2013年7月31日水曜日

浮気するバカ あおるバカ 信じたバカは 陰で泣く

昨日は有名人の離婚のニュースが立て続けに入ってきた。まずは、お笑い芸人たむらけんじの離婚のニュースから。

★ “子煩悩パパ”たむけんが離婚
「ちゃ~」のギャグでおなじみの人気お笑いタレント、たむらけんじ(40)が、別居中だった一般女性の妻と今月中旬に離婚したことが29日、分かった。(中略)たむけんは昨秋の週刊誌で離婚騒動について激白し、別居理由について「僕の糸が切れてしまって家に帰らなくなった。ケンカを子供に見せるのがイヤで…」と1男2女の父としてつらい胸中を告白。
別居の理由は彼の浮気だという。
★ 吉本芸人・たむらけんじが別居から離婚成立!!
たむけん夫人が本紙に激白した。兵庫県内の自宅でインターホン越しに「あまり詳しいことは言えないので」と最初は言葉を濁しながらも、感情を抑えきれなかったのか「(たむけんが)勝手に出て行ったので」と、別居を認めたうえで、「女性のところ? そうでしょうね」とついに浮気に言及した。
そして『ブラックジャックによろしく』や『海猿』を描いたことで知られる漫画家の佐藤秀峰も離婚した。これも彼の浮気が原因で、しかも浮気相手が妊娠していたという最悪の幕切れだった。

★ 佐藤秀峰×佐藤智美 「離婚インタビュー」前編
秀峰: では、まずは離婚の原因からお話いただけるでしょうか?もちろんお話しできる範囲でかまいません。文章は必ず掲載前にご確認いただきますので、言い過ぎたところや言い足りなかった部分は後から修正もできます。ざっくばらんにお話いただければありがたいです。
智美: 了解です。そうですね、離婚の原因は簡単にいうと配偶者の不貞行為です。
私ではない女性を妊娠させてしまったとのことで、元夫から突然告白されました。
上記の記事はセルフインタビューで、秀峰氏が元妻に離婚原因を赤裸々に語らせ、それをウェブ上で(記事後半は有料で)公開するという手法を取っている。

それにしても、この手のニュースを聞くと気分が悪い。

浮気をする男の気持ちは理解できる。男は愛情とは別に、動物的な性欲を持っている。獣のような欲求を感じて理性が働かないくなる男の気持ちは分かる。

でも、同時に浮気された者がどれほど悔しく、苦しいかも分かっている。私は彼女から浮気されたことがある。信頼していた人から裏切られることほどつらいものはない。せっかく出会い、この人と一生を共にしようと思っていた相手が、自分以外の異性と結ばれていたことを想像しただけで身の毛がよだつ。

思えば世の中には浮気や不倫を煽る物語が多すぎる。普段のドラマ、週刊誌、コンビニに置かれたマンガ、携帯サイト、アプリ、SNS……様々な場所に浮気を煽る情報があふれている。

また、芸能界や出版業界などでは綺麗な女性が数多く働き、酒席を共にする機会が多く、深夜遅くまで一緒に働く機会が多いので、浮気や不倫にはしる人々が多い。目立った場合はこのようにマスコミに取り上げられるけれども、陰で密かに葬り去られたこの手の話は、そこら辺にゴロゴロと転がっている。

たむけんも佐藤氏も、不倫を煽る情報に触れ、業界の雰囲気に知らず知らず当てられて、過ちを犯してしまったのかもしれない。彼らは一生、後悔するのだろう。

人を信じ続けることは難しいことだ。それでも人を信じて、信じられた時の安心感は何者にも代え難い。困難を乗り越えてでも続ける勝ちはある。

心とは揺れ動く。一人の人を何十年も愛し続けることは難しいことなのだろう。それでも、自分を愛してくれた人がいて、その人を生涯愛することを決めたのならば、決してその人を泣かさないようにしたいものである。

2013年7月30日火曜日

線香花火のそれぞれの特徴

花火といえば夏の風物詩だ。隅田川の花火大会は残念な結果に終わったけれども、これから夏本番、日本中のいたるところで花火大会が行われる。夜空に咲く花火を見ると、日常を忘れ、暑さを忘れる。今年も一度は花火大会に出かけたいものだ。

ところで、もしも家族で花火を楽しむならば、花火セットを買うのもいいだろう。でも、線香花火だけを楽しむのもまた乙なものだ。

華やかさはない。だが、じっと線香花火が火花を散らす様を眺めると、時が凝縮したような不思議な感覚を覚える。

この線香花火、関東と関西で違いがあるそうだ。

★ 線香花火には、実は関東と関西で違いがあった?!
線香花火のルーツは関西地方。ワラスボ(干した稲を束ねたもの)の先に火薬をつけ、それを香炉に立てて火をつけて遊んでいたことが始まりとされています。米作りが盛んでワラが豊富にあった関西地方では、ワラスボの先に火薬をつけただけのシンプルな「スボ手牡丹」と呼ばれる線香花火が、300年以上形を変えずに親しまれてきたのだそうです。
そして、この「スボ手牡丹」のワラの部分を紙に代用したのが、紙すきが盛んだった関東の線香花火「長手牡丹」。一般的に日本人がイメージする、紙製のカラフルな持ち手の線香花火です。紙で作ることができるので、スタンダードな線香花火として関東から全国へ広がったといわれています。
以前、西の方に住んでいたことがある。そこでは「スボ手」と呼ばれる葦の先に黒色火薬がついたものが確かに主流だった。

今住んでいる東京では、「長手」と呼ばれる和紙で包まれた線香花火が一般的である。これとスボ手を比べた場合、実用的なのはスボ手である。和紙は持っている最中に風でふらふらと揺れ動くために、長手は火が落ちやすい。その点、スボ手は見てくれは悪いものの、しっかりとしているために多少の風でも保持しやすい。

さて、上記記事では、日本で線香花火を作っているのは三社だけだと書かれていた。それはいったいどこなのだろうと、少し調べてみた。
  • 筒井時正玩具花火製造所……福岡県みやま市
  • 三州火工………………………愛知県額田郡幸田町
  • 群馬火工製造所………………群馬県北群馬郡吉岡町
線香花火にはそれぞれ、特徴がある。

筒井時正玩具花火製造所の線香花火は、花が大きく遠くまで散るのが特徴。玉が落ちてからもしばらく火花を散らせ続けるところが風情がある。


三州火工の線香花火は、いろいろな方向へバランスよく交互に火花が散るのが特徴。上記の線香花火よりも、燃えている時間は長い。火球も大きく、大きく膨らみポトリと落ちる。


最後の群馬火工製造所の線香花火は、現在オンライン上では取り扱っていない。メディアで紹介されたところ、あまりに美しく、注文が殺到し、オンラインでは注文を捌ききれず、ついにはオンライン注文を取りやめ、FAXのみの注文しか現在は受け付けていない。

火球から発せられる火花は大きく広がり、直径30cmにもなるという。まさに国宝級の線香花火なのである。

★ 線光花火ひかりなでしこ 商品ラインナップ

線香花火ごときに千円も出すのに躊躇うかたも多いだろうが、感動という点で言えば、1人で映画に行った以上の感動を、この花火で得られるのだとしたら、それだけの価値はある。

今年の夏は、線香花火のみを楽しんでみてはいかがだろうか。

2013年7月29日月曜日

松本人志がビートたけしを超えられない理由

先月終わりに定食屋に夜寄ったところ、「松本人志のすべらない話」をちょうど放映していた。

あまりおもしろくなかったのだが、その後ネットで私が観た番組の視聴率が発表されていた。案の定、視聴率が低く、その低さが話題となっていた。

★ 『松本人志のすべらない話』打ち切りか 過去最低視聴率を記録

私だけではなく、誰もがおもしろくないと思っていたようだ。

ビッグ3と言われるお笑い芸人がいる。ビートたけし、タモリ、明石家さんまのことだ。その2番手に当たるのが、ダウンタウン、とんねるず、ウッチャンナンチャンだろう。

ビートたけしの毒舌を受け継いだのがダウンタウンだとしたら、明石家さんまの万人受けする笑いはウンナンとかぶるものがあるだろうし、タモリのフジテレビ系の笑いの後継者はとんねるずではないか……とある時私は友人に言ったが、
「こじつけ過ぎ」
だと言われた。たしかにタモリの後継者がとんねるずというのは無理がある。私は反省した。

それはともかく、最近この2番手のコンビグループの内、とんねるずとダウンタウンの失速の話題をよく聞く。ビッグ3が相変わらずの安定感なのと対照的に。

老いてますます盛んなビッグ3と、2番手のコンビグループとを比べると、1番手にあって2番手に欠けているのは教養の差なのではないかとふと思った。

教養は、過去の知識の集大成のことであり、それが各個人の人格に結びついている必要がある。

教養がある人間は、必然的に寛容になる。様々な文化があり、それぞれがどれも尊く、面白いと思える感性。これを獲得することが教養であるから、たけしの映画は残酷に見えて、とても優しい。

人間のエゴとかプライドとか、くだらないことに血道を上げる人々の存在をバカにしつつも、
「そういう生き方もあるよね」
とどこかで肯定できるということ。たとえ自分とは異なる生き方であっても、それを許せること。それが教養の有無なのではないか。人間なんてそんなものという諦観と、だからこそ面白いんだという開き直りがペーソスを生む。

ところがたとえば松本人志なぞは、自分が許容できないものは、
「おもしんないものはおもしんないんじゃ!」
と言って言下に否定するだろう。

若い人間は既存の権威に否定的だから、そういう狭量さを歓迎するけれども、読者が年をとってくると、家族ができて、それなりの社会的地位を得て、やがて今の社会を否定するよりも肯定しながら生きることを選ぶようになる。このときに求めるのは、優しさであり哀愁である。そのときに共感できるのは、教養ある人間の持つ悠然とした態度だ。

たけしもタモリも高学歴だし、本を読んでいることがその言葉の端々からうかがえる。さんまは睡眠をほとんど取らずに映画やスポーツ観戦をして、膨大な知識を所有していることがよく知られている。彼らに比べると、2番手の3グループには、バックボーンとなる高度で広範な知識にやや乏しいように思われる。

ただ知識があるだけではなく、その知識をふとひけらかしたときに嫌味にならないことも必要だ。それには相当の技術が必要で、ビッグ3にはその技術があるけれども、3コンビにはそれが見えない。

たけしの映画がヒットするのにダウンタウンの映画がこけるのも、そのあたりに原因があるのではないかと、先日の「すべらない話」を思い出しながら考えてみた。

2013年7月28日日曜日

ベビーパウダーが原因で卵巣がんになる?

ベビーパウダーが原因で卵巣ガンになる、という信じられないニュースを読んだ。

★ 日常的にベビー・パウダーを使用している女性は卵巣がんになるリスクが高まる
体をサラサラに保つため頻繁にベビーパウダーを使用している女性は、卵巣がんになるリスクが24%アップするというのだ。(中略)今回改めて卵巣がんとの関係を指摘したのは米ボストンにあるブリガム・アンド・ウィメンズ病院の医師たちだ。8つの論文をメタ分析(研究の統合及び研究評価の実施)し、8,525人の卵巣がん患者とがんを発症しておらず、日常的にベビーパウダーを使用している9,800人の女性を比較検証した結果、前述のデータが導き出された。
おいおい、これは大変なことですよ。子供にベビーパウダーを使用する人は多いと思う。子供は汗疹ができやすい。だからベビーパウダーをつけることは当たり前のように行われていると思う。それが、もしや、将来の卵巣ガン患者予備軍を作り出しているとしたら、とんでもない話だ。

ところが、記事をよく読むと、からだの他の部分に使用するには問題ないという。では、どこに使用することが卵巣がんの遠因となるというのか? え? 生殖器?
但し注意すべきは生殖器部への使用であって、体の他の部位に使う分には心配ないという。
つまり、女性器に直接ベビーパウダーをつける女性がアメリカには多いということなのだろう。

大方の日本人は、やや引くのではないだろうか。男性で言うと、男性器だとか金玉に直接ベビーパウダーを塗るようなもの。気持ちはいいだろうが、絶対体に悪いだろうと思って躊躇する行為ではないか。……で、案の定、卵巣ガンだ。

自業自得、という言葉もかすめたが、まさか卵巣ガンになると思ってベビーパウダーを要所に塗っていた人もいないだろうから、それは言い過ぎかもしれない。それにしても、デリケートなあの部分に化学薬品を直接塗りこむという行為は、あまりに軽率にも思える。

なお、この研究結果を発表したブリガム・アンド・ウィメンズ病院という名前にひっかかる。もしやモルモン教の関係機関ではないかと疑ったのだ。

モルモン教の創始者はブリガム・ヤングといい、ユタ州にはその名を冠した「ブリガム・ヤング大学」がある。レベルの高い教育機関ではあるものの、関係者以外からは好感は持たれていない。日本で言えば、日本で言えば創価大学のようなものか。そして、モルモン教は科学物資の接種に否定的でもある。

だが、調べてみるとボストンの名門中の名門、ハーバード大学病院の本院であり、ピーター・ベント・ブリガムという人物が創立した病院であり、モルモン教とは無関係だった。顔面を大怪我に寄って損傷した人の整形手術でも定評があるという。

★ 米国初の全顔面移植術

彼らの研究結果は信頼に足るものだと思うので、ベビーパウダーはできるだけ、粘膜には付着させないほうがよろしかろう。
薬用ベビーパウダー ( 弱酸性 ) PKパフ ( 医薬部外品 )

2013年7月27日土曜日

パンフレットに写り込んだ心霊写真と「あんでるせん」

昔は心霊写真が花盛りで、今よりも身近だった。テレビで特番を行っていた影響はあるにしても、夏には書店で心霊写真集がたくさん並ぶのが当たり前だった。

それが今ではどうだ。夏だというのに、書店には心霊写真の特設コーナーが設置されることはまずない。オカルトへの風当たりが強いとしても、やや残念に思う。

そもそも、これだけ携帯が普及して、日本人の成人が一人一つ、カメラを持つという有史以来の出来事が進行中なのである。心霊写真が撮影上の"バグ"だとしたら、これだけ写真を撮る人が増えたのだ。心霊写真の数が増えてもおかしくないのに、あまりそういう話もきかない。

なぜだろう?

