2015年2月1日日曜日

小保方春子はリケジョじゃない

最近、また小保方晴子の周辺が騒がしくなってきましたね。

★ 小保方晴子さんを思わせるキャラクターをゲームに使用、スクエニが謝罪

★ 窃盗容疑で小保方晴子氏を刑事告発へ
STAP細胞を開発したとする論文で研究不正が認定され、先月に理化学研究所を依願退職した小保方晴子氏(31)が、窃盗容疑で刑事告発されることになった。
★ 小保方氏と理研「暴露本」で密約?
騒動の幕引きを急ぐかのような経緯からは、理研の体質が垣間見える。内部関係者の話。
「あれだけのスキャンダルを起こしておきながら、組織の長である野依良治理事長がそのまま居座っているのが、いい例だ。理研は一日も早く騒動のマイナスイメージを払拭し“何もなかった”状態に戻したいと考えているのです」

昨年あれだけ世間を騒がせ、いったん収束したかとおもいきや、ふたたびニュースとなるのは、それだけ小保方晴子のキャラが魅力的だったからでしょう。

一見清楚、お嬢様。スタイルも容姿も美しい。その上科学の大天才。ハーバード大学で研究員を務めたのち、日本最高峰の研究所「理研」に所属しながら、「万能細胞を簡単に作れる」という画期的な論文を、世界的な科学誌『ネイチャー』に掲載。

しかしその実態は、大勢の科学者たちを手玉にとって国際的な地位を着々と築いた悪女。ある男は死に、ある男は人生を狂わされた。しかし女自身は決してつかまらず、逃げ続ける……。

これ、完全にアニメやライトノベルのキャラ設定ですよね。そしてたぶん、「設定を詰め込み過ぎです」「リアリティーがなさすぎます」と編集者に怒られるパターン。でも、本当にこんな人物が実在しているのですから、いやはや、事実は小説よりも奇なり、です。

昨年私も、彼女についていくつか記事を書きました。

★ 小保方捏造論文捏造疑惑は上質のミステリー
★ 小保方晴子の記者会見を観た
★ 小保方さん側弁護士は、わざと不利な情報を公表しているのではないか

それだけ魅力を感じたからでしたが、さて、再び最近のニュースで彼女についてふと思いついたのが、
「彼女は本当は理系ではなく文系だったのではないか?」
という疑惑です。

彼女は理系女子、通称「リケジョ」と言われ、当初は理系女子の出世株と目されていたのは衆知のとおりです。その株は後で暴落しましたが。

理系の女の子の取扱説明書」によれば、リケジョには三つの特徴があるそうです。
  • プライドが高い
  • 子供の頃にいじめられたことがある
  • 議論が好き 
でも、小保方さん、そのどれにも当てはまりそうにありません。天然ぽくていじめられるタイプではなく、議論も下手でしょう。理系女子にありがちなプライドとは、少々無縁のように思います。

思えば彼女の言葉は、やけに文学的でした。STAP細胞のことを「王子がキスして目覚めるプリンセス細胞」と言ったり、週刊誌の記者が彼女に問い詰めたところ、「私が死んでも、STAPの現象は起こります」と答えたり、STAP細胞の再現実験に参加する際に、「生き別れた息子を早く捜しに行きたい」と答えたり……。

人間を理系と文系に分ける基準は思考のフレームにある、という説を聞いたことがあります。

理系はものごとを論理的に把握して、論理的に説明します。論理とは共通認識の積み重ねの末に、新しい事実を納得させるという技法です。たとえば、彼に浮気をしてはいけないことを説明するのに、
  1. 浮気をされると嫌だよね(←そうだな。俺は嫌だな)
  2. あなたは私を大切にしたい、私の嫌なことはしたくないって誓ったよね(←そうだ。君の嫌がることはしたくない)
  3. 浮気されることは私の嫌なことなの。だから浮気はやめて(←わかった)
と説得するのが論理的な説得方法。

それに対して、文系は、イメージをふくらませて、感情に訴えて説得するのだそうです。
「浮気をされたら、私は多分自分の心臓をえぐりだして死んでしまうかもしれない。大切なあなたに浮気をされたら、何も信じられなくて、自分が惨めになって、この世界にはいられないと思う。それほどつらいと思う……」
とかね。当然、思考もイメージ。頭の中にはさまざまなイメージがフラッシュのようにパッパッと沸き起こり、あるいはポロックの絵画のように、イメージや感情がうねりをともないながら渦巻いています。

その分類方法でいけば、小保方晴子は明らかに文系女子。論理的な積み重ねよりもイメージでものごとを考えるタイプの女性でしょう。

人間は異なるタイプの人間の話を面白がる性癖がありますから、理系の園に迷い込んだ文系女子に、研究者たちが魅力を感じて彼女に惚れ込んだのも、理解できなくもありません。


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