2013年5月1日水曜日

ハーレムを作る方法 あるいはその魔の手から逃れる方法 下

昨日、渋谷被告が占い師募集の広告を用いて、ハーレム予備軍の女性を探し出していた、という話を致しました。

この方法を使って、数百人もの女性と関係を重ねたのが、佐藤まさあきという漫画家。あまり知られていませんが、劇画全盛の時代に活躍された漫画家で、今でも熱烈なファンが多い方です。彼が1998年に出版した自伝『「堕靡泥(だびで)の星」の遺書』の中で、デザイン事務所のアシスタント募集を求人誌で呼びかけ、応募してきた女性を面接を装い食事に誘い、その中からみつくろって、欲望のはけ口にしていたことを紹介しています。その詳細を記載した『「堕靡泥の星」の遺書』は内容を紹介するのがはばかられる本なので、ぜひお読みください(笑)。

ちなみに彼は、好き勝手なことをした報いを受けてか、50代でEDとなり、66歳の若さで心不全で亡くなりました。

3.徹底した調査

……話を戻しましょう。渋谷がハーレムを作った方法について。

彼は受け取った履歴書の写真と現在の職場を調べ、ターゲットとする女性のバイト先などに変装して訪れたり、支配下の女性を利用したりして、相手の情報を徹底的に調べたのだそうです。

その段階では、このターゲットとなった女性は渋谷被告の顔を知りません。意識していなければ、お店に来た目立たない客のことなど見てもすぐに忘れてしまいます。

そして、相手から知られていないことをいいことに、相手のいろいろな情報を手に入れてしまうのです。噂を知ることはできなくても、働き方などを観察すれば職場の人間関係や人物像などをある程度知ることができます。

4.貶して褒める

彼の話法は、「けなしてほめる」というものでした。

たとえば、スーパーのレジに20代後半の美しい女性がいたとします。その女性に、まず、年を尋ねるのです。
「あなた、いくつ?」
それに正直に年を言ったらすかさず、
「結構、年、いっているんだね」
と、けなします。もちろん女性はむっとします。

するとすかさず、
「でもきれいだね。ほんとうに綺麗だね」
と徹底的に褒めるのだそうです。

これで女性はどうなるか。一度女性は不安になり、その後にさらに全否定されて深く人格が傷つきます。その傷を褒められることで癒された時、相手に支配されてしまうのです。

男女がつきあっていれば、ケンカもあるでしょう。相手を不安にさせてしまうこともあるでしょう。でも、それにつけ込んで、相手を支配しようとするのがDV男のやり口。渋谷被告のやっていることもDV男のそれと似通っているので合い通じるものがあるのでしょう。

5.不安にさせる

相手を自宅に引き入れた後、彼は調査した結果を利用して、
「あなたのお母さん、亡くなっているね」
「ガンで亡くなったんだね」
などと語りかけます。

それで渋谷の占いの能力を信じきった女性に、渋谷は追い打ちをかけます。
「悪霊が付いているよ」
「悪霊を祓えるのは俺だけだ」

そして、彼女を苦しみから救うためだと称して、彼が相手に命じるのが、
「シークル」
という呪文を千回唱えながら、ロウソクの炎を見つめさせるというものでした。

なぜシークル?
シークルを何回も唱えてください。
「しーくるしーくるしーくるしーくるしーくるしーくるしー……苦しい」

バカバカしいけれども、苦しみから逃れるための呪文だと思って女性が何度も唱える言葉自体が、彼女の潜在意識に、
「私は今苦しんでいるんだ」
という暗示をかけていたのです。

バカバカしいと思ったあなたは大丈夫かもしれません。

でもね、そこにいるのは、占い師募集の広告に応募し、渋谷によって調査された内容をもとに悩みをズバズバと当てられ、その上渋谷から「けなしてほめる」行為を何度か繰り返させられて、不安感でいっぱいな女性なのです。

そんな女性が暗い部屋で、ろうそくの炎を見つめながら、
「苦しい、苦しい」
と何度もつぶやいてみなさい。もう、誰かに助けてほしい、としか思えなくなります。

そこで渋谷がおもむろに部屋に入ってきて、彼女の肩を抱いて、
「大丈夫。俺のところにいれば、悪霊をすべて払ってやるから」
などとささやけば、もう、女性は渋谷のものとなってしまうのです。

こういう悪辣な方法は、知ることによって、その支配から逃れることができます。女性のみなさんは、上記のような手口にひっかからないように、十分ご注意ください。

そして男性諸君。渋谷のようなトンデモない男がハーレムを作り上げるためには、それなりの努力が必要であることをお分かりいただけたと思います。

努力無くして成果なし。セオリーなくして結果なし。ハーレムは無理でも、意中の女性を射止めたいながら、努力あるのみです。その努力のために、上記の内容がなんらかの助けになるかもしれません。

0 件のコメント :

コメントを投稿