フォトショップの存在
フォトショップで、誰でも写真を自由に加工できるようになった。生写真と加工した物の区別がつかなくなったために、それが本物なのか作り物なのか誰も分からない。結果、写真自体への信頼感が揺らぎ、キワモノ中のキワモノである心霊写真の存在などは、誰も信じなくなったのではないか。

デジタルカメラの存在
フィルムというのはデリケートなものだ。ある程度の年齢の人ならば、高校時代に暗室で作業する写真部員の姿を覚えているに違いない。彼らが暗室管理に神経質だったのは、ほんのちょっとしたミスで印画紙が光に反応して写真が駄目になることがよくあったからだ。

二重露出によって、印画紙に別のフィルムの映像が一部写り込むことが多々あり、それが心霊写真と言われるものの大体の正体だったという。それがデジタル化されたために、そのようなミスが今では生じなくなってしまった。

もっとも、時にはこの写真のように、現代でも心霊写真が生まれることもありうる。
このカメラマンがフィルムを使って撮影した可能性もあるが、もしかしたらデジタルカメラでもこの手の写真は出来てしまうのかもしれない。

★ 学園案内パンフレットに写った心霊写真に学校側が緊急回収 ((( ;゜ Д ゜)))

ちなみに、心霊写真を観て現実を疑うことはないものの、以前、目の前であまりに凄まじい秘密を魅せつけられて、常識がグラグラと揺れ動いた経験がある。それが、長崎の川棚という町にある「あんでるせん」という喫茶店に行った時のことだ。

噂を頼りにここに行って、目の前で爪楊枝がテーブルから飛び上がって空中を回り始めたときの衝撃は未だに覚えている。種も仕掛けもあるはずなのに、まったく見破れないこのもどかしさ。本当に凄いものを観ると言葉が出なくなる。

そんじょそこらの手品とはレベルが異なるテーブルマジックを、たった1,500円で観ることができるのだから、お得だった。

よく、スピリチュアル肯定派のブログで「あんでるせん」を推奨する記事を読んで眉に唾をつけて疑う人も多いが、私のブログを読んでいただければわかるように、現在は不思議なものからはやや距離を取るというスタンス。その私が、あまりの凄さに感動したのだ。

今年の夏休み、九州を旅行するのならば是非とも行ってほしい。

なお、予約が必要で、その上当日予約しか受け付けていないので注意が必要。朝8時から受付開始となるのだが、混み合ってなかなか電話がつながらないので覚悟が必要。

★ あんでるせん 食べログ

2013年7月26日金曜日

メイドリフレで高校生を働かせちゃいけない

メイドリフレといえば、メイドの格好をした女性がマッサージをしてくれる店のこと。メイドカフェが秋葉原にでき、そのあとにメイドリフレなるものがオープンしたての頃にしばらく通ったことがあったが、最初は興奮した。

なにしろ、アニメの世界から抜け出たようなコスプレをしたメイドが給仕をしてくれるというメイドカフェのコンセプト自体に驚いていたのに、今度はそのメイドがマッサージをしてくれるのである。

ええ? そんなのありなの?

もちろんマッサージなので、性的サービスが行われている訳ではない。足をもんでもらい、肩をもんでもらうだけなのだが、年頃の女性に身体を触ってもらうことに、なんとも気恥ずかし思いをしたのを覚えている。

……あれから数年。時代は変わった。

★ 「卒業後は風俗、AVに流す」少女が食い物に…JKリフレの悪徳スカウト
 女子高生に風俗店まがいのサービスを提供し、問題視されている「JKリフレ」。警視庁少年育成課は今年に入り、18歳未満の女子高生らに個室マッサージをさせたとして都内17店を労働基準法違反(危険有害業務への就業)容疑などで一斉摘発した。だが、その後も減る気配はない。
「若い女性がマッサージをする」
というコンセプトが"受ける"ことを知った悪徳業者がリフレ業界に次々に参入。個室で女性に添い寝をさせたり膝枕をさせたり、女性に男性と密着させるようなサービスを次々に考案している。

私がメイドリフレに通っていた時に、彼女たちになぜそこで働いているのかを尋ねた。彼女たちはだいたい20代前半で、そのほとんどはマッサージ専門学校の生徒だった。

当時は、本当にマッサージの技術を持った人間でないと、マッサージはしてはいけない、という暗黙のルールがまだあった。それが今では、なし崩し的になっているようだ。

特に問題なのは、そこで女子高生たちが働くようになってきたということだ。

彼女たちは軽い気持ちでアルバイトしているのだろうが、見知らぬ男性と密着し、自分の性的魅力で男性からカネを受け取ることに心理的な抵抗感がなくなったら、そこから水商売や風俗業に堕ちていくのは火を見るよりも明らかではないか。そこから這い上がるのがいかに難しいか、彼らは知識でしか知らず、実感がないので、墜ちるためらいがなく、そして必ず後悔することになる。

チラシを道端でもらったので、女性を監視していた店主らしき人物に、
「未成年に男性と密着させるようなことをさせるのはおかしくないだろうか?」
と詰問したことがあったが、
「どんなことをしているか、実際に体験してから文句言ってくださいよ」
としらをきられた。

そのチラシを持って交番に行って、
「これって、条例かなにかで取り締まれないのでしょうか?」
と尋ねたが、
「私たちも対処のしようがなく、困っているのですよ」
と言われた。法律にも触れないため、取り締まれない、という返事だった。

「それでも、普通のバイトとは違いますよね。少女が男性に身体を密着させるという性的魅力でカネを稼ぐことを覚えてしまっては、彼女たちの人格形成に悪影響を及ぼします。良家の少女がこのアルバイトをきっかけに、風俗業界へと足を踏み入れる危険性もあるでしょうに」

この私の懸念に、そこにいた警官たちが一斉に笑うのである。
「それはありませんよ。こんなところで良家の少女が働くことはありません。だいたい、親に放任されたカネのない女の子たちばかりです。そんなもんですよ」
と諭された。実話である。

風俗業界とか水商売に女性を引き入れるために、数多くのスカウトと呼ばれる人々が暗躍していることをご存知の人も多いだろう。彼らはなんとかして、美人でスタイルが良い女性を見つけて、この業界に引き入れようと鵜の目鷹の目で探している。個室で二人っきりになり、密着しながら話のできるメイドリフレが彼らの草刈り場とならないわけがない。

未成年の女性を、見知らぬ男性と個室で二人っきりにさせるような場所で働かせてはならない。

メイドカフェは、もちろん水商売でも風俗でもなく、明らかな喫茶店だ。でも、メイドリフレはグレーゾーンにある。

「風俗とは違うから」
という理由で子供をメイドリフレで働かせている親御さんもいるだろう。でも、きをつけて。彼女たちを一刻でも早く止めさせた方がいい。

2013年7月25日木曜日

フェルミ推定では優秀な人材を獲得できない

……ということを、Googleが公式に認めたという。

★ Google「入社試験の“奇問”は時間の無駄だった」
グーグルの採用試験に行われているという奇問。これはフェルミ推定といわれるもので、「○○にボールはいくつ入るか」などの問題です。しかし、これについてグーグルは「奇問は面接担当者の自己満足だった」とし、その結果は効果が少なかったどころか「全くなかった」と述べていたことが明らかになりました。
これはニューヨーク・タイムズ紙が行ったグーグル、Laszlo Bock氏(senior vice president of people operations)のインタビューでの発言です。
フェルミ推定というのは、ざっくりとした数字を出すための考え方のことだ。日本には電柱がいくつあるのかとか、日本には何匹の猫が買われているのかといった、実際に調べることが困難な数字を知ることができる。それは、すでに知っている数字(日本の人口だとか電柱と電柱の幅だとか猫がだいたい一家庭に何匹買われているかなど)を手がかりにして論理的に推論を重ねて、できるだけ短い時間で計算するのだ。

学生時代にフェルミ推定の存在を知ったときは感動した。自分のまったく知らないことでもすでに知っている知識を積み重ねればだいたいの数を概算できるという、その魔法のような手法に感心したものだ。

この手法、Googleだけではなくマッキンゼーだとかボストンコンサルティングなどの採用試験でも採用されていると聞いていて、そうか、彼らのようなコンサルタントは、こういう推論を重ねて、難しい経営方針を打ち立てていくんだね、と納得したのだ。……でも、それをGoogleが否定したというのだから、穏やかではない。

Googleが採用していたから、似たような奇問難問を日本の企業でも一時期盛んに取り入れていた。これに学生が振り回され、一部の就職予備校では就職活動のためにクイズの解き方を教えていたという話も聞いたことがある。

それがムダだというのなら、採用担当者も学生もムダな努力を重ねてしまったということになるだろう。

ではどんな方法がいいのかといえば、過去にどのような問題(人生上の問題でもいいし、経験者ならば仕事上の問題でもいい)と向き合い、どのように解決していったのかを語らせること、なのだという。

(それって昔から日本の面接で尋ねられていたことと同じじゃないの?)
と考えた。結局、世の下に新しきものはないということか。

2013年7月24日水曜日

「天才」になるための能力開発法

天才――傑出した才能の持ち主のことである。

天才に一度も憧れなかった人はいないだろう。幼い頃は自分を過信しているために、自分もいつか天才となれるのではないだろうか、などと夢想する。

成長するに従って、自分の才能の限界を知り、あきらめる。

私もその口だが、実は、天才とは天才になる方法を若い内に実践していただけなのかもしれない。

★ 瞑想の核心部分の構造4

井筒俊彦のことを知らない人が多い。イスラム研究というマイナーな分野の研究者だからだ。しかし間違いなく、彼は日本史上でも有数の天才の1人だ。
日本で最初の『コーラン』の原典訳を刊行し、ギリシア哲学、ギリシャ神秘主義と言語学の研究に取り組み、ギリシャ語、アラビア語、ヘブライ語、ロシア語など20か国語を習得・研究し、後期には仏教思想・老荘思想・朱子学などを視野に収め、禅、密教、ヒンドゥー教、道教、儒教、ギリシア哲学、ユダヤ教、スコラ哲学などを横断する独自の東洋哲学の構築を試みた。(中略)世界的に権威ある空前絶後の碩学であり、現代フランスの思想家の一人ジャック・デリダも、井筒を「巨匠」と呼んで尊敬の念を表していた。
慶応義塾大学の元教授で、日本人でありながら、革命前のイラン王立研究所で教授を勤めていたという経歴は伊達ではない。

語学に堪能で、古今東西の様々な思想を縦横無尽に渉猟した彼の研究は、現代でも高い評価を受けている。

大川周明など日本人先駆者の細々とした基礎研究があったとはいえ、日本に全く知られていなかったイスラムの一大体系を、正確で緻密な理解により日本にもたらしたのは、ターヘルアナトミアを訳した杉田玄白や密教を日本にもたらした空海の業績に匹敵するかもしれない。

彼はその著『神秘哲学』の序文で、幼少時に父から命じられた独自の学習法について触れている。

★ 瞑想の核心部分の構造4
 私はこの父から彼独特の内観法を教わった。というよりもむしろ無理やりに教え込まれた。
 彼の方法というのは、必ず墨痕淋漓たる『心』の一字を書き与え、一定の時間を限って来る日も来る日もそれを凝視させ、
やがて機熟すと見るやその紙片を破棄し、「紙上に書かれた文字ではなく汝の心中に書かれた文字を視よ、二十四時の間一瞬も休みなくそれを凝視して念慮の散乱を一点に集定せよ」と命じ、
さらに時を経て、「汝の心中に書かれた文字をもてあますところなく掃蕩し尽くせ。『心』の文字ではなく文字の背後に汝自身の生ける『心』を見よ」と命じ、
なお一歩進めると、「汝の心をも見るな、内外一切の錯乱を去ってひたすら無・心に帰没せよ。無に入って無をも見るな」といった具合であった。
 しかしながら私は同時に、かかる内観の道上の進歩は直ちに日常的生活の分野に内的自由の撥露すべきものであって、修道の途次にある間はもとより、たとい道の道奥を窮めた後といえどもこれに知的詮索を加えることは恐るべき邪解であると教えられた。
もっとも彼は、その後に父から学んだ修養法からの脱却を図ってもいる
西欧の神秘家達は私にこれ(父親の説く徹底的に思索を否定する修道)と全く反対の事実を教えた。そして、特にギリシアの哲人達が、彼らの哲学の底に、彼らの哲学的思惟の根源として、まさしくvita comtemplativaの脱自的体験を予想していることを知ったとき、私の驚きと感激はいかばかりであったろう。私は、こうして私のギリシアを発見した。
井筒俊彦にとっては父から学んだこの修養法は克服すべきものだったのかもしれないが、それはそれとして、この修養法が彼の脳の力を飛躍的に高めた可能性は否定出来ない。

