2013年10月23日水曜日

『とくダネ!!』で紹介した被害者が加害者だったことが分かってフジテレビ自 爆(追記あり)

一つのメディアが退潮を迎えるのを見るのは寂しい。

昨日の大きな話題といえば、「笑っていいとも!」が終了する、というニュースだろう。

★ 「笑っていいとも!」終了へ
タレントのタモリさんが司会を務めて30年以上続き、ギネス世界記録にも認定された民放のバラエティ番組「笑っていいとも!」が、来年3月いっぱいで終了することになりました。

ローラがなんとかこの騒ぎに入り込もうと躍起になっていたのが気になったが、それはまあいい。
言いたいことは山ほどあるだろうが、タモリはそれを飲み込み、フジテレビに感謝を述べていた。訥々と語る落ち着いた話し方が、印象的だった。これで一つの時代が終わることが分かった。

彼ほどの成功者は、ふたたびテレビでは現れないかもしれない。その前に、テレビという媒体が、人々から見向きもされなくなる可能性があるからだ。テレビが段々と、信用を失いつつあるのが今である。

★ フジ『とくダネ!』で「2ちゃんねる中傷被害」を訴えていたベンチャー社長が逮捕
きっかけは大阪の太陽光発電設備販売会社『エステート24ホールディングス』の
社長・秋田新太郎(28)らが詐欺容疑で逮捕された事件。この秋田容疑者が、今年7月に放送されたフジテレビの情報番組『とくダネ!』のネット中傷恐怖体験を語る企画に出演し、2ちゃんねるで「秋田新太郎逮捕!」とか「詐欺師秋田」といった事実無根の書き込みがされていると被害を報告していたのです。ところが19日になって、彼が実際に詐欺容疑で逮捕されてしまったことで、「フジテレビより2ちゃんねるのほうが正しかった!」と騒がれているというわけです。
会社の事務所で日中働いていれば、太陽光発電に関する営業の電話を受けたことは誰もが一度や二度、あるだろう。この業界は、今、隆盛を極めている。

だた、盛り上がっている業界には魑魅魍魎が跋扈する。「太陽光発電」で調べれば、さまざまな詐欺まがいの営業が行われていて、各地で問題になっていることくらい、すぐに分かるだろう。

「ネット中傷」で特集を組むならば、取材対象の悪評は本当の「中傷」でなければのちのち大きな問題となる。特に、太陽光発電設備販売という、問題を抱えている業界に取材するならば、余計に注意を払わなくてはならないはずだ。その注意をフジテレビはおこたった。

このくらいの常識を、なぜ優秀なはずの彼らが持てなかったのだろうか?

常識を持っていないとしても、慎重な態度を取ることも出来た。たとえば、彼らは消費者センターに赴いて確認をしなかったのだろうか? 守秘義務があるとしても、某企業に関して悪評が多いかどうかくらい、信頼関係があればそれとなく教えてもらえる。以前私は、そうやってある企業に関する噂を消費者センター職員から教えてもらったことがある。私に出来たことが、テレビ局員にできないはずがない。

いや、もしかすると、テレビ局員だから出来なかったのか?

近年、名誉毀損や個人情報保護などでうるさく、取材しても人々の口は固くなっている。だからこそ、実際に会って信用してもらい、相手を傷つけないように正しい情報を入手する、というテクニックが必要となるのだが、テレビ局はこれまで権力にあぐらをかいて、雑な取材が多かった。

「下手なことを言えば自分の生活がメチャクチャにされる」
ことが分かってしまった。彼らテレビ局が信用できない、責任も取らないことを、誰もが知ってしまったのだ。結果、誰もが取材に応じたがらない。

だから、
「エステート21には本当に悪評があるかどうか」
といったことですら、裏とりできなかったのかもしれない。

そうだとしても残念な話だ。今、テレビ業界には逆風が吹いている。iPadのようなタブレットでの情報収集に若い人々は夢中になっている。やがて彼らはふと、
「テレビ、邪魔だな」
と思うだろうし、そうすればテレビを買わなくなる。実際、今の20代にはテレビを持っていない人も多くなっている。そのうち、テレビ番組について話題にすることがなくなる。ただでさえ逆風が吹いているのに、中の人がその流れに加担しなくても良さそうなものだが、落ち目の業界というのはそんなものなのだろう。

フジテレビは率先して、テレビの信用を落とし続けている。業界衰退の先棒を担ぐのが、業界最大手のテレビ局というのも歴史のセオリー通りというやつだ。

このようなことが続き、やがてテレビが、見向きもされなくなるときがくる。このニュースを聞いて、確信をした。タモリが去り、黒柳徹子もいつか去るのだろう。明石家さんまを見ることもなくなり、やがてテレビの存在は、ラジオのようにスマートフォンのアプリサービスの一つとなってしまうのかもしれない。

ただ、それが少し、寂しい。



(2013/10/23 19:40追記)

上記の情報に加えて、今度はフジテレビの人気番組「ほこ×たて」でやらせを行っていたことも判明した。
★ ラジコン愛好家の皆様へ  ≪お詫び≫
  2013年10月20日(日)にフジテレビ系で放送された、バラエティ番組 『ほこ×たて 2時間スペシャル!スナイパー軍団 VS ラジコン軍団』 にラジコン カーで出演した広坂正美です。今回偽造された編集内容が余りにも酷かった為、事実をお知らせする事に致しました。
(中略)
 よって「スナイパー VS ラジコンカー」の実際のルールに則った対戦は存在していないのです。しかも放映された男性スナイパーとラジコンカーの対決、撮影等は全く行われ無かったのです。
 (補足:男性スナイパーのクリスさんと広坂の出会いのシーンで二人が会話をしている映像がありましたが、それは女性スナイパーがもし広坂に負けた時には、次にクリスさんが登場する予定だったため、事前に別途撮影していたものを上手く編集で繋ぎ合わせたものです。)
 そしてこれらの内容を偽造して編集したものが10月20日に放送されたのです。
(中略)
 更に、2012年10月21日に放送された猿との対戦の際には、猿がラジコンカーを怖がって逃げてしまうので、釣り糸を猿の首に巻き付けてラジコンカーで猿を引っ張り、猿が追いかけているように見せる細工をしての撮影でした。
いやぁ、ひどいですね。

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