2014年6月8日日曜日

夜泣きの子供は放置するべきだそうです

仕事が立て込んでいまして、更新が滞ってしまいました。ここからは体力勝負ですね。
季節の変わり目でもありますので、皆さま、体調管理にはくれぐれもご留意を。

さて、本題です。

赤ちゃんの夜泣きに悩まされている若夫婦は多いようです。少し調べたばかりでもこんなにあります。

★ 5~7ヵ月寝返り&おすわりのころ 「夜泣きがつらい」を解消
★ お悩み:夜泣きがひどくて… <0~1歳くらい>
★ Lesson12:赤ちゃんはなぜ泣くの?
★ 夜泣きはママと赤ちゃんの根競べ:子育て中の悩みがあるお母さんへ

私の友人からも、以前夜泣きで困っているという愚痴を聞いたことがあります。昼間仕事で忙しいのに、帰宅しても2、3時間おきに子供が泣き出すので、睡眠不足になるそうです。

結婚して子供ができたら、誰もが耐えなければならない苦行のだろうなと、考えていたのですが、この記事を読んで考えを改めました。

★ フランス人は赤ちゃんの夜泣きをあえて放置! フランス式育児は合理的?
 というのも、赤ん坊には2時間という睡眠サイクルがあり、「サイクルをつなげる学習をしているうちには、泣くのがふつう」なのだそう。これが夜泣きの原因のひとつなのだ。それを親が、お腹を空かせている、おむつが濡れていると先回りして抱き上げると、赤ん坊の睡眠サイクルをつなげる練習を邪魔してしまう。
さすがフランス人。なんでも合理的に考えようとするところ、さすが欧州の中心国の人々だけのことはあります。

目の前で大声で泣きわめいている可愛い我が子を見ていると、どうしてもほっとけなくなって、あれこれと世話をやいてしまうものですが、それは逆に子供のためにならない、ということ。このように、情に基づいた行動がかえって害になることは、案外多いものです。

大声で泣きわめいている人々を見ますと、ついつい手助けしなくては、などと思って駆け寄るのは、情。それが相手の成長を阻害してしまう、というケースを、昔の人は「猫可愛がり」と言って諌めていました。

宮沢賢治の詩に、『雨ニモマケズ』という有名なものがあります。その一節に、
南ニ死ニサウナ人アレバ
行ッテコハガラナクテモイヽトイヒ
北ニケンクヮヤソショウガアレバ
ツマラナイカラヤメロトイヒ
というものがありまして、これを賞賛する方々も多いようです。たしかに、
相手の傍らに寄り添い情を満たすという点では感動的なものではありますものの、それはみんなにデクノボウと呼ばれる、問題解決には寄与しないあり方です。今から考えると、とんだ自己満足の世界です。それは国家間の問題でも同じなのかも。

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