2014年8月17日日曜日

人間がブタに似ているのには理由がある

人間が他の動物に比べると毛が少なく皮下脂肪が厚いのは、はるか昔、水生動物だったからだという説を読んだことがあります。

なるほど、セイウチやイルカなどは皮膚に体毛がほとんどありません。

その時代、海中から頭だけを出して生活していたから、頭髪だけは残ったとか、また、体温低下を防ぐために、生殖器などの一部分だけには体毛が残ったのだとか、その節を裏打ちする事実はたくさんあります。

無論、与太話の類ではありますが、その他にも、チンパンジーの手にはない水かきが、人間の手には残っていることだとか、人間の鼻の穴が猿に比べると水が入りにくい構造になっていることだとか、与太話を裏づける物証は挙げればきりがないため、楽しませてくれる、なかなか説得力がある仮説です。

これはこれでかなりいかれていると思っていましたが、それよりももっと酔狂なことを考える人もいるようです。

★ 「人間はチンパンジーとブタの子供が進化した生物」という仮説をアメリカの遺伝学者が発表!!

人間と免疫系の仕組みが大変似ているために、豚が医療実験によく使われている、という話を聞いたことがある人は、多いでしょう。

アメリカの遺伝子学者によれば、これは偶然ではなく、チンパンジーとブタが自然交配した結果生まれたのが人類なのだから、当然なこと、なのだそうです。
マッカーシー博士は、鳥類や哺乳類の雑種に関する研究を30年以上続けてきた研究者。常識的に考えると、他種同士のハイブリット生物は生殖能力を持たないとされていますが、マッカーシー博士の研究によると実際には、親の種類のどちらかの生物と繁殖できるケースが多くあるといいます。
また多くの人は、染色体の数が異なる生物同士による交配で子孫は残せないと考えていますが、子孫を残せる可能性と染色体の数も関係がないと指摘しています。例えば、ヤギの染色体数は54本(2n=54)でヒツジの染色体数は60本(2n=60)ですが、交配させるとギープという交配種が誕生します。またシマウマの染色体数は44本(2n=44)でロバのの染色体数は62本(2n=62)ですが、交配させるとゼブロイドという交配種が誕生します。
この手の話を読むのは大変面白いですね。人間の想像力は無限だなぁ、と感嘆してしまいます。


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