2013年12月1日日曜日

カネを持っていない人間が、それでも喜んでもらえる婚約指輪を選ぶ方法

[ヴァンドームブティック] VENDOME BOUTIQUE ネコペンダント VBTP220355DW
このブログの読者の中には、いつか誰かと結婚したいと考えている人も多くいらっしゃると思う。
その内の男性諸氏におかれては、婚約指輪を買うことを想定せねばなるまい。

お金があるのならば、いくらお金をかけてもいい。どうせ一生に一度しか送ることの出来ないプレゼントである。100万円でも200万円でも、つぎ込めばつぎ込むほど、送られた女性は喜ぶに違いない。

ところが、それほど懐に余裕のない人間ならば、一生に一度のこととはいえ、財布と相談しながら婚約指輪を選ばねばならぬ。

制約条件がある中で、どうすれば精一杯の思いを伝えることができるか。
どうすれば、限られた金額で喜んでもらえる品物を選ぶことが出来るのか。

……という観点から、どのような婚約指輪を選べばいいのかについて述べたサイトやブログは、あまりない(業者側にとってはカネを使わせない話をするメリットはなく、経験者にとっては外聞がよろしくないため、外に出したくないエピソードだからだろう)。

そのような方々に向けて、どのような観点から婚約指輪を選べばいいのかについて、述べてみようと思う。私は独身者なので、これはあくまでフィクションだと思って読んでいただくと幸いだ。

……いまだに独身者の私がなぜこれほど婚約指輪について詳しくなったのか、は内緒(なお、どうしても東京都内の話が中心になることをお許しいただきたい)

1.宝石はダイヤモンド

婚約指輪といえば、ダイヤモンドだ。

異なる考え方を持っている方もいるかもしれない。ダイヤモンドは値が張る。それならば同じ値段でサファイヤとかエメラルドを買った方が質のいいものが買える。それに、他人と同じことはしたくない、など。

そういう考えもあるかも知れない。だが、待って欲しいんだ。

そもそも宝石なんてものは、価値なんてあってないようなものだ。材料自体が何かの役に立つわけではなく、たくさんの人々が「価値がある」と定め、多くの人がそれに同意しているから価値が生まれている。嗜好品の代表的なものだ。多数の人々の総意に支えられている。

だから、嗜好品を買うならば、人々の常識に沿ったことをした方がいい。

日本では宝石業界の長年の尽力により、婚約指輪にはダイヤモンドを送るという常識がまかり通っている。世界的にもダイヤモンドが一般的である。

他人と違うことをしたいのならば、別の機会にいくらでも出来る。こういう時は一般常識に従った方がいいのではないか、と思う。

それに、ダイヤモンドは最も硬い物質だから、
「この結婚を絶対に壊すまい」
という思いも象徴している。他の宝石を選ぶということは、"最も硬い絆"という意味を捨てるということにならないか?

2.カラットかクラリティーか

「TSUTSUMI」の小冊子より
ダイヤモンドを選ぶ基準は4つある。「カラット(重さ)」「カラー(色)」「クラリティー(透明度)」「カット(全体的なプロモーション)」が基準となる。

カラットはたいていの婚約指輪がGood以上だから、ひとまずおいて。

欧米では、カラットが何よりも重視されるそうだ。

奴らはとにかく、デカイことが好きだ。それに、欧米では経済状態によって人々がランク付けされる。経済状態を象徴するのが指輪だ。できるだけ大きい物をつけることがステイタスだという。または、先祖代々伝わる指輪があり、それが婚約指輪となる。婚約指輪としては、北欧や西欧では高い婚約指輪は買わないようだが、結婚後に買うとなると、大きな指輪が好まれるという。

こういうデカイ指輪をつけて出かける機会も多い。パーティー文化が根付いているため、着飾ってパーティーに出かける機会が日本よりもはるかに多い。

多少の色がついていようが、多少の内包物があろうが、そんなことは遠目には分からない。でも、大きさは一目で分かる。だから彼らは、婚約指輪としては2カラット以上の物を選ぶ。