同じく日本史上の最高の天才といわれる空海もまた、「虚空蔵菩薩求聞持法」と呼ばれる独自の方法で能力開発を行なったことで知られている。

「虚空蔵菩薩求聞持法」とは、虚空像菩薩の真言(ノウボウアキャシャキャラバヤ・オンアリキャマリボリソワカ)を1,000,000遍唱えれば一切の経典の意味が心の中にはいり、その智恵を得ることができるというもの。ちなみにその間に異性のことを考えてもいけないし、食事にも細かな制限がある。

どちらにしても、ある一点に集中するという訓練を一定期間、必死になって行うことで、記憶力が飛躍的にたかまることを示唆している。

もっとも、この方法は大変苦しいもので、一説によれば死亡率が5割にもなるという。ほとんどが狂死してしまうらしい。

イチローは、高校生の頃に、道行く自動車とすれ違うごとに車のナンバーを足したり引いたりしていたという。また、ノイマンかハイゼンベルクかの物理学者は、常に20の箱を思い浮かべ、そこに用事や数字、研究課題を一つ一ついれて、並列的に記憶する訓練をしていたという。同じく物理学者のファインマンは「夢の中で自我を保つ訓練」を高校か大学の頃に徹底的に行ったことを自伝の中で告白している。

同じような逸話を持つ世界の偉人は多いのだ。

学校の勉強に熱心に取り組むことも必要だが、若いころに能力開発法に取り組む方が、天才になるためには効率が良いのかもしれない。

2013年7月23日火曜日

夏バテを防ぐための軽食

先日風邪を引いて以来、身体がだるい。こういう時にクーラーの効いたお店をハシゴしたりすると、せっかく治りかけていた体調が再び悪くなる。日曜に喫茶店で数時間過ごしたところ、夕方には筋肉痛が始まった。

(こりゃいかん)

と思って帰宅後、葛根湯を飲んで厚着をしてベッドに潜り込んで汗をかいて、ようやく事なきを得た。自律神経を病んだときには汗をかいたり睡眠をよく摂ったりする方がいい。

さて、その夜は夏バテを防ぐために、冷蔵庫にあった夏バテにいいという食材を適当に混ぜ合わせて夕食を作った。

1.梅干しを刻む
梅干しはクエン酸を多く含み、夏バテ防止にはよく効くという。スーパーには梅酢漬けなる梅干しもどきしか最近は売っていないので、私はAmazonで自然農法のものを購入するようにしている。ただし、とても酸っぱい。
三年漬け 自然農法梅干【紀和の里梅】 500g [その他]

2.豚肉を茹でる
豚肉はビタミンB1を豊富に含んでいるので夏バテ防止にはいいそうだが、油が多いのでむな焼けするのが難点だ。そのために、シャブシャブ用の肉を買ってきて軽く茹でて油を抜くと、美味しく食べられる。なお、ビタミンB1は加熱によって破壊されやすいので、沸騰したお湯で長時間茹でるのではなく、80度ほどのお湯で2分ほど茹でる方がいい。これは大量に買って冷凍庫に入れていたものがあるので、それを使った。

3.ゴーヤを炒める
ここでゴーヤですよ。あの苦味が身体をよくする。どうせ生で食べても大丈夫なのだから、適当に炒めてやや柔らかくなったところで火を止める。たまたま先日、ゴーヤが安い時に買って刻んで冷凍庫に保存していたので、それを使った。

豚肉とゴーヤがあるのだから、ゴーヤチャンプルーを作ればいいのに、と思った方も多数いらっしゃるだろうが、あれはそのほかにも木綿豆腐だとか卵とかいろいろ買わなくてはならないので今回はパス。

4.適当に混ぜて出来上がり
適当に混ぜて塩コショウをかけて出来上がり。豚肉は水をよく切って置いたほうがいい。

シンプルイズベスト。これだけで簡単な料理が出来上がるので、今日食事に悩んだ際には、お試しあれ。

2013年7月22日月曜日

朝起きたら、渡邉美樹が当選していた/見果てぬ悪夢の始まり

  |l、{   j} /,,ィ//|     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ     | あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
  |リ u' }  ,ノ _,!V,ハ |     < 『おれは奴が落選したと報道機関の確報を信じて
  fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人.    |  寝て起きたら、いつのまにか当選していた』
 ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ   | 催眠術だとか超スピードだとか
  ヽ iLレ  u' | | ヾlトハ〉.   | そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
   ハ !ニ⊇ '/:}  V:::::ヽ. │ もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…
  /:::丶'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ \____________________

昨日の夜、渡邉美樹落選確実の報が出たので、
選挙とはドラマだ。一人一人の小さな意思の集合なのに、時に思いもかけない結果を生み出す。
今回、自民党がこれだけ圧勝したにも関わらず、渡邉美樹(わたなべ美樹)は落選した。飯がうまい。
という記事を書いて、アップして寝た。そして起きたら、「渡邉美樹当選」のニュースですよ。最初は、まだ夢でも見ているのではないかと思って、自分の認識力を疑った。

なんというメイクドラマだろうか。いくら選挙がドラマだと言っても、バッドエンドは観たくなかった。
正直驚きである。ここまでうまく選挙で腫瘍を取り除いてしまうとは、日本人は素晴らしい。ブラックジャックも顔負けの神業だと思う。
などと3時頃にアップしたブログには脳天気にも書いたけれども、日本人はそこまで素晴らしくなかった。

それに、ブラックジャックの手術の成功率は9割。あとの1割は失敗に終わっている。

ブラックジャックの恩師である本間丈太郎も、失敗は手術につきものだと喝破していた。
ましてや選挙である。失敗はつきものだ。いくらネット民があがこうとも、神の見えざる手は、渡邉氏を選んでしまったのだ。

これから6年間、彼は一生懸命に議員として働くのだろう。目的のためには手段を厭わない彼のことだ。長老連中に手練手管で取り入り、数年後には副大臣になっているかもしれない。

ワタミグループが摘発される可能性も低くなった。なにしろ、議員在籍中に暴力団との交際がバレても愛人への暴力がバレてもプロレスラーを使った恐喝事件に関与しようとも起訴されないのが議員というものだ(すべて横峯良郎のことだけど)。

堀江貴文が2005年の選挙に落選した後、逮捕されて実刑を食らった。もしも彼が当選していたら、たぶん彼が逮捕されることもなかっただろうと言われている。議員はそれだけ、守られている。民主主義の要の部分だから、どれほど愚かな人間であろうと、いや、愚かな人間であるからこそ、彼らを守ることが自分の身を守ることであることを司法も官僚もよく知っている。これからワタミグループも、余程の法令違反をしない限り、6年間は安泰のはずだ。
自己啓発や成長哲学の成れの果ての姿を、そこに見るからだ。
「夢を信じよう」
「夢を文字にして壁に貼ろう。周囲に言いふらそう」
「夢は実現するためにある」
などの、自己啓発書には必ず書かれていることをそのまま実行し、「夢」を実現した彼の築き上げた王国は、法令違反もなんのその、社員を奴隷のように働かせて恥じない独裁国でしかなかった。
と昨日アップしたブログに書いたように、彼の夢は今回もかなった。

そういえば、あの手の自己啓発書に、コンプライアンスだとか倫理について、大きくページを取ったものを寡聞にして知らない。成長哲学にはまる人間は、たいてい「自分」のことしか考えない輩が多い。
浅見帆帆子というプチ自己啓発書を乱発している作家がいるけれども、彼女は渡邉美樹の「お友達」なのだそうだ。彼らの正体見たり、である。
とも書いた。彼女が渡邉美樹を応援する動画も観た。

 ★ あなたにはこの世で成すべき使命が必ずある


今では彼らをおぞましいと思う。
「自分は善である」
と信じきって、批判を受け付けず常識を無視し、その周囲で他人がどれほど苦しもうとも、
「努力が足りない」
「メディアを信用してはいけない」
と言って笑って無視出来るところに吐き気を覚える。あれだ、歯医者になろうとして3浪した兄に向かって、
「兄さんには夢がないね」
と言って殺された女性がいたけれども(渋谷区短大生切断遺体事件)、目の前で苦しんでいる人間に平気でそう言えちゃう感覚が、彼ら夢信者の特徴と言える。鳩山由紀夫と同じ類だ。絶対的な自己肯定感。自分の富や幸福を決して弱者に分け与えないくせに、弱者には痛みを強要する身勝手さ。

……でも、それが成功者にとっては必要な資質なのかもしれない。

いずれにしても、もう終わったことだ。今週はこうして始まり、そして6年間、いや、もしくはそれ以上の期間、見果てぬ悪夢を私たちは潜在意識のどこかで見続けることになる。

2013年7月21日日曜日

キヌアが世界を救う?

キヌアという植物は、南米のボリビアで主に栽培されている穀物なのだが、水の少ない痩せた土地でもよく育つというので、食糧問題の救世主となる可能性があるという。

 食物繊維やビタミンが多く、栄養バランスの良さで知られるキヌアは、氷点下や酷暑のいずれでも生育が可能で、やせた土壌や雨の少ない地域でも育つ。
 ペルー政府などは品種改良や生産拡大計画を進めている。
この記事を読むまで、こんな穀物が世の中にあるとは知らなかった。この手の話は昔から興味をもって調べていたのに、迂闊。世の中には私の知らないものがまだまだあるのだな、と考えつつ、興味を持って調べてみると、そう理想的な植物でもないようだ。

・サボニンという溶血性の毒がある
・あまり収穫量が高くない

という弱点は、穀物としては致命的なんじゃないの? 特にサボニンは赤血球を破壊する作用があるため、大量摂取してはいけない。漢方薬にも含まれている成分なので、少量摂取は逆に身体にいいそうだが、穀物はなにしろ、大量摂取するものだ。販売されているキヌアからはサボニン除去がされているそうだが、安全性のために水に晒すように支持されているものもあった。

なお、お値段がどれも少々張るのは、キヌア自体の収穫量が少ないからだろう。


キアヌは何度も世界を救ったが、
キヌアが救世主を名乗るにはまだ早いのではないか。

……あれ?
もしかして、私、それを言いたかっただけ……だったりして。

2013年7月20日土曜日

手足口病を治すための方法、あるいは予防方法

職場の人間が手足口病になったということをご報告したが、その前に私も風邪を引き、これがかなり悪化して、一週間ほど治るまでにかかった。そういえば、その前には発疹も出ていたので、あれはいまから考えると手足口病だったのかもしれない。

風邪は嫌なものだ。日常のいろいろなことができなくなる。せっかくの休日が潰れる。

今風邪が大流行しているようだ。手足口病、風疹などに、知らず知らずの内に罹患している人もいるだろう。それも昔は、風邪としてくくられていた。なぜなら、一概に風邪と呼ばれているもの、その主な原因はウイルスにあるからだ。
風邪の定義は、医学書によって様々であるが、風邪とは、主にウイルスの感染による上気道(鼻腔や咽頭等)の炎症性の疾病に掛かった状態の事であり、咳嗽、咽頭痛、鼻汁、鼻づまりなど局部症状(カタル症状)、および発熱、倦怠感、頭痛など全身症状が出現した状態のことである。(Wikipediaより
つまり、風邪にかかる人は何かしらのウイルスに罹患しているということだ。そのウイルスの種類によって、風疹と呼ばれたり手足口病と呼ばれて種類分けされている、と考えてもいい。

ところが同じ環境にいても、風邪をひく人もいれば、引かない人もいる。その違いは何か、と問われれば、ずばり「免疫力の差」だ。

標題では、今流行の手足口病を治すための方法と銘打ってみたが、手足口病に限らず、風邪全般を治すため、あるいは予防するために、免疫力を高めるためにはどうすればいいのか、いろいろと調べてみた。

1.免疫力を高める日常の工夫
・睡眠
・継続的な運動
・笑う
・ストレスを溜めない
・体温を上げる
・バランスの良い食事
(参考:免疫の仕組みについて) 

なかでも睡眠が一番大切だろう。思えば私、風邪をひく前に睡眠時間が非常に短かかった。

昔、「受験生は4当5落」(=4時間睡眠の人間は受かり、5時間睡眠の人間は落ちる)などと言われて、今でも睡眠時間を多く取ることに罪悪感を感じている人がいる。これは大きな間違いだ。

人間には、睡眠時間が必ず必要だ。睡眠不足は万病のもとである。絶対に睡眠時間を確保すること。これは守ってほしい。

また、夏場はクーラーで体温が下がりがち。寒いと思ったら遠慮なく上着を着ることだ。あるいはタオルケットを羽織ってもいい。体の一部が冷えたせいで、体全体が冷える、ということもある。

2.免疫力を高める食事
・大根
・長芋
・鶏肉
・ヨーグルト
・茶そば
・小松菜
・納豆
・梅干し
・にら
・にんにく
(参考:免疫力を高める身近食品ベスト10

白血病になった渡辺謙は、ヤクルトを飲んで病を克服した。乳製品は侮れない。

3.健康食品という手もある
その他、免疫力を高める健康食品としては、こういうのもある。東大との共同開発というので、期待がもてそうだ。ブロッコリーにはもともと風邪によくきくと言われているので、ブロッコリーをもとにしたこの健康食品は、それなりの効果があるのだろう。もっとも、少々お高いですけどね。

