごした者だけに許される笑いは、ハードルが高いのです。ちょうど、私が子供の頃に落語を聞いて笑う年寄りたちを理解できなかったように。

時代はいつの間にやら、変わろうとしています。それを感じて、感動を分かち合うためにやってきたはずなのに、逆に寂しくなりました。