ところが、日本ではそもそも指輪をつけてパーティーに行く習慣があまりない。その上、目立つことはそれほど好まれないから、あまり大きな宝石をつけてパーティーに行くと、顰蹙を買う恐れすらある。それに、物騒な地域では、大きな指輪をつけていると、指ごと切り取られるという事件も発生している。

むしろ日本では量より質が好まれる。それならクラリティーが重要だ。IFクラスとなると値段がポンと跳ね上がってしまうけれども、少しここで頑張った方が女性に喜ばれるかもしれない。

基準で言うと、SI1以上がいいように思う。これ以下になると、肉眼でも不純物や傷が分かる。下記のダイヤはSI2だった。SI2は「10倍に拡大して(内包物が)発見可能」だそうだが、肉眼でも傷がはっきりと分かった。

ちなみに、ダイヤモンドを見る時は、朝10時の光で見るべきだと、宝石商を営んでいた日本マクドナルド初代社長の藤田田が本に書いていた。

日本人の女性の楽しみ方としては、たまに指にはめて喜ぶ、という人が多いようだ。長年眺めていれば、次第に悪いところが目につくもの。その時に、不純物の存在は嫌気が指す原因となる。

外国によく行く人ならばともかく、この日本で婚約指輪を買うのならば、クラリティーを重視した方が無難ではないかと一考。

それに、何度も言うが婚約指輪は、気持ちの象徴なのだ。確かに近くで眺めないと、SI2クラスでも内包物は見えないかもしれないが、
「嘘偽りのない思い」
を伝えたいのに、
「内包物があっても、よく見えないとばれないなら、大丈夫だろ」
と考えるのは、あまりオススメできない。
バレなければ多少の誤魔化しがあってもいい、と言っているようなものじゃないの?

無論、潔癖過ぎるのも困る(他の異性と一緒に飯を食べてはならないとか)。人間だから多少の嘘はあるだろう。でも、その嘘はせめてVS2程度にとどめておきたい。

無論、好みだけれども……。

3.何度も足を運ぶこと

高い買い物をする場合、しかもその商品について詳しくない場合、いろいろな店に何度も足を運んだほうがいい。そうすると、相手も人間だ。初見のお客さんには話さないことも話してくれる。

たとえば、東京都では御徒町という場所に、宝石屋が軒を重ねている。いろんな店があり、どこで買えばいいのか分からない。

その中で1軒、とても安い宝石屋がある。他のどの店よりも安い。ネットで調べても、その理由は不明。
「店員の態度が悪い」
「質は良い」
などの当り障りのない評判しか書いていない。意外に、ネットにはホントの悪い情報は載っていないものだ。

ところが足を運ぶこと数回目にして、こんなことを、とある店では教えてくれるようになる。
「あそこは買い取った中古品をリングを入れ替えて転売しているんですよ」

……別に中古品でもいい、という人はそれでもいいけれども、出来れば新品を上げたいと思うのは人情だろう。こういう情報は事前に仕入れておきたいもの。それが何度もお店に通うことで教えてもらえるようになる。

4.店員は時に、嘘を言う

『ゼクシー』に度々広告を載せていると宣伝している店があるとする。仮にAとしよう。店内には『ゼクシー』に掲載された宝石が、記事とともに飾られてあったりする。とても素晴らしい。

ただ、その店では、宝石鑑定では日本でもっとも権威があるという中央宝石研究所ではなく、名も知れないネットにも載っていないような鑑定所の鑑定書しか出せない、という。

「中央宝石研究所なんてのは、寡占にあぐらをかいている、いい加減な機関です。あそこを通すことは、鑑定料ばかり高くて意味がありません。その分宝石の値段に跳ね返ってしまう。うちはそこを通さない代わりに、お客さんにその分還元しています」

と店員が説明したとする。宝石業界の話なぞ知らないのだから、嘘かどうかも分からない。こんなとき、どうするか。

これも、何度も足を運ぶうちに教えてもらえるようになるだろう。たとえばA店は、過去に詐欺まがいの手法で宝石を販売したために、中央宝石研究所から鑑定を拒否される、という事件を起こしているとか。