夏場の風邪はつらい。冬に熱い布団にくるまれるのは一種の極楽だが、夏場に熱い布団にくるまれていつまでも寝ていなきゃならないなんて一種の地獄ですよ。できるだけ風邪を引かないに越したことはない。

2013年7月19日金曜日

手足口病の患者が増えているらしいので要注意

東京で手足口病の患者が増えている。これが他人ごとではない。というのは、うちの職場の社員が1人、手足口病に罹患して会社を休んでいるからだ。
★ 東京で「手足口病」の患者急増
東京都では、7月に入ってから、手足口病の患者が急激に増え、14日までの1週間に報告された患者の数は、1つの医療機関あたり10.97人と、この時期としては、ここ10年で最多で、前の週の1.8倍になった。

日本医師会のホームページによれば、手足口病には以下の様な特徴があるという。
・主に夏に流行、患者として報告される9割は5歳以下の乳幼児。
・咳やくしゃみでつばが飛んだり、保菌者に触れたり、保菌者の便の飛沫が付着したトイレに間接的に触れたりして感染。
・感染して一週間以内に口の中、手のひら、足底や足背などに水疱性の発疹が出る。発熱はあまり高くならず、高熱が続くことは通常はない。ほとんどの発病者は、数日間のうちに治る。しかし、まれに、髄膜炎、小脳失調症、脳炎などの中枢神経系の合併症が出るケースもある。
・手足口病の典型的な症状(水泡とか)がないのに、重症になることもある。

このような発疹が出たのに、大人だと、熱もあまり出ないので、口角炎じゃないのかとか、蕁麻疹じゃないかと考えて放置している人も多いようだ。写真はWikipediaから。
昔は手足口病のことを「夏風邪」と呼んでひとくくりにしていたらしい。風邪が長引いている人は、たとえ湿疹が出ていなくても要注意。もしかするとそれは、手足口病かもしれませんよ!

ちなみに大人の手足口病には、子供とは異なりこんな特徴がある。
・体がだるく、重く感じ、集中力が低下する。
・頭痛や悪寒を伴うこともある。
・筋肉や関節が、高熱が出たときと同じように痛むことがある。
・発疹・かゆみの症状が治まり、1〜2ヵ月後に手や足の爪がはがれることがある。
「手足口病」というセンスのないネーミングのために、笑って済ませそうになるけれども、夏場は体力がなく、悪化したら悲惨だ。

ちなみに今、風疹も全国的に流行している。手足口病も、風疹も、どちらもウイルス性の病気だ。
手足口病のエンテロウイルスがこれで、
 風疹ウイルスの電子顕微鏡写真がこちら。
今年はウイルスの当たり年かもしれないので、マスクを常日頃からしていたほうがいいのかもしれない。電車に乗ると、咳をしている人をよく見かける。そのツバが空気中を漂い、あなたのそばにやってこないとも限らない。

なお、手足口病に罹患した社員が休む前に、私も風邪を引いた。もしかするとあれは手足口病だったのかもしれない。なかなか熱がひかず、家にあった薬でも回復の兆しがなかったが、薬局で勧められた大正製薬のパブロンエースを飲んだら、よく効いた。この薬は効きますよ。

2013年7月18日木曜日

誕生日のカクテルを探そう

占いは当てにならないとしても、楽しければ興味がある。当たる当たらないではなくて、それを通して、いろいろなことを想像するのが面白い。

誕生日を元に、それに合うカクテルと性格を当てる「誕生酒大辞典」なるサイトを見つけた。これを元にすれば、自分の誕生酒が分かる。

★ 誕生酒大辞典

早速自分の誕生日を調べてみた。

……よく知らないカクテル名。でも、自分の誕生酒だといわれるとがぜん、興味が湧いてくる。今度バーに行った時にでも注文してみよう。

それ以上に面白いと思ったのが、性格分析だ。これがよく出来ていて、案外合っている。私の性格も友達の性格も、それに近い御託宣がでてきて驚いた。ま、たまたまなんでしょうけれど。

有名人を調べて当てはめてみるのも面白い。

たとえば鳩山由紀夫(2月11日)
特徴:人の幸せや喜びを願う愛の天使
ね? 友愛ですよ、友愛。まさに彼にうってつけの特徴ではないか。

たとえば黒柳徹子(8月9日)
特徴:周囲の人を活気付ける豊かな人
彼女はおしゃべりで周囲の人を活気づけてくれる。まことに彼女の性格を表している。

……とまあ、自分や友人が当てはまるかどうか、調べると面白いと思う。なぜ鳩山由紀夫と黒柳徹子がすぐに頭に浮かんだのかよくわからないが、たぶん、最近世の中が物騒なので、平和になるように祈っていたせいなのだろう。

偽りの平和の使者の鳩山由紀夫の名前をユニセフの親善大使である黒柳徹子と並べたのでは、黒柳氏に大変失礼な話ではあるが。

2013年7月17日水曜日

新宿駅に「あたらしあらし」のポスターが張っていたのだが

私はジャニーズに興味がないのでどうでもいいといえばどうでもいい話題なのである。ただ、ジャニーズに興味を持つ人々には興味がある。彼女たちは、なぜあそこまで彼らにハマるのだろう。それがファンだと言われればそれまでだけれども、世の中にはもっと他に面白いものがあるように思うのだが。

中でも「嵐」である。SMAPやTOKIOなどの人気が落ち着いたものなのに比べて、「嵐」のファンからは、狂的な何かを感じる。それは、時々テレビで報道される嵐関係のニュースをワイドショーなどで偶然見かけたときに痛感する。なに、あの騒ぎっぷり。

その嵐のポスター写真が、新宿駅の地下街にバーンと貼られていて、それを写真におさめようとする人々で新宿駅地下街は連日ごった返している。

あまりの騒ぎっぷりに、通りかかった私もその写真を先日、撮ってしまった。




写真を写真に撮ってどうするんだろう? 公式ホームページに行けば、いくらでも嵐の壁紙くらい手に入れられるだろうに……そう思って番組のホームページに行ったところ、拍子抜けした。写真がない。

そして、彼女たちが写真を撮る理由が判明した。

★ 新宿に貼られた『嵐』のポスターにジャニーズファンが土下座

……なるほど。一日ごとに、写真が変わっているわけですね。

皆が毎日写真を撮りたがる理由にも、納得した。これは面白い企画だ。

それにジャニーズ事務所は著作権に厳しく、過去の写真の再掲載は事務所の許可がないと決して認めず、また個人ブログへの掲載も厳しい態度で望んでいるとかなんとか。

タレントのホームページにもフジテレビホームページでも嵐の写真を容易に入手できないとなると、新宿駅に集まって写真を撮りたくなる理由も分かる。ファンを飢餓状態に置くことで、渇望をより激しくするという作戦なのだろう。

これが先週の話。そして現在はご覧のとおり。人っ子一人いやしない。

まあ、どうでもいいんですけどね。

2013年7月16日火曜日

罪がないことを立証することは難しい

ジョンベネちゃん殺害事件をリアルタイムでニュースで知っている。被害者が数々の美少女コンテストで優勝していた愛らしい少女で、父親が会社経営者というセレブ一家に沸き起こった不幸だったために、アメリカでは報道合戦がヒートアップした。

よく、
「アメリカ人はアメリカンドリームを信奉していて、成功者を皆で褒め称える。成功者を皆で引きずり下ろすようなことはしない」
などと言われるけれども、成功者に不幸が訪れることを喜ぶのはどこも同じだ、と思ったものだ。

その両親の潔白が2008年7月に、証明されていた、というニュースを見逃していた。

★ ジョンベネちゃん殺害事件、両親の潔白証明される
 およそ12年前に発生したジョンべネ・ラムジーちゃん(当時6歳)の殺害事件で、新たなDNA検査の結果、ジョンべネちゃんの両親の潔白が証明された。検察が9日発表した。声明によると、ジョンベネちゃんの衣類に見つかった男性のDNAは、家族の誰とも一致しなかった。
DNA鑑定技術も進歩して、昔よりも精度が上がったのだろう。その結果、家族の誰のものでもないDNA、たぶん精液が付着していたことがはっきりとしたのだから、家族が犯人だという説は、たぶん誤りなのだろう。

でも、12年後にそれが分かっても家族にとっては何の慰めにもならないだろう。17年後の今年になっても、犯人が逮捕されたという報道もない。この事件も迷宮入りとなるのだろう。

本当に何がその場で起こったのか。立証は困難だ。先日無罪判決が出た「トレイボン・マーティン事件」でも、その感を強くした。

★ 無罪評決に全米で抗議デモ、米大統領「法治国家」強調
17歳の丸腰の黒人少年・マーティンが銃で撃ち殺されたのに、撃ったジマーマンは無罪となった。
これだけを聞くと人種差別による不当判決のようにしか思えないけれども、そうではないと指摘する記事もある。

★ メディアに歪曲された「トレイボン・マーティン事件」
という記事によれば、
・マーティンは、警戒する氏に対して腰に手を当てて睨みつけ、挑戦的な態度をとっていた
・氏はマーティンを「執拗に追っていた」のではなく、彼がどこへ向かっていくのかを見届けようとしていた
・マーティンが足早に歩き去り、姿が見えなくなった後で自分の車に戻ろうとした瞬間に左側からマーティンがいきなり姿を現した
・「てめえ何か文句あんのか」と言いながらマーティンが氏の顔面を殴りつけ、鼻を折り、地面になぎ倒した
・マーティンは氏にまたがり、「殺すぞ!」と言いながら頭部を殴りつけ、氏の後頭部をコンクリートの地面に何度も頭を叩きつけた
という事実があったという。ところがメディアが人種差別であるという構図を描くために、ジマーマンの発言を故意に順番を入れ替えて放送したりしたという。

17歳と聞くと幼く思えるが、マーティンは180cm、体重は68kgだったというから、かなりの大柄である。その頃の子供は無鉄砲だから、自分よりも10cm低いジマーマンを舐めて、むかついて殴り倒してやろうと考えたとしておかしくはない。

だが、真相は分からない。また、人種差別がからんでいるだけに、これが原因でアメリカで暴動が起こったとしたら、この判決が覆される可能性もあるだろう。

最近カメラの性能が上がり、長時間稼働することが可能となった。GoProのような、高性能のウェアラブルカメラも増えてきている。街中に防犯カメラを取り付けることは無理だとしても、ウェアラブルカメラを一人一人が身につけることは可能だろう。

盗撮を疑われるために、夜中にカメラを身につけて動くことは今は日本では難しい。今後はアメリカで、ウェアラブルカメラを身につける習慣が広まり、それが日本に輸入されたりするかもしれない。

2013年7月15日月曜日

買えば生活必需品 選ぶポイントと私が勧める除湿機

昨日、除湿機がゴキブリを駆逐したと書いた。その頃住んでいた古い部屋からは引っ越して、今は築年数も新しい部屋へ住んでいるために、その手の心配はほぼなくなったが、やはり万が一のことを考えて、今年の夏も除湿機はほぼ毎日稼働させている。

そして、もちろん、引越してからも害虫とは縁がない。本当に除湿機を買って良かった……。

今日はまだ除湿機購入をためらっている皆さんのために、除湿機を5年間、実際に使ってみて分かった、購入する上で気をつけるべき点について述べたい。

1.除湿機には「コンプレッサー方式」と「デシカント方式」がある。
除湿機を購入しようとしてまず迷ったのが、どの方式のものを買うか、ということ。除湿機には二種類あり、
・コンプレッサー方式
部品を急速に電気で冷やして湿気を水滴にしてしまい、空気中から水分を奪う方法
・デシカント方式
乾燥剤に水分を吸着させてそこから水を取り出す方法
という違いがある。一体どれを買えばいいの? 迷った末に、最初私が購入しようとしたのは、コンプレッサー方式だった。

2.「コンプレッサー方式」の長所
まずは長所を挙げると、次の3点だ。
・除湿機能が強い
・電気代が安い
・機械自体があまり発熱しない
なによりも優先するべきなのは、やはり除湿機能だ。買ってみました、除湿の程度があまりよくありませんでした、では、購入したことがムダだ。

毎日使うものならば、電気代が安い方がいい。夏場はただでさえ電気代が高くなる。

それに、夏場使うものなのだ。機械自体が発熱するのならば、夏場に使うものとしては適さない。

3.「コンプレッサー方式」の短所
・重くて大きい
・うるさい
・気温が低いと除湿機能が低くなる
短所は上記の3点なのだが、購入前には短所とは思えなかった。通常1箇所に置きっぱなしにするのだから、多少重くてかさばろうとも問題ではないし、出社している間に稼働させるのだから、多少うるさくともかまわないだろう。それに、どうせ夏場にしか使わないのだから、気温が低い場合を心配する必要はない。

4.買ったのはデシカント方式
ところが、実際に買ったのはコンプレッサー方式ではなく、デシカント方式だった。

なぜ?

