2014年8月18日月曜日

エボラ出血熱・イスラム過激派が結びつくかも

今朝起きて早々、気になるニュースが飛び込んできた。

★ エボラ隔離施設を襲撃、リベリア 患者20人逃走
【ゴマ(コンゴ東部)共同】フランス公共ラジオは17日、エボラ出血熱が猛威を振るう西アフリカ・リベリアの首都モンロビアで、武装した男らが「エボラは存在しない」と叫びながら、感染者の隔離施設を襲撃し、少なくとも患者20人が逃走したと報じた。
ご存知の通り、エボラ出血熱が西アフリカで大流行している。エボラ出血熱は致死率が50~90%と極めて高く、治療法が確立されていない。その上感染力が極めて高い。リベリアやナイジェリアなどでは非常事態宣言を発して、エボラ出血熱が流行している地域ごと閉鎖して国全体への波及を免れようとしている。

ところが、隔離施設は軍によって厳重に守られていると思っていたが、かように脆いものだったという事実が、この事件で露呈してしまった。

この事件への対応如何によっては、世界がかなり危険な事態へと、陥りかねない。

北アフリカ各国ではイスラム過激派と政府軍との対立が続いている。エボラ出血熱が流行しているナイジェリアでは、240人の女子生徒を拉致した悪名高きボコ・ハラムという組織が勢力を増している。ボコ・ハラムだけではない。似たようなイスラム過激派は、アフリカ中で政府軍と対立して、武装闘争を繰り広げている。

ボコ・ハラムは、進化論に反対するなど、科学的思考を「西洋的」だとして否定する。他のイスラム過激派も、同様の主張を掲げているところが多い。

今回の事件では、武装勢力は「エボラは存在しない」と叫びながら隔離施設を破壊していったという。誰もが恐れる隔離施設に、狂信的な主張を掲げながら襲撃して、なおかつ成功できるほど組織だった武装勢力の存在は、限られているだろう。報道されていないけれども、隔離施設を襲ったのは、十中八九、イスラム過激派ではないだろうか、と私は疑っている。

そう考えると、隔離施設の襲撃には別の意味が考えられる。

以前、"アフリカで横行する「儀式殺人」と「製薬殺人」"という記事を書いたことがある。アフリカでは「人体」に対する関心がもともと根強い地域であり、人体を加工することに抵抗感がない。

もしかすると、イスラム過激派にとっての目的は、患者の人体だったのかもしれない。彼らにとって、エボラウイルスは、降って湧いた「貧者の武器」なのではないか。

私がたった今思いついたくらいだから、どうやればもっと効果的なテロを起こせるか日夜研究している彼らは、早くからエボラ出血熱のテロ利用方法を考えていただろう。

とは言え、エボラ出血熱の患者の肉体を手に入れるために病気が流行している地域を訪ねて回るのは、あまりにリスキーだ。政府軍に感知されるかもしれないし、自分自身も罹患する可能性がある。しかし、隔離施設を襲撃すれば、確実に患者だと分かっている人物の肉体を、比較的安全に手に入れられるだろう。

後は簡単だ。患者を殺し、臓器を丸薬状にして難民キャンプに持ち込むとか、食品としてアメリカの協力者に送りつけ、ニューヨークの露店でフランクフルトになすりつけて売るとか、いくらでもテロの方法が思いつく。これからはもう、爆弾を運ぶ必要はないのだ。

イスラム過激派へ資金を提供している中近東の王族を全員収容してしまうとか、近日中に何らかの大胆な施策を採らないと、イスラム過激派の行動はさらにエスカレートして、大きな災害が世界に生じるのではないか?


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