春はあけぼの 横綱ならば
冬はつとめて 忘れゆく
裕作の朝は早い。
5時に起床して、テレビを見ながらぼんやりと、今日の一日について計画を巡らせるのが日課だった。
「大塚さん、まだ戻らないのか」
降板になったことを知らないので、白血病のニュースキャクターのことを心配したりしつつ、世の中の動きを、水槽の中の熱帯魚を観察するようにじっと見つめている。
自分とは無関係であり、ただ眺めて楽しむだけ。自分の身に引き寄せて考えようとはしない。
たまに気持ちがかき乱されそうな場合は、チャンネルをカチャカチャ変える。
ベッドから起き上がるのは、1時間経ち、外が明るくなってからだ。
「怠惰は力」
愚にもつかない格言めいたものを吐きつつ、裕作は歯を磨きながら、朝飯を作る。
変わらない平日の、変わらない日々。
このような平穏な毎日の素晴らしさを、大震災以来、つとに痛感するようになった。
同時に、変わらないということは、年々腐っていくことだ、という強い不安も感じている。
「そろそろ身体、鍛えないとな」
裕作は、何度目かの決意を心に思い浮かべながら、テレビを消して家を出た。
本日気になったニュースはこちら↓
ここ数年、目の疲れに悩まされています。
原因も人それぞれだし、効き目も個人差があるので、自分一番よい方法を取り入れるのが一番いいのではないでしょうか。
上記でいろいろ紹介されています。
中国では下水表面に浮かぶ油をすくって食用油にする業者が暗躍しているそうですが、マレーシアでも、廃油を再販していたというニュースです。
食の安全は何物にも代え難いので、このようなニュースを聞くと、日本に住んでいてよかったと思いますね。
ただ日本でも、加工食品や外食産業では、平気で海外から輸入した粗悪食材を使用している場合が多いと聞きます。
注意しないといけません。
ネコ好きの人にはたまらないかも。
ベルギーのフランダース地方のイーベルでは、3年に1度、猫祭りが行われるそうです。
起源は定かではなく、魔女の使い魔であるネコを退治することが発祥だ……なんて説もあるようです(笑)。
今は単純に、ネコを可愛がるお祭りのようですが、祭りのクライマックスは、なんと、街の繊維会館にある鐘楼の上から、猫を投げ落とすというもの。
元々の趣旨が透けてみえそうでちと怖いです。
ほんとかな? と眉にツバをつけてしまうニュース。
現実からかけ離れたニュースはワクワクしますけれど、あまり実用化したという話を聞きません。
5、6年前も、NTTドコモが、携帯をかざさなくてもポケットに入れたままで、身体をアンテナ代わりに情報を伝えることができる……なんて技術が発表されましたけれど、その後、実用化されたという話はききません。
同じような話題が、ココロ社さんのサイトで、数年前に紹介されていました。
東京から45分で行ける日本屈指の清流地帯
(これいきたいなぁ)
と思ったのを覚えていますが、もう5年前にもなるのですね……。
未だに行かずじまい。
月日のたつのって、早すぎます。
もっとも、新幹線だと片道4,400円。それなら、もっとお安くて手近な観光スポットが千葉あたりにありますからね。そう思うと、足が三島へなかなか向きません。
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