ヤフオクで新しくて安いのが、ちょうど出品されていて、うまく落札できたからだ。だから、仕方なくデシカント式を選んだのだ。

5.「7kg」は意外に重かった
買ってみて分かったのだが、除湿機というのは重い。軽いというデシカント方式ですら、平均7kgもある。コンプレッサー方式だと14kg前後のものが多い。

そして、重いと持ち運ぶのが本当に大変でめんどくさいのだ。台所に湿気が溜まっていたら台所に置いたり、布団が湿っていたら布団に送風口を当てて動かしたりと、様々な用途のためによく移動させる。使わない間は壁際に寄せておく。

(これですら重いのに、2倍以上の重さだったら、夏になって取り出すのすら億劫だっただろう)
と心底思った。

6.デシカント式で十分な除湿機能
デシカント方式でも、8時間動かすと、だいたい1リットル貯まる。これほどの水分が、毎日部屋中を漂っているとは思っていなかったため、最初は何かの間違いかと思った。

今でも、帰宅して水がタンクに溜まっているのを見るたびに、感動する。

除湿能力がコンプレッサー方式に比べてデシカント方式は低いそうだが、これだけの除湿機能があれば充分だろう。

7.電気代もそれほど高くなく、帰宅しても暑くなかった
毎月届く電気代の請求だが、それほど電気代が上がらなかったのは昨日書いたとおり。また、帰宅した頃には部屋の空気は冷えていて、機械自体の発熱に不満を感じない。

8.他の季節にも利用できる
冬に結露ができることがある。春に急いで部屋を乾燥したいことがある。夏場以外にも除湿機を使いたいことが、意外に多く生じる。寒い季節、部屋の空気を入れ替えて部屋の気温を下げる。さらに出社している間に、室内の湿度を下げておきたいなんて場合に、コンプレッサー方式だと気温が低くてうまく稼働しない。

9.結論:デシカント式一択でした
コンプレッサー方式の利点を上回るデシカント方式の利点の数々。5年間使ってみて、事前に予想していたよりも、デシカント方式の利点による恩恵のほうが大きかった。

……ということで、アマゾンの除湿機をいろいろと調べた末にたどり着いたのは、パナソニック製の次の製品。

重量が約6kgであり、パナソニック製だから間違いはない。もしも私の日立の除湿機が寿命を迎えたら、次に買うのはこの製品にしたい。今よりも1kg減るので、運ぶのもさらに楽になる。

除湿機は買って後悔しなかった家電品だった。間違いなくお勧めしたい。私が後悔しているのは、学生時代にこれを購入しなかったことだ。部屋が快適だと、勉強もはかどる。ジメッとした部屋だと、やる気も失せる。あの時に除湿機があれば、今の私はもっと出世していたかも?!

2013年7月14日日曜日

除湿機を買って5年、激変したあのこと

普段このブログでは、電化製品について述べることは少ない。他の人が書くことを今更私が書いてもあまり面白くなさそうだと思うのと、それほど電化製品に興味がないからだ。

けれども、たまにはいいだろう、昨日にひき続き、お勧めの電化製品の話を、してみようと思う。

うちには一台の除湿機が鎮座している。購入してもう5年になるだろうか。
ぶっちゃけ中古品である。2006年製だから、製造されてから7年になるが、安心の日立製なので、今でも充分機能している。

買うまでは、かなり迷った。なにしろ、買わなくても生活に困らない。なくても困らないものを買うことは、勇気がいる。なぜなら間違った選択だった場合、生活必需品を買ってハズレを引く場合よりもはるかに「ムダなことをした」感が強く、後悔するからだ。

そもそも今のクーラーにはたいてい「除湿」機能もついている。それなのに、あえて除湿機を購入するのは贅沢ではないか? という躊躇もあった。

それでも私が除湿機購入に踏み切った理由……それはゴキブリだった。

ゴキブリという名の悪魔
今の家に引っ越す前、もっと狭く、もっと古く、もっと隙間の多い部屋に住んでいた。夏場になると、部屋を清潔に保っていても、必ずシーズン中に3回はゴキブリと遭遇する。これが恐怖だった。

正直、私はゴキブリが大嫌いだ。昔平井和正というSF作家が『幻魔大戦』という小説の中で、
「ゴキブリは地獄由来の生物だから、人間は本能的に忌避する」
と書いていた。この作家の書くことはバカバカしいことが多いのだが、そこにだけは深く同意した。あの小さな身体に大量の雑菌をまとわせてカサカサと素早く動きまわるのだ。彼らが悪魔の化身でなくてなんだと言えようか。

それが年に3度も必ずご対面するのだ。会いたくない奴と会うのは職場だけの冗談にしてほしい。

……ネットで検索すると、ホウ酸団子が最強だとか書かれていたけれども、それを撒いても効果がなかった。当時のうちの周辺には側溝が無数にあって、その内部でゴキが夏場に大繁殖していた。階下に住んでいた中国人は食べ終わったスイカの皮をポリ袋に入れずに通路に置いたバケツの中にそのまま突っ込んでいた。ぶっちゃけ、個人レベルでホウ酸団子を自分のアパートの周りに撒いても、たかが知れているのだった。

ところが、
「除湿機を購入してから、ゴキブリを一切見なくなった」
という書き込みを発見したときに、はたと気がついた。

(私の部屋の湿気、ひどいな)

夜、職場から帰宅してドアを開けると、モワ~ンとした生暖かい空気が中から噴き出してくる。日中に太陽光で外壁が暖められて室温が上昇、布団などに染み込んだ汗や炊事場の水が蒸発して、それが部屋に充満するのだ。

そして、ゴキブリは湿気を甚だしく好む。彼らのご先祖の生まれ故郷である熱帯雨林は湿度が高いから、郷愁を感じるのだろうか。部屋の隙間から吹き出す湿気のこもった空気に引き寄せられて、彼らは私の部屋へと集ってきたのだろう。イヤだ、イヤだ。

私はゴキブリと決別したかった。彼らから寄せられる深い愛情は重々承知していたけれども、その愛には、応えられないし応えたくない。

でも、これだけ隙間の多い古い住居だ。除湿機を置く意味、ないんじゃないの? と疑いつつ、それでも投資だと思って、除湿機を散々迷って購入したのである。

結論を言おう。投資は大成功だった。
  • 帰宅しても暑くない
使い方としては、出勤前にタイマーをセットして8時間除湿機を回しっぱなしにするという方法である。

その結果、帰宅しても部屋に生暖かい空気がこもっていることが、皆無となった。結局、夏場日中に室内の空気が暖められたとしても、夕方になれば涼しくなる。暖められていた外壁だって、熱くなくなる。それなのに室内の空気が夜になっても熱いままなのは、空気中の水分が保温していたからだ。それがなくなれば、室内の温度が上昇しっぱなしとならないのは当たり前なのであった。

除湿機自体が熱を発生するのだが、帰宅するのは除湿機が止まって数時間後なので、あまり気にならない。
  • 電気代がかからない
毎日8時間、フル稼働をしているのだから、当然電気代がかかるはずだが、ほとんど気にならなかった。たしか、うちの除湿機は電気代が1時間5円なので、1日40円、1ヶ月で1200円高くなった計算になるはず。でも、帰宅してもクーラーをすぐにつけなくなったせいか、普段の夏よりもむしろ、若干電気代が安くなった。

除湿機能やクーラーを帰宅数時間前に合わせてタイマーでセットしていたことがあるが、その時に翌月の請求が跳ね上がったのに比べると雲泥の差だ。
  • 風呂場のカビの量が減った
前の家はユニットバスだったけれども、掃除を二週間サボると壁の継ぎ目に黒カビが生えるのが常で、そのたびにカビキラーで除菌していた。ところが、除湿機を使う前に風呂のドアを開けたままにしていると、風呂場の空気も除湿してくれて、風呂場にカビがあまり生えなくなった(ただ、夏場に一度はカビの除去をする必要はある。そこまで万能ではない)。
  • 布団が快適
夏場は夕立が怖いので、布団を干しっぱなしで出勤することはできない。当然週末にまとめて干すことになるが、それまで汗で湿った布団を使うハメになる。ところが除湿機を使うようになって、布団の湿気が取り払われた。そこまでは予測していなかったので、これは嬉しい誤算だった。
  • 生ゴミが悪臭を放たない
三角ポストに生ゴミを放置していると、ゴキブリが来るので出来るだけこまめにビニール袋で密封するようにしていた。でも、流し台のゴミ受けに溜まった食事クズが、たった一日で夏場は悪臭を放つことがままあった。それが、まったくなくなった。
  • そして、ゴキブリ
ゴキブリを完全に見なくなった。見事なほどだった。まさか、ここまで違うとはね。彼らが愛していたのは私ではなく、部屋の湿気だったというわけだ。


断言しよう。除湿機は、買う価値のあるものだ。

QOL(Quality Of Life=生活の質)などが叫ばれて久しいけれども、1万円から3万円ほどで、あなたの生活の質がガラッと変わる。金持ちにとっては、高いエアコンでも買えば済む話だろうし、そもそも部屋が広々としているから湿気もこもらないので必要ないのかもしれない。

でも、貧しい人、それほどいい家に住んでいない方は、騙されたと思って買ってほしい。われわれにとって除湿機は贅沢品ではなく、必需品である。

……では、どんな除湿機がいいのか。
私が当時、除湿機を購入する上で気にした点、そして、購入して数年の間に気になった点などを元に、明日、どんな除湿機がいいのかを書くことにしたい。

とりあえず、私の買った除湿機の後継機はこちら。
HITACHI 除湿機 デシカント方式 5.6L HJS-56

2013年7月13日土曜日

iPhoneがすぐ充電切れを起こすため、モバイルバッテリーを買おうと模索中

このブログは毎日結構な文章量を書いているけれども、一度アップすればそれで済む、というものではなく、一日に何度か見なおして、校正をするようにしている。

なにしろ、誤字脱字が多い。読み直すと意味が通らない箇所が幾度となく見つかる。自分が嫌になることもあるけれども、仕方ない。自分の能力はそんなもんだ。少しずつしか上がらない。何度も見なおして、修正を繰り返すしか方法はない。

したがって、仕事の行き帰りに幾度となくiPhoneでネットにつなげて文章を校正するのだが、一日になんども携帯をいじっていると、あっという間に充電切れを起こす。

こりゃ、そろそろなんとかしなくちゃいけないと思っていて、モバイルバッテリーにどんなものがあるのか、いろいろと調べてみた。

第一候補
Panasonic USBモバイル電源

こういうモバイルバッテリーは、毎日持ち歩くことが多いので、なにはともあれ場所を取らず軽いことが大切だろう。もちろんバッテリー一つくらい、160gだろうが300gだろうが、それほどの差はないけれども、カバンには携帯を入れる、書類を入れる、折りたたみ傘を入れる……なんだかんだといろいろかさばり、重くなっていくのを食い止めるためには、一つ一つの重量を軽くするしかない。

その点、このモバイルバッテリーは、6.2 x 7 x 2.2 cmと小さく、しかも141gという軽さだ。
iPhone5用に他社製のモバイルバッテリーを購入しましたが、100%充電が出来ずに充電停止してしまうと言うこともあって、やはり信頼の国産製、しかも二次電池と言えば三洋電機(今はPanasonicブランドですが)ということで、これならば間違い無いだろうと購入しました。(中略)実際にほぼ空っぽ状態のiPhone5を充電してみると、1時間半くらいで念願の100%充電になりました。

第二候補
Anker Astro3E

大きさも手頃。9.5 x 6.2 x 2 cmで191g。その上、上記のモバイルバッテリーが二回しか充電できないのに比べて、これは4回フル充電できるという。

ただ、結構不良品が多いという印象をプレビューから受けた。海外のメーカーであるにも関わらず、丁寧かつ迅速な対応をしてくれる、というところは利点。先の心配は、それほど心配しなくてもいいみたい。
無駄な心配でした!2999円と値段も安かったので心配していたのですが実際値段以上の商品で良い意味で期待を裏切ってくれました!!
第三候補
cheero Power Plus 2

他のものよりも重い。390gもある。サイズも21.4 x 11.8 x 3.3 cmと大きい。
でも、5回もフル充電できるそうだ。

使ううちに、いろいろな不満がでてくるだろう。その中でも大きいのは、充電容量なのかもしれない。何度も使っていれば、バッテリーも次第に消耗する。それなら最初のポテンシャルが高ければ高いほど、ヘタリ具合も少ないはず。その点、充電容量の大きいこの機器は、あとになっても後悔しないものかもしれない。

どれにするかはまだ検討中だけれども、バッテリー切れに襲われるたびに、モバイルバッテリーをそろそろ買わないといけないと、強く思う今日この頃なのだ。

2013年7月12日金曜日

果物の行商販売グループ・ダイナミックフルーツ

先日道を歩いていたところ、
「すみません。パッションフルーツを買いませんか?」
と声をかけられた。

とびっきりの笑顔を初見の女性から向けられることは、スナックやキャバクラにでも行かない限りないだろう。

彼女はいったい何者だ?

