今日が雨なら 明日は晴れ
いつも変わらぬ 君恋し
雨が降るから今日は家で会おうと言われていた。
しかし、午後から晴れてしまったので、予定を変更したほうがいいかも知れないと思いつつ、中野は待ち合わせ場所である池袋へと向かった。
いけふくろうの像の前には、大勢の人待ち顔の女性が佇んでいる。
中野がくると、周りが目を背けた。
(うぜぇなぁ)
人ごみが苦手なので、このような場所で待ち合わせするのは本来不得意だ。
だが、彼女から頼まれれば仕方がない。
「待ったァ?」
背後から急に声をかけられ、
「おほっ」
と奇声を発して前へつんのめりそうになる。
「驚き過ぎだよ」
振り向いた先にいたのは、洋子である。
その姿をまぶしそうに見て、
「今日は早いんだな」
と中野は言う。30分待ったことについては、決して触れない。
「うん。乗換がスムーズにいったからね」
と、フリルの付いたブラウスにロリータジーンズという、よくわからないファッションの洋子も、悪びれる様子はない。
周りが注目し始めたので、中野は洋子の手を引いて、階段を上がっていった。
「家に行く前に、何をたべようか」
「うどんがいいな」
「じゃあ、硯屋へ行こうか」
池袋は、段々と便利になる。
その分、どこかが割を食っているのだろう。
中野は彼らのことを気にかけながら、洋子と仲良く手をつなぎながら、その場を後にした。
結局その旦那とも別れることになりました。
結婚とは、我慢の連続でしょう。
これだけ自由な世の中で、たった一人の男性、あるいは女性と数十年も添い遂げなくてはなりません。
その我慢ができるかどうか、忍耐が問われますが、もともと忍耐が嫌いなタイプが多い芸能人には、なかなか難しいのでしょう。
3/23の情報屋さん。の記事の、中央部の書評です。
ノアが華々しく誕生した時のことを覚えています。
馬場が亡くなったとはいえ、経営的には安定していたはずの全日本プロレスからプロレスラーの大半が飛び出して、新団体を立ち上げるという衝撃の展開には、たくさんの憶測が飛び交いました。
ところが、中心となっていた三沢が亡くなってしまい、そこからノアの業績は低迷していきます。
いや、もともとプロレス自体の人気が下降の一途をたどっていて、三沢が亡くなったことは衰退の原因ではなく、要因の一つでしかなかったのかもしれませんが……。
それにしても、ノアの人気の凋落ぶりは急激過ぎました。その陰には何があったのか。
それを暴いたという暴露本、是非読みたいものです。
数年前の話ですが、ハンガリー人の土木技師が、サウジアラビアで7―8ヶ国の技術者からなる国際チームのメンバーとして働いていたときのことです。彼らはお互いに英語を使用して完璧に意思疎通ができるのに、そこにいた英国人の技術者とだけは、どうしてもうまく意思疎通ができません。
そのため、彼が代表者として、その英国人に対して、チームメンバーの総意であると前置きし、「どうか、これからは、お願いだからみなに分かる英語で話してくれないか」と申し出たとのことです。国際ビジネス英語のあり方を考えた場合、この2つの事例のように英米人たち英語を母語とする人々には面白くない現象が出てくることは容易に考えられることでしょう。
グーグルの怖いところは、使用者の初期認識と違う変更が頻繁に行われるところです。
会社全体のサービスはとても素晴らしいのですが、実名制を強要する姿勢は、とても不愉快です。
グーグルのように痒いところに手が届き、なおかつ匿名性の高いサービスならば、毎月千円払っても惜しくないのに、会社のこの姿勢は残念です。
金融業者は、巨額の報酬が約束されていながら、損をしても受け取った分を返還する義務はありません。
そうすると、膨らんだ損失を隠して先送りして、退職してあとはさようなら、というスタイルが確立されていくことになります。
彼らの報酬の3分の2は、10年後でないと受け取れない仕組みにでもすればいいのに。
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