2014年1月27日月曜日

剛力彩芽がプリキュアに声優として出演

剛力彩芽はそれほど一般受けしないタイプなのに、大手芸能事務所がゴリ押ししているせいでメディア露出が多く、コアな視聴者から批判されることの多いタレントです。特にオタクと呼ばれる層からは、総スカンを食っていますね。

その彼女がアニメ『プリキュア』に声優として出演することが決まったそうです。

★ 剛力彩芽:劇場版「プリキュア」に声優出演


アニメは昔からオタクが聖域と考えているジャンルであり、その中でも「魔法少女物」というのはマニアックなファンがついていることで有名。『プリキュア』シリーズは特に狂的なファンがいることでも知られています。

彼らは声優以外のぽっと出のタレントが、アニメへ声優として進出することを極端に嫌います。

「声優がリスペクトされていない」という理由だけで、最高のアニメ作品と呼ばれるジブリの作品にすら低評価を与えるほどです。

そこに果敢に切り込んできた剛力彩芽とその周辺スタッフの蛮勇に、拍手をしたいと思います。


当然のようにネット上では罵詈雑言の嵐で、
「プロデューサーと寝たに違いない」
などという誹謗中傷が行われていますが、それはないでしょう。プロデューサーにも選ぶ権利があります。

先日「剛力彩芽が可愛く見えてきた」という記事を書きましたが、そうはいっても私、芸能事務所の恣意的な戦略にあまりイイ気がしないことにはかわりはなく、もう少し周りに配慮して欲しいと思っています。

特にこういう熱狂的なマニアのいる作品に対しては、彼らファンのためにもそっとしておいてやりたいので、今回の発表には、
「ないな」
と思ってしまいました。


ただ、これはいいクスリかもしれません。10年以上前から、アニメにどっぷりと浸かったファンに危機感を募らせた庵野秀明なんぞが、
「オタクは現実にもどれ」
と叫んでいましたけれども、むしろ彼らを現実に引き戻すためには、主張を込めたアニメ作品を作ることよりも、声優に剛力彩芽を投入することの方がより効果的なのではないか、とふと思った次第です。

どうでしょう?

次回の『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』では、声優に剛力彩芽を使ってみては?

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