興味がムクムクと湧く。フルーツを買わないままに、なぜ果物の行商なんて今どき流行らないことをしているのか、尋ねてみた。

彼女達が所属しているグループは「ダイナミックフルーツ」というらしい。
池袋2丁目に支社があり、そこで果物を受取り、道行く人々に片っ端から声をかけてセールスをするという。

「私たちはみな、社長になるという夢を持って活動しています!」
と言う彼女に、
「おお、頑張ってください」
と声をかけてその場を離れた。

そのあとググったら「ダイナミックフルーツ」はフルコミッション制の無店舗販売であり、DS-MAXというカナダの世界的な訪問販売グループがバックにいるらしい。

販売員は、
「南の島を買おう」
「社長になろう」
を合言葉に、フルーツのセールスをやっているという。宗教でも背後にあるのかと思ったが、そうではなく、あくまで純粋な商行為だそうだ。

この商法のことを「マルチ商法だ」などと評価しているブログなどがあって鼻で笑った。マルチ商法の意味がわかっていないんじゃないか。

マルチ商法は、別名連鎖販売取引のことであり、仕入れた商品を再販売する人間の勧誘がメイン。配下の人間に自分の代わりに物品を売ってもらい、そのかわりにコミッションを受け取る。配下の人間が階層式に増えれば増えるほど、自分は働かなくても儲けられるようになる。それがマルチ商法だ。

フルコミッション制の委託販売に「マルチ」という言葉を使うのは間違いじゃないの?

それはともかく、マルチだの宗教だのと陰口を叩かれて、評判はあまりよろしくない。フルコミッションというあり方が嫌われているらしい。

でも、学歴も資本も経験も人脈も何もない人間が一発逆転を狙うとすれば、フルコミッション制の営業は一つのチャンスと言える。

たとえば中村文昭という人物がいる。
★ http://www.kurofunet.com/nakamura/

2003年に『お金でなく、人のご縁ででっかく生きろ!』という本を出版してちょっとしたブームになった。現在はクロフネカンパニーという結婚式をプロデュースする会社を運営している、若手起業家のホープだそうだが、彼が高卒で起業家を目指した時に、最初に所属したのが野菜の無店舗販売グループだった。

リーダーを先頭に、農家から野菜を直接仕入れて街角で売る。ダイナミックフルーツのやっていることと同じだ。

中村氏はこれで資金を貯めて、それを元手に結婚式プロデュースに邁進、今の地位を手にいれた。

ちなみにクロフネカンパニーのホームページに比べると、ダイナミックフルーツの社長のホームページはお粗末極まりない。長浜大という社長のブログは、ほとんど更新されていない。
★ http://dynamicitd.blog119.fc2.com/
★ http://ameblo.jp/fruits-daisuki/

最後の日記が昨年のもので、「継続は力なり」というのが笑わせる。だったらまず、ブログを継続すればいいのに。まあ、それは社長のやることではない、と言われればそうなのだが。細かいところに気の回らない社長のようだ。

この手の販売形態に問題がないわけではない。フルコミッションの営業は、売れれば儲かるけれども売れなければ儲けはゼロだ。営業マンの労働に対価を払わず、結果だけを評価するというのは給料を払う必要がない会社としては、おいしい話だ。

この手の会社は研修制度もほとんどなく、在庫管理だとかルート構築だとか、営業を行う上で必要な技能は何一つ学べない。勝手に育ってもらう方式をとる。ものになるのかどうか分からない人材に研修する費用を費やすのがムダだと考えるのだろう。

どんどん社員が辞めていくために、生き残るのは会社の不十分な教育制度に疑問を持たない、異常なセールスの才能の持ち主。ほっとくだけで、会社に都合のいいスーパーセールスマンを手に入れられる。

でも、これではものになる前に、社員の不満がたまる。第一、生活が成り立たない。すぐに辞めてしまう。そこで、
「君の夢を叶えるため」
「一緒に理想を追求しよう」
などと甘い言葉でバカな若者を洗脳して、いかにも素晴らしいことをやっているかのようなふりをする。実体は単なる若者の使い捨てだというのに。つまり、社員を騙すことで会社は成り立っているわけだ。

ダイナミックフルーツの販売方法は、皆さんの体験談を読む限り、あくどいものではないようだ。熱心に勧めるものの、断れば潔く引き下がるという。目くじらを立てなくてもいいかもしれないが、若者の夢を食い物にする会社は応援したくないな。どうせ食い物にされるなら、私に食わせてくれれば良いのに。

2013年7月11日木曜日

乙女ゲームに見る、洋の東西

乙女ゲームが世界中で大人気だそうだ。

乙女ゲームとは女性版恋愛シミュレーションゲームで、たくさんの男性の中から好みの「王子様」ををみつけて果敢にアタックして捕食するのが目的だという。

この話題自体は「ふーん」という程度の認識だったが、おもしろかったのが海外版では、乙女ゲームの登場人物の姿が修正されるという事実。


© voltage Inc.
欧米版乙女ゲームの登場人物の方がはるかにいかつく、実写的。遠目から見たら、まるで写真のようなリアルさ。洋の東西で求められるものの違いが垣間見えて、おもしろい。

東洋の芸術は大抵の場合デフォルメされる。日本で言えば、たとえば浮世絵だろか。あの時代の日本人がみな、ああいった面長で細くつり上がった目つきをしていたわけではなく、浮世絵に描かれた人々は、当時の美意識で美しいとされた格好にデフォルメされている。

写実的なものを尊ぶ西洋人に比べて、デフォルメされたものを好む東洋人。東洋人は、非現実的なものを好むのだろうか。たとえば、上記の乙女ゲームにはまった日本人女性は、西洋人に比べて、夢想的なのだろうか? と考えたが、すぐにそれを打ち消した。

そうではあるまい。

むしろ東洋人の方が、現実的なのかもしれない。
「所詮、物語なんて絵空事。だから、思い切って現実からかけ離れた世界を描こう」
と考えているのではないか。

それと比べると西洋人の方が、もっと理想主義的なのかもしれぬ。、
「物語であろうとも現実にすることができる。この世界をもっとよいものに変えることができる」
ってなことを考えているからこそ、物語があまりに現実とかけ離れていると落ち着かない、ということが可能性として考えられる。理想は現実の延長でならなければならない、という強い欲求がそこにはあるやもしれぬ。

「夢は叶えるためにある」
という言葉があるけれども、それをもじるならば、
「叶えるつもりならば 叶えられる夢を見よ」
というところか。

2013年7月10日水曜日

橋下は自分を肯定するために売春を肯定する

橋下徹・大阪市長が新潟市内の維新候補の応援演説で、
(旧日本軍の慰安婦問題を)世界各国がどういう風に見ているかといえば、ナチス・ドイツのユダヤ人大虐殺、ホロコーストとか黒人奴隷と同じように扱われている。僕はそれはちょっと違うんじゃないですかということを言った。
と述べたという。先日の応援演説でも、沖縄女性の神経を逆なでする発言をしていた。
橋下氏は応援演説で、米施政権下の県内で日本政府による米兵向け慰安所が設置されたとして「レイプを止めるために、沖縄県の女性が一生懸命になってやってくださった。感謝の念を表す」などと発言した。
★ 「ユダヤ人大虐殺や黒人奴隷とは違う」 維新・橋下代表
★ 「沖縄女性、慰安所で頑張った」 橋下氏「感謝の念」 参院選遊説

ため息しか出て来ない。これほど優秀で、男気のある人が、なぜこうまで間違った見解を述べ続けるのだろう?

彼の論点と世間の論点はずれている。兵士相手の売春強制(という間違った行為)に日本軍が関与していない、と言うのではなく、彼は売春自体を必要悪だと肯定する。世間の人々の多くは思っているはずだ。
「頼むから、売春が役立ったという胸くそ悪い発言はしないでほしい」
……しかし、彼は自説を曲げない。

昨年から、彼はダメだと何回かこのブログで書いてきた。

★ 橋下徹の中野剛志・小林よしのり批判
カリスマ性を手に入れたにもかかわらず、このままでは、求心力を保つことは出来ません。落日の時も近いようです。(今とは文体が違いますな……)
彼が大阪市長選挙で当選を果たしたのが2011年11月27日。それから数ヶ月、次々に大阪市政の変革に取り組んでいた時期だ。上記記事を書いた頃、「彼の落日の時も近い」と書くことは勇み足とも思われたが、その時の直感は正しかった。今度の参院選、維新の会は票をほとんど取りこぼすだろう。

ヤクザだった父親は子供の頃に自殺。極貧の家庭に育ち、逆境の中で身体を鍛え、勉学に勤しみ、そして今の地位を築いた。その地位から滑り降りるのが分かっているにも関わらず、彼は売春を否定し切れない。

なぜか。それは、彼のレゾン・デートル(raison d'être=存在意義)に関わるものだからだろう。

橋下は大阪の「飛田新地」という風俗街の顧問弁護士をしていた。金払いはいいけれども、まともな弁護士ならば引き受けない案件だ。それを引き受けたのは、カネのためだ。貧困から這い上がるためだ。そう思って割り切って引き受けたのだろうが、果たしてそううまく、割り切れるものだろうか。

彼が飛田新地の顧問弁護士として活躍していたのは30代前半。感性はまだ摩滅していない。その地で生じた様々な事件に相対し、裁判の準備過程で、当然、多くの風俗嬢と面識を持ったはず。自分とほとんど年の変わらない風俗嬢が、苦境にあえぐ姿に日夜、接していたわげだ。

性の問題を人類はいまだ解決できていない。男性が若年時に抱えるあの異常な、旺盛な性欲。気が狂いそうで、そのためならば殺人すらいとわないようなあの激しい欲望。女性の生理時の苦痛を男性が理解できないように、女性は男性の若年時の性欲の苦しみを、理解できまい。

女性の多くは、男の性欲だけの対象となることに嫌悪を覚える。だから、性欲をもてあます男性は多いのに、それに応じる意思のある女性は少なく、応じたとしても偏ることになる。

この食い違いを解消する一つの方法である売春を文明社会は常に否定してきた。それは、売春制度が女性を傷つけなければ成り立たないからだ。

しかし、売春をことさらに軽侮する風潮は、売春婦に身を落としてしまった女性にとっては二重の苦しみだ。売春婦となったことで他人から蔑まれ、売春をしてしまったことで自身の罪悪感に責めさいなまれる。

売春を経験した女性は、ほとんどが精神的疾患を抱えるという。摂食障害、鬱病、自律神経失調症、解離性障害、醜形恐怖などなど。

橋下は、精神的に苦しむ女性たちの姿も、見続けてきただろう。

彼は風俗嬢を内心で軽侮しながら仕事をしていたかもしれない。たとえそうだとしたも、その気持ちは一度も揺らがなかったか? おそらくそうではあるまい。

つらい過去を背負った人間は、同じようにつらい境遇の人間が苦しむのを真近にしたとき、過去の記憶がフィードバックする。反感と共感が交互に押し寄せて、人並み以上に感情移入する。エーリッヒフロムはつらい過去を持つ人々が強い同情を他人に寄せる傾向を憂えたが、それはどうしようもないオートマチックな感情活動である。

売春行為、売春婦自体を否定することは、橋下が当時交流のあった女性たちを裏切ることになる。彼女たちを否定することは、彼女たちに重ねあわせていた自分自身の生い立ちを否定することでもある。

幼少の頃、貧困家庭に育ち、歯を食いしばりながら周囲を見返してやろうとあがいていた自分自身を否定することは、彼にとって出来ないだろう。

2013年7月9日火曜日

自転車でケガを相手にさせた時のために、保険に「個人賠償責任補償特約」つけちゃえば?

2008年、当時10歳の子供が、62歳の老人を自転車ではねた。老人は5年たっても植物状態で、意識が戻らない。

裁判所が出した結論は、子供の親に監督責任を問い、9,500万円もの賠償金を課す、というものだった。

★ 親に9500万円賠償命令 少年が自転車で人はねた事故
自転車で女性(67)をはねて寝たきり状態にさせたとされる少年(15)=当時小学5年=の親の賠償責任が問われた訴訟の判決が4日、神戸地裁であった。田中智子裁判官は「事故を起こさないよう子どもに十分な指導をしていなかった」と判断。少年の母親(40)に対し、原告の女性側と傷害保険金を女性に支払った損保会社に計9500万円を賠償するよう命じた。
医学の進歩のために、植物状態となっても何年も、時には何十年ものあいだ、管に繋がれたまま、ベッドの上で生き続けられるようになった。被害者家族にとっては、大きな負担である。その負担を肩代わりする責務を負う加害者にとっても、厳しい判決だ。加害者と被害者双方にとって、悲惨な結末となった。今回の加害者の子供は母子家庭で育ったそうだ。やがて成長するにつれて、子供は自分のしでかした罪の重大さに気づくのだろう。

些細な不注意でケガを負わせたせいで、一生をかけても償えないような負債を抱え込む可能性がある。自転車や自動車に乗った人々は、細心の注意をもって行動せねばなるまい。

さて、そんな時のために保険に入っておきたい。
「え? 保険? そんなのに入るだけの余裕、自分にはないよ!」
と叫んでこのサイトをそっと閉じようとした方、ちょっとまって欲しい。実は、すでにあなたが加入している保険(殆どの人は、家に保険、掛けているはずだ)に年間1,000~3,000円程度の特約をつけるだけで、賠償責任のかなりの範囲をまかなえるという。

これ、以前わけあって保険の勉強をしたときに知ったこと。意外に知らない人が多いと思う。

個人賠償責任補償特約とは?
日常の生活が原因で、偶然な事故の加害者となった時に、保険会社が加害者の代わりに被害者へ賠償責任を支払ってくれるというものだ。

普通の生活を送っているのに、加害者となる? ありえない! と思う人、たとえば飼い犬がお隣に逃げ込んで隣人に噛みつくような場合は、ないだろうか。あるいは冒頭に掲げたように、子供が自転車で相手をケガさせる可能性はないだろうか? そんな、些細なミスで莫大な賠償責任が生じた時に、役立つのが、この個人賠償責任補償特約なのだ。