「そこがそんなに商品に自信があるならば、一番いいのは『お金を余計に払うから(せいぜい5千円ほど)、中央宝石研究所にも鑑定を依頼して欲しい』と頼んでみればいい。御徒町では中央宝石研究所以外の鑑定所を利用している宝石店も多数ありますが、まともなところなら『〇〇宝石研究所の鑑定書も欲しい』と頼めば、有料で気軽に承諾してくれます」

こういうアドバイスを受けて、Aに行って依頼したら、逆ギレされる。
「うちが信用出来ないならば、今すぐお帰りください」
などと言って店員から店のドアを開けて追い出されたりね。その時の態度を見れば、どちらが嘘をついているのか、容易に分かるだろう。

5.数ヶ月のスパンをかける

数ヶ月の間、何度か宝石店に足を運ぶと、タイミングが良ければセール期間に当たる可能性がある。どんなお店でも、一年の間に何度か、セールを行って宝石を安く販売する時期がある。普段の数割引、ときには半額の値段のものがお目見えすることもある。

急ぐ話でないならば、時間をかけるべきだ。数万円も安くなるのだから、バカにならない。

6.そこそこブランド力のあるところがいい

普段から宝石をよく買う人ならば、どこで買ってもいいだろう。でも、初めて宝石を買うのだとしたら、よく分からないお店で安いものを買うことほどバカげた話はない。

そのお店は翌年には潰れているかもしれない。

「うちは創業◯十年です」
と古さをアピールしているお店があるかもしれないが、不良在庫を抱えて倒産した宝石店の暖簾だけ買い取った宝石店かもしれない。

普段から宝石を買い慣れていて、宝石自体に価値を置くならば、ブランドを信じるのはムダな行為に思えるかもしれない。ブランドの分だけ、値段に跳ね返ってくるからだ。

でも、その業界に疎いならば、信用できるブランドを選ぶのが無難だろう。とはいっても、ティファニーだとかカルティエだとかはちょっと手が出ない。同じランクで数倍してしまうからだ。

そのブランドがデパートに入っていたら、問題ないんじゃないだろうか。それなりに信用できるブランドしか店内に店を構えさせないだろうから。

7.給料三ヶ月分は過去の話

日本在住の外国人に、婚約指輪の相場を聞いてみた、という記事がある。


これによれば、アメリカでは給料の二ヶ月分が相場だそうだ。しかし、ヨーロッパではスペイン以外は、今では高価なものは買わなくなっているという。

経済が破綻したスペインや、離婚がやたらと多いアメリカのマネをする必要もあるまい。成熟した社会では、婚約指輪には昔ほどお金をかけなくなっている。日本でも今では給料一ヶ月分近辺がほとんどだという。借金してまで高価なものを買って、結婚後に妻に負担をかけては元も子もあるまい。

8.0.3カラット以上がいいのではないか

以上、いろいろな制約条件がある中で宝石を選ぼうとすると、それほどカラット数が大きなものが買えなくなる。

でも、せっかくならばある程度の大きさのものをプレゼントしたいではないか。いったいいくらほどの大きさが必要なのか。

いろいろと調べたところ、こういう記事を見つけた。

2012年度、某結婚情報雑誌の調べによれば、婚約指輪の購入率は首都圏で64%程度です。
ダイヤモンド婚約指輪のダイヤの大きさの平均は0.25~0.3カラット、お値段の平均は36万7千円です。
関西圏ではダイヤの大きさの平均は0.3~0.4カラットとなり、お値段の平均は首都圏と同じ36万7千円です。
0.3カラットあれば、婚約者も他人に見せても、肩身が狭くなることはないようだ。


以上となる。

これから婚約指輪を買おうと思っている方は、参考にして欲しい。この記事がいずれ必要になり、後になって思い出して読みたいと思う時があるかも知れない。そのときは、Googleで「アマカナタ 婚約指輪」で検索すると、今日の記事がすぐにみつかるだろう。

ちなみに、東京都内だと池袋の東武デパート地下にある池袋東武ホープセンター店が親切に応対してくれるのでいいと思うよ。

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