2012年5月10日木曜日

警察発表も当てにならない

先日の5月1日、果物ナイフを隠し持っていた容疑、准教授を逮捕 という記事を紹介した際に、
もっとうまい言い訳をすればいいのに。手紙をよくもらうので、封をナイフで開けるのが習慣だ、とか。護身用だ、なんて馬鹿げた嘘をついて、誰が信用するというのでしょうか。 
というコメントをつけました。ところが、 秋葉銃刀法の嘘  などの記事を読むと、警察の誘導に沿った回答をしないと、いつまでたっても保釈されずに長時間拘束され、警察の期待する回答をせざるを得ない状況に追い込まれるそうです。

2007年の体験談ですが、内容は恐怖。6時間拘束して、理由を説明しても警察は決してそれを認めず、警察の期待する「護身のため」という言葉をなんとかして言わせようと必至だったといいます。たかだか親指の第一関節の先ほどの刃物で、どうやって護身出来るというのでしょう。

警察も、被疑者を拘束した手前、その行為が正当であると世間に認めさせないといけません。単純に「それは文房具で、手紙の封を切ったりしています」という回答では、何時間も拘束する理由としては世間が納得しません。見せしめのためにも、護身用として(相手を刺そうとして)刃物を持ち歩いている人間を逮捕するのは当たり前でしょ、と宣伝する必要があります。筑波大の准教授も、「護身用だ」と言わない限り、保釈してもらえなかったのかも。

警察の発表であっても、鵜呑みにしてはいけませんよね。
愛知県警春日井署は22日、中部大学(愛知県春日井市)の准教授で、同県春日井市東神明町、大○朝○容疑者(62)を銃刀法違反の疑いで現行犯逮捕した。「護身用に持っていた」と供述しているという。発表によると、大○容疑者は同日午後8時半頃、同市白山町の歩道で、刃渡り約10センチの果物ナイフを隠し持っていた疑い。周辺で自動車のタイヤがパンクさせられる事件が相次いでいたことから同署員が警戒していた。大○容疑者が目をそらしたため、署員が所持品の確認を求めると「急いでいる」と立ち去ろうとしたという。ナイフは手提げカバンの中に入っていたという。(ヨミウリ・オンライン 4/23)
ちなみに元記事、先月23日の記事にも関わらず、削除されています。遡ると数ヶ月前の記事も閲覧できるので、ガセネタだったので慌てて消したのでしょうか? 誤報の多い読売新聞だけに、対応には手慣れたものです。

容疑者本人の名誉のために、元の記事には書かれていた名前を伏字にしました。 



本日の気になった記事はこちら。↓


★ 中国から「人肉カプセル」1.7万錠 韓国当局が摘発
気持ち悪いニュースです。堕胎した胎児を原料にした栄養剤が、韓国で出回っているそうです。

中国ではつい100年前まで人肉を食べる悪しき習慣がありました。明代に書かれた孝行などを啓蒙する書『日記故事』には、「割股療親」というエピソードが納められています。病気となった父や母に、自分の太ももの肉を削って食べさせた、という話が美談として伝わっています。これらを魯迅が前近代的な悪習だと非難したのは有名です。

現代中国では否定されている行為とはいえ、ほかの文化圏に比べると、人肉を調理することに対してハードルが低い中華文明では、この手のニュースがこれからも出てくることでしょう。

ただ、胎盤などの栄養価が高いのは確かであり、現代日本でも胎盤を食べる習慣があります。胎盤とは、胎児と妊婦をつないでいる器官のことで、かなりでかいです。

あまり知られていない風習なので、初めて聞くとショックを受けますが、哺乳類にとっては、出産のあとに母が自分の胎盤を食べて栄養補給とするのは当たり前の行為です。それを考えると、人肉食として一概に拒絶反応を示してはいけないのかもしれませんが。


☆ ズボラさんにも!お部屋掃除の裏技・便利技まとめ19個
フローリングの部屋をコメのとぎ汁で磨く、という裏技は初耳です。いい情報なので、今日でも試してみようと思います。


★ 宮沢りえさんが離婚協議中
★ 宮沢りえ離婚!結婚3年…すれ違い生活続き
宮沢りえは男運がないようで、今度の結婚もうまくいきませんでした。女優という職業は、撮影が始まると朝から晩まで拘束されます。家庭生活が営めるのは、撮影と撮影の間だけ。変則的な関係を維持するためには、どこかで妥協する必要があります。出演するのは映画だけにしぼるとか、夫(妻)が妻(夫)を支えることに専念するとか。

夫も仕事で忙しいと、つかの間の夫婦の時間すら持つことはできません。宮沢りえは、家庭の愛情に飢えている、寂しがり屋の女性ですから、再び誰かと結婚することでしょう。次の結婚は、うまくいきますように。


★ キム兄「打ち止め」4度目婚!吉本に誓った
こいつは、ダメだ。

この木村祐一がテレビで話すエピソードを聞く度に、彼とは友達になりたくないとつくづく感じます。部屋に連れ込んだ女性が夜の情事をこばんだために、部屋から引きずり出して階段から蹴落としたエピソードだとか、彼女に腹を立てて冷凍した鶏肉を投げつけたエピソードだとか……。

辺見えみりのエッセーの中でも、木村がタクシーの運転手やレストランの店員にクレームを付ける様子が書かれています。

カッとなりやすい粘着質な人間なのでしょう。そして、カッとなりやすく暴力を厭わない人間が大好きだという女性は予想外に多いのです。頼れると思えるからでしょう。そして、大抵女性のほうが積極的なのです。だから何度も結婚できるのでしょう。

木村祐一も50近くになり、老後の心配があるので、もしかしたらこの結婚はうまくいくかもしれませんが、祝福する気にはなれません。


★ 医師が驚きの提案「死ぬのにはがんに限る。ただし、治療はせずに」
ガンは必ずしも激痛を伴うものではなく、むしろ治療行為によって苦痛を受ける場合が多いのだそうです。最近、老衰で死亡するという話をきかなくなりました。昔、老衰のカテゴリーに収められていた死因のなかには、ガンによって穏やかに死んだ例も多かったのでしょう。

死ぬときには、穏やかに、意識が寸前まである状態で死にたいもの。数年間、痴呆症で家族に迷惑をかけて死にたくはありません。80歳を過ぎてガンになったら、苦痛がないならば治療をしない、というのも選択肢の一つかもしれません。

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