個人賠償責任保険だけに加入することは大変難しい
日常の様々な事故を補償するために、保険会社にとってはリスクが高い。よって、単独でこの保険に入るのは、実際のところ、大変むずかしい。嘘だと思うのならば、近くの保険代理店に行って尋ねてみればいい。
「個人賠償責任補償保険に単独で入れますか?」
とね。たいていは断られる。私も先日「ほけんの窓口」に行ってお願いしたところ、門前払いをくらった。

自転車保険では自転車運転時にしか補償されない
「自転車保険に入れば済む話じゃないの?」
とおっしゃるあなた。相手にケガをさせる時は何も自転車乗車中だけではあるまい。道を歩いていて相手にぶつかることだってあるし、自分の子供がケンカをして相手にケガを負わせることだってあるだろう。買い物中に陳列品を壊す場合だってある。そういう場合に補償してもらえない自転車保険では、正直苦しいのではないか。

自「動」車保険に、特約をつけることができる
自「転」車保険ではなく、自「動」車保険の話をしよう。自動車に乗っている人は、当然、自賠責保険だけではなく任意保険(=自動車保険)にも加入しているはず。自動車保険に、個人賠償責任補償特約をセットできることを、知らない人が多い。

「それって、運転手が引き起こした加害事故しか補償されないんじゃないの?」
と思う人、甘い。

多くの保険会社では、、この特約の補償範囲は、記名被保険者(ほとんどは契約者と同じ場合が多いが、契約者が別の人を指定している場合もある)だけではなく、その家族の加害事故まで補償してくれるのだ。

そして、自動車保険の運転者の範囲を(本人型などへ)限定していたとしても、個人賠償責任補償特約に関して言えば、この限定は無関係である場合がほとんど。詳しくは保険代理店に確認してほしい。

ちなみに、東京海上日動に尋ねたところ、この特約をつけるためにかかる費用は、年間1,500円程度だそうだ。安い。

火災保険に特約をつけることもできる
火災保険にはほとんどの人が入っているはずだ。家を持っている人であれ、賃貸者であれ。その保険にも、個人賠償責任補償特約がつけられることをご存知ない人が多い。それも、火災保険とセットだから、さらに安くで抑えられる。

もしくは、賃貸者向けの保険の場合、この特約がセットになっている場合も多いらしい。これはお得だ。ただし、自動車保険と比べて補償の対象となる家族の範囲が狭いことが多いので、要注意。

傷害保険に特約を(ry
火災保険や自動車保険と同じなので、省略。


記事には何も書かれていないけれども、この少年の親も、火災保険に入っていたはず。この事故の賠償責任も損害保険会社がとってくれるのではないだろうか。記者にはそこを調べて書いて欲しかった。

日常生活にはまさか、という事態に陥ることが多いもの。そんな時のための保険には何かしら入るべきだと思う。

それがいつか、あなたを救う。

2013年7月8日月曜日

安藤美姫の未婚の母としての覚悟

未婚の母となった安藤美姫への風当たりが強いようだが、同時にそれを擁護する声もまた多い。

批判派は安藤美姫への不満というよりも、彼女に影響された若いモノ知らずの女性が、
「自分だって未婚でも子供を産んでもいいじゃん」
と言い出しかねないことへの恐怖によるものだと思う。

潜在的ヤンママは案外多い。勉強や努力が嫌いで、親や先生の意見を聞くのはイヤだけれど先輩や男の影響は受けやすいという女性たち。彼らは世間の影響を受けやすい。世間が未婚の女性に寛容になれば、ある時を境にして、一斉に、本能の命じるままに未婚者の出産ラッシュが始まるかもしれない。まるで繁殖地のオットセイのように一斉にだ。
「キタオットセイの暮らし」HPより
そうなっては家族制度は崩壊の危機に立つ。それを危惧する人々が、未婚の母のアイコンを早めに潰そうと考える気持ちも、分かる。

けれども今の日本、たとえ虐待が増えようとも、子供の数を増やすことの方が早急の課題。親父雑誌の「週刊文春」の安藤美姫批判の試みが、逆に批判の渦へと巻き込まれたのも、民族的危機感のなせるわざなのかもしれない。

批判と肯定の間で、日本の世論は安藤美姫に対して迷走をしているように思える。

彼女の娘の名前は「ひまわり」だそうだ。元コーチで元彼氏、ロシアの種馬の異名を持つのヤ○チン・モロゾフの国の国花がひまわりだから、何か関係があるのかもしれない、などと2chなどの口さがない京雀はかしましい。子供の名前をつけるとき、今は別の男とつきあっているのだとしたら、普通は元彼にまつわる名前を息子につけないもの。たとえば日本人とつきあっていた中国人女性が、その後、自国の男性と結婚して子供を産み、生まれた娘に「桜花(インファ)」と名付けないだろう。……たぶんね。

2013年7月7日日曜日

自民党、やっちゃったなぁ。演説中に女性を尋問

動画を観ながら唖然とした。

★ 自民党、女性からプラカードを取り上げて住所氏名を聞き出す

安倍首相の演説中に、とある女性が、
「総理、質問です。原発廃炉に 賛成?反対?」
というプラカードを持って立っていた。私はこの手のことをする意味がよく分からない。野球やサッカーで応援の垂れ幕を掲げている連中の情熱に共感できないようにだ。他の観客の邪魔じゃないの? といつも思うが、まあ、それはいい。

自民党職員がこの女性からプラカードを取り上げ、女性の住所や名前を聞きだす、という行為に出た。バカかと。ここは戦前の日本か、それとも中国か?

動画を観たが、プラカードを持っていたのは若い弱々しい女性だ。
尋問した職員には、
「こんな女性なら俺だって言うことを聞かせられる」
なんて奢りがあったのじゃないか。おっさん連中のやけに馴れ馴れしく押し付けがましい、ねちっこい話し方は、場末のスナックで善良な男性を装ってママを口説く中年男性のそれである。たいていうまくいかないんだけど。

私は自分では自由主義者で日本主義者のつもりなので、思想的に一番近い自民党を応援したい。そのはずなのだが、先日のワタミ会長(元か)の参院戦擁立などなど、手放しで応援できないことばかり最近の自民党がやらかすため、不愉快でしょうがない。自民党の悪癖は、弱者の自由や権利に無神経なところである。

民主党候補を在特会が韓国人のふりをして勝手に応援していたのを町で見かけたが、あれだけ罵声を浴びながら、民主党職員は在特会の連中からプラカードを取り上げたりしなかった。さすがの権力ボケした民主党も、そこまでバカじゃなかった。
 
住所を聞くのもおかしな話だ。プラカードを返すため、などと言っているが、応援演説が終わって返せばいいだけの話だ。
「念のために住所を控えておこう」
という軽々しい気持ちか、
「いずれ役立つかもしれない」
と考えた勇み足だろう。それにしても軽率だ。自分たちが権力者側で弱者の権利を守る義務がある、という自覚がないんじゃないか。

もっとも自民党にとってはどうでもいいことなのかもしれない。彼らの支持母体は、私のような権力のない人間から、経営者や会社役員のような権力者まで幅広い。権力者にとっては表現の自由なんてクソ食らえだ。そして、自民党にとって今一番必要なことは、金を持っている連中から政治資金を集めること。権力者のご機嫌伺いだ。この意識が現場職員に浸透しているから、こういう行動となる。もしも動画で撮られなかったら、今頃職員間で誇示しあっていたかもしれない。

「首相の応援演説にバカなプラカードを持っていた女がいたから、取り上げて住所とか聞き出してやりましたよ」
「どうせ目立ちたいだけのバカ女でしょ。海外のマネでしょ。何かの主人公にでもなったつもりなんじゃないの?」
「自分に何かできると、本気で信じているんでしょうねえ」
「二本松のあそこの町内会長は知っているから、彼女の家庭がどんなとこか、後で聞き出してやるよ」
「そうしてください」
なんてね。

表現の自由は新聞やテレビなどの、コントロールできるメディアだけに持たせればいい、程度にしか考えていないから、プラカードを掲げていた女性からそれを取り上げて住所を聞き出すという威圧行為がバレたときに、どのような反発を世間から集めるのか、分からないのだろう。

そうはいっても、どうせなにがあっても自民党が圧勝するのだろうが、それにしても不愉快。参院戦まで間がないけれども、たぶん、また何かやらかすのだろう。驕れる組織はろくなことをしない。

2013年7月6日土曜日

平安時代の流行病が日本人を守った

『銃・病原菌・鉄』によれば、北アメリカのネイティブ・アメリカンは、最盛期には2000万人いたそうだ。それが、白人が入植を本格的に開始する前に急速にその姿を消し、17世紀後半には100万人にまで減ってしまう。

ネイティブ・アメリカンの人口が減った原因は、白人入植者による虐殺よりも、もっと別の恐ろしい原因による影響が大きかった。

その理由が本のタイトルにもある病原菌だ。ヨーロッパの白人は家畜と日常的に接していた。牛や豚といった大型獣は、実は流行病の培養地でもある。家畜に広まった感染症の病原菌が、あるとき突然変異して人間に感染してしまう。その結果人間の間でも感染症が蔓延することは、家畜を飼う地域ではよく起こる話でもあった。

現代でも中国からインフルエンザが発症することが多いのは、現地で大量に飼育されている豚間の病気が、突然変異して人間へ感染するからだという。

白人は、家畜から伝染する様々な病気に対して長い時間をかけて抗体を獲得してきた。白人に比べて、大型獣を飼う習慣のなかったネイティブ・アメリカンは伝染病への耐性がなかった。そして、彼らは白人入植地から撒き散らされる伝染病に感染して、次第にその数を減らしていった。

同様のことはオーストラリアでも中南米でも起こった。大型獣を飼う習慣のある地域で発達した文明が、そうではない文明と接した時、優位に立てたのは病原菌のお陰だったというわけ。

こんな事を上掲書で読む内に、では日本はどうなのだろう? とふと思った。サミュエル・ハンティントンによれば文明の一つと見なされるほどの規模の日本文明が、西洋文明と過去に対峙したときがあった。室町時代末期の西洋人の伝来である。大航海時代を迎えて白人たちが日本にも大勢やってきたあの時代に、日本人が彼らのために駆逐されることはなかった。

日本では大型獣を飼う習慣があまりない。仏教の禁忌のために牛や豚の大量飼育は行われなかった。せいぜい、軍馬の放牧が限定された地域で行われていた程度。それなのに、16世紀半ばに白人が日本にやってきたときに、日本人が大量絶滅することはなく、彼らに征服されることもなかった。なぜなのだろうか?

この時に思い出すのが、平安時代以前にたびたび報告される流行病である。今昔物語などの当時の風物を伝える伝承では、流行病が幾度となくいろいろな地域で流行し、時には町や村が全滅することもあったという。

だが、それから数百年が経つと、流行病のせいで町が全滅する、という話は多くは聞かなくなる。無論、天然痘やコレラなどの大流行はあったものの、お伽草子に書かれるような大規模な伝染病の流行は影を潜める。

それは無論、衛生観念の浸透だとか、農産物の生産能力が向上して栄養状態が良くなったことなどのせいだろうが、日本人の間にある程度伝染病が行き渡り、一巡して、伝染病への抗体を人々が得た、という理由もあるのではないかと思う。

そこで思い出すのが遣隋使、遣唐使といった人々の存在だ。彼らが中国で病気に感染し、それが日本に持ち込まれたのは間違いない。その結果、何百万人という日本人が流行病で亡くなったのだろう。

だが、そのお陰で日本人は伝染病への抗体をすでに獲得していた。だから大航海時代に白人が日本に到達しても伝染病によって国力を落とすことはなく、白人から征服されることを免れたのではなかったか、ということを考えた。この仮説が合っているのかどうかわからないけれども。

たぶん「北風が勇者バイキングを作った」のだろう。




2013年7月5日金曜日

亜鉛はマジで男性機能を高める/脳に効くのはハイヤーマインド

今から15年くらい前だったと思う。亜鉛のサプリとビール酵母を組み合わせると男性機能が高まる、という記事を雑誌で読んだ(確かSPAだと思うが確証はない)。

当時の私は、そういう行為に及ぼうとした時、なかなかあれが立たない、立っても途中で立たなくなってしまうことに悩んでいた。

理由はいろいろあるだろうが、その頃はその手の行為に不慣れだったことや、極端に睡眠時間が短かった(夜2時まで起きて本を読んだりしていた)こと、自転車を多用していて男性機能の低下を引き起こしていたことなどが原因だったのだろうと思う。

ところがその頃は何が大きな原因なのか皆目分からず、たぶん心因性のものだろうと検討をつけたものの、精神的な弱さをどう解消すればいいのか分からない。そのためにわざわざ滝に打たれるのもバカバカしい。それはあまりにも恥ずかしい。

「拙僧は衆生救済の悲願を立て、日々修行の毎日でござる。して、貴殿は?」
「アソコが元気になるために!」

……ヤダヤダ。

解決法を私は外部に求めた。まずは薬局でリゲインやオロナミンCなどを買ったが、ま、そこそこ。バイアグラを個人輸入ショップで購入したこともあった。これは効いたが、心臓への負担が強くてやめた。勃起するものの、動悸が激しく頭痛がするのだった。

