2012年11月16日金曜日

明石家さんまのエピソード③

昨日の続きです。

少し脱線していたので、明石家さんまの話に戻しましょう。

2011年8月25日、大竹しのぶが「オールナイトニッポン」のメインパーソナリティーになり、ゲストとして明石家さんまを呼ぶ、というスペシャル企画で、しのぶの息子である二千翔くんの喘息を治した時のエピソードの真実が、25年ぶりに語られました。

……それは、巷間に流布した話とは、ひと味違っていました。これをラジオで聞いた時は、ほんとうに感動しましたね。なにしろ、元妻の大竹しのぶですら、25年間、知らなかったことだったのですから。

さんまが語るには、彼は当時、気功の研究にはまっていたのだそうです。

その数ヶ月前、テレビ番組の企画でさんまの超能力を試すとういうものがありました。見事クリアした彼は、テレパシーや気、魂の存在を信じるようになります。

彼の誤解か勘違いだったのかもしれませんが、ことの真偽は、ここでは問いますまい。

とにかく彼はそのとき以来、「自分は他人よりも"氣"の力が強いらしい」と考えるようになりました。
そして彼は試行錯誤の末に、ある方法にたどりつきます。

現実の障害を、何らかの視覚的イメージとして把握し、それを、想像上で変化させていくことで、現実をも変えてしまう……それが彼が独学で獲得した方法でした。気功や宗教、シャーマニズムにおいて、その技術は「イメージワーク」や「想念術」として知られています。

彼がどうやってその方法にたどり着いたのか分かりません。
もしかして、誰か師匠がいたのかもしれません。

さて、彼がいろいろな試行錯誤のすえに獲得した気功法を用いて、二千翔くんに施した方法とは、次のようなものでした。

喘息で苦しむ二千翔くんを寝かせ、その側に座り、じっとみつめます。そして、イメージングを始めるのです。実際に見るのではなく、その症状を、視覚化したイメージとして、自分の脳内に描くのです。

二千翔くんの喉から、喘息の原因となる熱気のようなものが、100本の針として生えている……これが彼のイメージした、視覚化した病患でした。

それがうまくいった後、喉に手を当て、イメージした想念上の針の束を、おのれの手で、少しずつ吸収していく……そのイメージを絶え間なく続けていきます。そして、その針を、少しずつ、自分の体内で消していくのです。

ところが現実の二千翔くんは、まだ苦しんでいます。
だから、再び彼の喉から針が生えてくる……そうイメージし、それを再び消す……そういう観念上の、高い集中力が必要な作業を、一時も休まず、ひたすら地道に、ふらふらになるまで一晩中行いました。そして、二千翔くんの喘息は、完治しました。

これこそ、彼があの夜に行った方法です。単純な神頼みではなかったのです。

オカルトな話なので、信じる信じないは、あなた次第。
でも、単なる祈りではなく、そこに独自の技術、方法論が隠されていたことを知って、それが真実か否かに関わらず、感動を覚えました。




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