2012年9月25日火曜日

副編集長の名物コラム 「TA-NEHISI COATES」 ①

雑誌『TIME』が選んだ2011年最高のブログ「The Best Blogs of 2011」から、一つを選んで紹介していますが、今回から長いブログは分割して紹介することにします。

長い文章を読み慣れている人にとっては読むのにさほど苦労しない人でしょうが、そうでない人には読むのに疲れるだろうからです。

それに、翻訳は面倒なので、かなり時間が取られるのも理由の一つ(←こちら主な理由かも)。

それでは、海外人気ブログ紹介第11弾の今日は、「 TA-NEHISI COATES--The Atlantic Voices」(『アトランティック』誌編集後記 タネヒシ・コーテスより)についてご案内しましょう。

これまで紹介してきたブログが、独立したブログだったのにくらべて、今回紹介するブログは、雑誌社である『アトランティック』誌オンライン版の中の一コラムでしかありません。

それでいながら『TIME』誌が2011年最高のブログとして取り上げたのは、コラムを書いている副編集長のタネヒシ・コーテスの筆致が冴え渡っているからにほかありません。

ほぼ毎日のようにレベルの高い文章を書いていて、それぞれの分析が面白いことが、いわばライバルである他雑誌の一コラムを選出した理由となったようです。
多くの世界最高のブロガーたち―― 彼の同僚であるジム·ファローズを含む――と同様に、『アトランティック』誌の副編集長であるタネヒシ・コーテスを型にはめることは不可能だ。彼は政治や世界情勢、その他の一面記事となるようなニュースについて書いているのは事実。しかし、ときにはその他の話題:歴史、スポーツ、コンピュータゲーム、彼の好きなマペットモーメントにも関心を向けるのだ。言えることは、多様な関心をもった思いやりのある男ということである。
ちなみに、雑誌『アトランティック』は1857年創刊の老舗雑誌、『マペット・モーメント』とはイギリスで1976年から1981年にかけて放送された人形劇です。

それでは最近の彼のコラムから、非常に多くのコメントを集めていた記事「We Are All Welfare Queens Now」(私たち全員が、今や福祉の女王となっている 2012年9月18日)を、明日からご紹介しましょう。

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