2012年5月30日水曜日

組織にいると、気を遣う


『残念な人の仕事の中身』という書籍の内容がまとまっている記事をよみました。
「書評と言いつつ、中身についてここまで書いてもいいの? これでこの本を読む人がいるの?」
と一瞬思いました。アマゾンでこの本をググりますと、中身検索ができますし、目次で内容を確認できることを思えば、ここに書かれている程度は許容範囲なのでしょうか。それにしても、出版社として、ここまでならネットに公開してもいいだろうと考えながらアマゾンで紹介しているのに、有志の手によって出版社の意図を離れて内容を公開されてしまうと、マーケティング戦略の大幅な見直しを迫られることでしょう。

とはいえ、読者にとっては、この本に書いていることを自分の身に染み込ませるためには、粗筋では満足できません。私も、思わずクリックして買いそうになりましたし。

評価されない人の12の特徴としては、以下のようなものがあると、まとめ主は書いています。
①一貫性の欠如
②役割の無理解
③ジコチュー
④傲慢
⑤頑固
⑥理論至上主義
⑦偏見
⑧変化への抵抗
⑨仲良しクラブ
⑩まかせない
⑪問題の誇張
⑫無用なユーモア
そのあと、タイプ別の特徴がうまくまとめられています。これは気をつけないといけないなと感じたのは次のタイプに書かれていることです。
自分が見えないタイプ
◆いい仕事ができても、職場の「和」を乱す人は評価されない
◆上司の「些細なこだわり」を尊重する
◆「自分の強み」を生かすために採用されたことを忘れない
◆問題は主観的に指摘せず、「事実」に語らせる
◆男女がそれぞれに同じことをしても、違った評価を受ける
◆職場にいるときは、「嫌なこと」は忘れて仕事に集中する
あるある、と思ったのは、「男女がそれぞれに同じことをしても、違った評価を受ける」という点。
男女が同じ事をしても、違った評価を受ける不条理に直面することはよくあるんですよね。これまでは女性側の不満が大きく取り上げられてきましたが、男女の比率が逆転している職場では、男性社員にも同様の不満が広がっています。仕事中にお菓子をポリポリ食べていても、女性なら許されるのに男性はだらしないと思われる、とか。

それに、上司の「些細なこだわり」を尊重することも、本当に大切です。几帳面な上司がそばにいるのに、整理整頓をしないなんてのは致命的。阿る必要はありませんが、気を遣えない人間は、周りを不愉快にしますので、積極的に阿諛追従を心がけるくらいの意気込みでいたほうがいいのかもしれません。

自分の姿は意外にみえていないもの。こういう本を読んで、自分が他人に与えている不快な印象をひとつひとつ消しこんでいくことも必要かもしれませんよ?






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2012年5月29日火曜日

公務員改革はできる範囲で

公務員への批判が募っています。

慢性的な不況に陥った日本で、決して首にならない公務員を人々がやっかみ、嫉妬の念を募らせているのが原因でしょう。

このため、公務員批判は、政治家にとって人気を得るための手法の一つとなっていると言われていますが、時には的外れの手法が取られることがあります。

公務員減らしの行き先 人を軽々しく扱う政治家を信頼できますか?」という記事では、この風潮に一石を投じています。日本の公務員の数は先進国でも最低レベルにあり、これ以上減らす必要も、待遇を悪くする必要もない、という主張です。

実際、公務員の仕事量が減るわけではなく、いったん得た既得権益を現職公務員が簡単に手放すわけがありません。そうすると、数年という短い期間で政治家が人件費削減をさせているように見せかけるために、定年による自然減を正職員採用で賄うのではなく、非正規職員の採用を増やして全体の人件費の削減を狙う……という手法がまかり通ることになります。

ほとんどの公務員は大変仕事熱心ですし、国民のために一生懸命働いている人が多いのに、これでは現場の士気も上がりません。商品が大ヒットして、売上が急上昇するようなメーカーと異なり、実績が見えにくいのが公務員という仕事です。コスト削減だけを毎日のように求められていては、サービスの充実が後手に回り、質の低下を招くだけです。

これを防ぐためには、公務員制度の構造的な改革が必要ですが、世界のシステムが大変流動出来で、どのように改革を行うことが吉と出るか、誰もわからないのが現状です。つい十年前には大正解だった解答が、ほんの十年で逆転してしまうのが今の世の中です。

今すぐにでも出来ることといえば、公務員批判の的となる、明らかな悪評を防ぐ、ということでしょうか。たとえば、公務員には傲慢な人間が数多く混じっていて、それが市民の不満に火をつけているという問題があります。私、先日役所に電話で問い合わせをしたところ、電話に出た人間の対応にきれそうになりました。そもそもこちらに手続きに不備がありまして、その訂正をお願いしたのですが、こちらの依頼に対して一方的に「あなたねぇ、最初にミスしたんだから、我々のやり方に従ってくださいよ」とまくしたてられて参りました。日を改めて、別の担当者にお願いした所、快く引き受けてもらえたので助かりましたが、そのあと、猛烈に腹がたったのですけれどね。

彼らが公務員全体の評価を下げています。プライドが高く、相手によって態度を変え、弱い者、下手に出るものにはいけ高々な態度を取るのです。お店ならば行かなければ済みますが、役所には必ずどこかでお世話になる必要があります。彼らに便宜再教育を行い、余計な批判を招かないようにしていただきたいものです。





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2012年5月28日月曜日

安売りの終わりの始まり

デフレ経済が日本では異様に長期間続いたため、今ではそれが当たり前となりました。しかし、デフレだけが永遠に続くことはあり得ない話です。日本の国債発行残高は、税収を大幅に上回っています。国債を日銀が引き受けるために紙幣を増刷しなくてはならない状況に近年陥る時も近いでしょう。その時はインフレの開始です。デフレを貫き通そうとしても、日本の財政が立ち行かなくなることは明白です。

コジマの凋落、ビックの危機感に書かれているのは、家電量販店同士が生き残りを図るために、創業家を無視してまでもコジマをビックが傘下に納めた、という内容です。合従連衡が記事の主題ではありますが、そのようなM&Aが進行する底流には、デフレ産業が立ち行かなくなっている現実があります。デフレが収束しようとするうめき声が聞こえてくるようなきがします。

100円ショップも花ざかりですが、供給元の中国では人件費が高騰しています。いつまでも100円で、あれだけの品揃えを行うことが可能とも思えません。世界にはまだまだ貧しい国々は多いですが、その中に、中国ほど、教育熱が高い国はほとんどありません。アフリカ、インド、南米などは、国民に教育が行き届いておらず、これらが中国の代わりになれるかといえばそうはうまくいかないでしょう。よくよく考えれば、あれだけ教育熱が高い国が、世界の最貧国の一つだったという数十年前の事実が、あまりにも、奇跡的な話でした。

安売り産業の苦戦がこれからも続くとしたら、100円ショップや牛丼店のようなところが、これから家電業界のように事業再編、合併が進むかもしれませんね。すき家と吉野家、松屋が混在する駅前で一番安い牛丼店を探す楽しみがなくなるのは嫌だなぁ。




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