その中でたどり着いたのが、亜鉛のサプリの存在だった。これは即効性はないものの、持続的に服用すれば間違いなく効果がある。それに副作用を感じない。ちなみに私が利用しているのがこれ。

亜鉛の含有量が多く、なにしろ発売元が天下のアサヒ食品。アサヒスーパードライを発売しているあのアサヒの子会社だから、信用できる。何が入っているのか分からない健康食品は信用出来るところから買いたいもの。その点ここなら、下手な成分が含まれていたために後日健康障害を引き起こした、なんてことはブランドに傷が付くので、まあ、あるまい。そこは注意しているだろう。

このサプリのお陰で私は、この手の悩みからは解放されることになった。それに、亜鉛不足は注意力や記憶の低下を引き起こすので、その他の諸問題の解決にもつながる。そこでここ数年、毎日一粒、飲むようにしている。

もっともそこまでマジメに服用している訳でもなく、止めたり続けたりという断続的な摂取ではあるけれども(料理と同じだ。何も毎日、栄養価のあるものを取らなくても良かろう)、何年も続けていれば偽薬(ブラセボ)効果なのか、それとも本当に効果があるのか分かるもの。

本来ならば、当時の雑誌に乗っていたビール酵母も勧めたいところだが、あれは摂取がなかなか大変だった。なにしろ15粒ほどを一度に飲み込まなくてはならず、面倒くさい。結果、続けるまでには至らない。

この手のことは、なるべく簡単に続けられることが肝要だろう。その点亜鉛は一日一粒なので楽なのだ。

ちなみにもう1つ、ここ数ヶ月、毎日服用しているサプリがある。これも結構気に入っている。

頭脳によく効くサプリメントだという。その手のサプリはいろいろあるけれども、海外の比較サイトなども読みながら、もっとも副作用がなさそうなものを選んだ。

仕事が終わると疲れて、それ以外のことに頭がまわらない経験をお持ちの社会人は多いだろう。集中力には個人差がある。頭脳のそもそもの出来がタフな人間は上へ上がり、出来が並の人間は並のところをうだうだすることになる。

それを補助するのがこのサプリといったところか。飲むと集中力が高まり、他のことにあまり気を取られなくなる。記憶力、想起力が高まるようになった。このような効果を段々と実感している。

もっとも、亜鉛の過剰摂取は身体に良くない。

★ 亜鉛の過剰摂取による副作用はこんな症状が出ます
多少、多めに摂っていたとしても亜鉛はミネラルの中では毒性が低いため副作用がすぐに出てくる心配もほぼ無いと言えます。ごく稀なケースですが、一度に大量に摂取すると急性中毒を起こすことがあります。過剰摂取から副作用を起こす心配のない亜鉛の一日あたりの上限とされる摂取量は男女とも「30mg」と定められています。(中略)日本人は1日平均8mgの亜鉛を食事で摂っているそうなのでサプリメント等で補う場合には過剰摂取とならないよう計算して摂取することが大切です。
ハイヤーマインド4粒の亜鉛含有量が10mgで、アサヒの亜鉛が14mgなので、注意が必要。私はハイヤーマインドが割高なので、一日1粒しか服用していない(それでも充分効果がある)けれども、4粒服用しようと思う方は、アサヒのディアナチュラ亜鉛は服用しなくてもいいのではないだろうか。

ただ、この手のものは合う人、合わない人がいる。服用してみて合わなければ、止めたほうがいい。そこは自己責任で。

2013年7月4日木曜日

老人の後ろに死神が映る/ブロガーサミット

幻想フリー素材サイトFirst Moon
標題のとおりなんだが、ある場所で老人が心臓発作を起こし、その後ろに死神が映り込んだということで、世界中で話題になっている。

出落ちだけれども、笑ったのでご紹介。

紹介といえば、今度「ブロガーサミット」というイベントが東京で開催される。
■タイトル:ブロガーサミット2013
■日時:2013年8月24日(土)13:00~21:00(19:30より懇親会予定)(仮)
■会場:ベルサール渋谷ファースト
■住所:東京都渋谷区東1-2-20 住友不動産渋谷ファーストタワー2F
■地図(URL):http://www.bellesalle.co.jp/bs_shibuyafirst/access.html
■交通案内:「渋谷駅」東口徒歩8分(JR線・銀座線・東横線・井の頭線)
      「渋谷駅」15番出口徒歩8分(半蔵門線・副都心線)
      「渋谷駅」新南口徒歩7分(JR線)
      「表参道駅」B1出口徒歩10分(銀座線・半蔵門線・千代田線)
■参加費用:/5,000円(懇親会費用込み)
■募集定員:400名
津田大介やメレ山メレ子などの著名ブロガーが多数参加するので、面白そうだと思ったブロガーの皆様は、ご参加ください。私も参加しようと思う。

2013年7月3日水曜日

川崎重工業が1リットル40円でエタノールを取り出す技術に成功

先月、川崎重工業でクーデターが起こり、社長他2名が取締役会から追放された。

★ 川崎重工、社長解任クーデターの舞台裏 社内抗争が三井造船との統合破談騒動に発展
 6月26日の株主総会前に、35分間で成功するようなクーデターが起きたのは、合併推進派の長谷川・前社長が株主総会後に取締役を入れ替えて、新しい経営陣のもとで合併推進を決めようとしたことが原因だ。合併阻止派がこれに先手を打った。クーデターを主導した大橋会長も、今回の株主総会で退任することになっていた。
この長谷川前社長というのがどうにもクセモノだったようで、日本の新幹線技術を中国に流出させた張本人だと目されている。結局、中国はその技術を「独自技術だ」と言い張って国際特許を出願している最中だというのだから、穏やかではない。

★ 中国、日本の新幹線技術を国際特許出願…なぜ川崎重工は技術を流出させたのか
 大庭浩が会長で、今回のクーデターの首謀者でもある大橋が社長の時に、中国に新幹線「はやて」の技術を盗まれるという事件があった。新幹線売り込みのグランドデザインを書いたのが長谷川だとされる。
 JR東日本と組んで新幹線の車輌(技術)を提供した川崎重工業の契約が杜撰で「技術を盗んでください」といっているようなものだったことが、新幹線技術を中国に盗まれる原因となった。
いろいろと問題のある社長が解任されて、結局川崎重工は独自路線を進むこととなったのだが、その決断を後押ししたのが下記の画期的技術だった、という噂がある。

★ 非食用バイオマスの稲わらから低コストなバイオエタノール製造技術を確立
稲わらの前処理、糖化、発酵、蒸留および無水化まで一貫した実証プラントを連続稼動させ、JIS(※1)に適合したバイオエタノールを安定して製造可能であることを確認し、商業規模で1リットルあたり40円の製造コスト(※2)を実現するバイオエタノールの製造技術を確立しました。
1リットル40円というのは、相当の低コストだ。今後は何も稲わらにこだわらなくなくとも、例えばおが屑や枯れ草などの廃棄物から、自由にエタノールを取り出すことが出来るようになるだろう。

メタンハイドレードだの微生物からエタノールを取り出すだのといった技術が実用化されるのはまだまだ先だろう。太陽光発電も安定的な電力供給にまでは至っていない。

だが、植物性廃棄物を熱水処理してエタノールを取り出すことが低コストで出来れば、将来の石油危機は、間違いなく乗りきれることとなる。ネタ元が川崎重工業であり、プレスリリース出来る内容のものが上記の技術だとしたら、内部では実は相当程度まで、エタノール製造技術が進展していると見ていいのではないか。

川崎重工業の株は、買っておくべきかもしれない。

2013年7月2日火曜日

有吉のタレント本「お前なんかもう死んでいる」が思ったよりもよかった

お前なんかもう死んでいる プロ一発屋に学ぶ「生き残りの法則50」 (双葉文庫)
お前なんかもう死んでいる プロ一発屋に学ぶ「生き残りの法則50」 (双葉文庫)

以前「猿岩石」として一世を風靡したものの、そこから鳴かず飛ばずの時期が7、8年続いた後、再ブレイクした有吉弘行がそれまでの間に考えてきたことを綴った『お前なんかもう死んでいる』。


単なるタレント本と思って手に取ることもなかったが、どこのサイトだったか忘れたけれども激賞していた記事を読んで、思わずアマゾンをポチッと押してしまった。

読んでよかった。大抵のことはすでに彼がテレビでも発言していることなので、それほど目新しいことが書かれているわけではないものの、押しつけがましい自己啓発本が多い中で、ネガティブに物事をとらえ、斜に構えながら、二度目のブームを作り上げた彼からは、学ぶことが多い。何より、肩の力が抜ける。

たとえば彼は、潰れた時のショックが大きいので、夢や希望を持つな、と言う。
パチンコだって、開店前から並んで気合い入れて行くから負けたときショックなんですよ。時間空いたからってちょこっと2時間ぐらい空いたときに行った方が勝てたりするんですよね。みんなが口にする夢とか希望なんて、しょせんその程度のもんなんですよ。

成功者の中には、有吉のようなスタンスの経営者が案外、多いのかもしれない。有吉はたまたま売れっ子のタレントだから、売れることが分かっているため、本を書くことにした。だが、普通はこういうネガティブな本は売れないから、ネガティブ型の成功者は本を書こうとはしない。そして巷には、ポジティブ型の成功者の言のみが氾濫することとなる。

「寂しい」から後輩を誘って酒を飲みに行くのは金の無駄遣い、という指摘もよかった。
そのときに思ったのが、「”寂しい、寂しい”って言っているけど、そんなに寂しいのかな?」ってこと。ゲームしてりゃ寂しくなかったりするし、マンガ読んでりゃ全然寂しくないし。よく考えてみると、実際はそんなに寂しいんじゃないかなって思ったんですよ。金遣って誰か誘うぐらいなら、「寂しい」と思わなきゃいいんじゃないかって。
そうそう。社会からプレッシャーを与えられることが多い。
「コミュニケーションを取らなくちゃいけない」
なんてね。

だから、不安がじくじくと湧き出す。他人とつながらないと不安に感じる。けれども、今の都会じゃ一人でも楽しめる娯楽がたくさんあるので、社会のプレッシャーに押しつぶされなければ、友達がいなくても苦痛ではないのだ。

この本を読んでいると、一生懸命努力していくのがばかばかしくなり、
「身の丈でいいから幸せな生活を送れればいいや」
という当たり前のことを改めて感じるようになる。

人生に迷っている人は、こういうダメ人間の勧め的な本を読めば、鬱病にならなくて済むかもしれない。ネガティブな者は、ネガティブに考えてホッと安心しよう。

2013年7月1日月曜日

会いたいからといって会いたいと言ってどうする

Addicted To You
Addicted To You
会いたいくて会いたくて震えるのが西野カナ
会えないから会いたいのが沢田知可子
会いたいくて会えないから私だけを見てほしいのが加藤ミリヤ
会いたくて会えなくて長すぎる夜に光を探してるのがGLAY
会いたいから会えない夜にはあなたを思うほど Uh UhするのもGLAY
会いたくて会えなくて揺れまどうけれど目覚めた翼は消せないのがラルク
会いたくて会えなくて唇噛み締めるのがEXILE
会いたくて会いたくて涙が止まらない夜なのが岡本真夜
会いたくて会いたくて素直な自分でいつもいられないのがLINDBERG
会いたくて会いたくて眠れぬ夜にあなたのぬくもりを思い出すのが松田聖子
会いたくて会いたくて言葉にできないのが小田和正
別に会う必要なんてないのが宇多田
というジョークがあるほど西野カナを始めとするシンガーソングライターの作る歌詞では「会いたい」という言葉が多用されているものだが、この手の多用される言葉は、今も昔も変わらないようだ。

数十年前、なかにし礼だとか阿久悠だとかが活躍していた時代の歌謡曲も似たようなものだったようで、今よりも独自性が重んじられなかった時代、粗製濫造が甚だしく、あるマジックワードを散りばめれば、歌になると言われていたらしい。それは、
  • あなた
  • 恋い
  • わたし
  • ふたり
  • 会う
  • 泣く
  • ひとり
の12の言葉だそうで、これを様々に組み合わせて適当な言葉を間にはさめば、歌が完成するのだという。今もそれは変わらない気がしたが、いや、街頭や街の光が明るくなったせいで、星については最近、歌われなくなったことが唯一の違いといえば違いかもしれない。

ただ、私たちが記憶に残る歌詞のサビの部分を思いだそうとしたとき、上記のマジックキーワードは案外出てこない。失恋の悲しみを北国の風景に仮託したり、トランク一つで出かける旅への気持ちを歌ったり、桜が時の中で咲いたりといった歌詞が思い浮かぶが、会いたいだの愛しているだのといった当たり前の歌詞は案外、その中にはない。

「語りたいことを語るためにはその言葉を使わないで表現することが大切」
だと教えられたことがある。

言いたいことを言わずに回りくどく言うだなんて、随分迂遠な話だ、言いたいことがあるのならば、はっきり言えばいいじゃない、とその時は思ったものだが、最近その理由が分かるようになった。

他人だけではなく、自分だけを好きになって欲しいのに、他人同じセリフを吐いても、他人から抜きん出ることはできないだろう。他人が「好きだ」と言うのならば、自分は、
「嫌いになろうとしても嫌いになれない」
と言うことで、相手に異なる印象を与えることが出来る。月並みな言葉を使わないように努力することが、その人の個性となるのだろう。