2013年9月3日火曜日

はてなブックマークがやばいのは、面白い記事が読めなくなったから

人によってお気にいりのサイトが色々あると思う。私にとってのそれは、「はてな」だ。朝晩仕事の休み中にスマフォをいじるときに必ず観るのは、はてなのトップページだ。

そのはてなが提供する人気コンテンツ「はてなブックマーク」の利用者数が頭打ちになっているという分析が話題だ。

★ はてなブックマークが本当にやばいかもしれない

理由はいろいろ考えられる。だが一番の要因は、はてなブックマークを利用していなければ出会えなかったような、とびっきり面白い記事に出会う機会が、ここ1、2年ほど少なくなったことではないか。

数年前だと、たとえば『もしドラ』を書いてブレイクした岩崎夏海の「ハックルベリーに会いに行く」というブログが、彼が匿名の時から話題になっていたり、「分裂勘違い君劇場」という重厚な読ませるブログ記事がたびたびブックマークを多く獲得していたりしていた。

あるいは「読書猿」だとかコンビニ店長の「24時間残念営業」だとか「極東ブログ」だとかもはてなで知った。

変わった切り口、意表をついた発想、非常に深い考察だとか……それを誰もが読みやすく、やさしく書く彼らの記事は、本来ならばお金を出さねばならないようなものだ。それが無料で読めるのがネットのありがたいところである。

だが、ある程度有名になると彼ら有能な書き手は有料コンテンツへと移行する。だから、面白い記事を無料で読める旬は短い。はてなには、その旬をとらえて欲しい。それがここ数年できていない。

たとえばここ最近私が更新を楽しみにしているブログに、底辺氏が提供する「無限の地平はみな底辺」がある。具体的に紹介しよう。

★ 日本一の出世頭・明智光秀に学ぶ究極のライフハック術
裏切り者として忌み嫌われている明智光秀。だが、人生のメインストリームから一度外れ、再び上昇を企てている人々にとっては模範とするべき人物である、という逆転の発想を打ち出した記事だ。

★ 会社でやらされてる無意味な仕事をカネにする方法
地味でニッチな、誰も注目していないような仕事こそ、宝の山である、というこれまた逆転の発想が紹介されている。

この記事を読んで、先日の自分のエピソードを思い出した。

起業したばかりの友人の経理の手伝いをした。彼は、起業するまでにたまりにたまった領収書を、どう整理すればいいのか分からない、という。

実は、領収書の整理の仕方には決まりがない。いくつかの会社を渡り歩いてきたけれども、会社によってまちまちだ。

台紙に張るにしても、まとめ方にコツが有る。日付順にまとめているところもあれば、上から大きさ順に並べ、1ヶ月をまとめてホッチキスで止めているところもあった。

まだ起業したばかりで、それほど数も多くなかったから、日付順にまとめてホッチキスでとめることにした。領収書かたづけファイルという小さなポケットのついたフォルダーを買って、その中に領収書を入れてもらうこととした。
コクヨ 領収書&明細ファイル かたづけファイル 青 A4-S 48ポケット A5横サイズのポケットを上下2段に配置 ラ-YR520B
仕訳帳に転記したあと、領収書の金額の横に鉛筆で薄くチェックのマークをすること、2回目に検算した後は、今度は日付の部分にチェックを入れること、そうすれば、チェックする時に日付と金額の両方に目を通すし、3度目に領収書を確認する時に、いろいろな形式の領収書から、日付と金額の書かれた部分がすぐに見つかる、というようなことを説明した。

また、経費が二重計上されないように、クレジットカードで払ったものと現金で払ったものは分けるようにも指示した。

考えたら、このようなどうでもいいことが書かれた経理の本に出会ったことはない。だが、起業したばかりの人にとっては、こんな細々とした知識が必要なのだろう。そこを底辺氏は考察している。

これ以外にも、面白い考察がてんこ盛りだ。

先日底辺氏のメルマガで、「あなたのHPを宣伝します」という提案がなされたとき、恐る恐る依頼をかけたところ、運よく採用されることとあいなった。

★ 無名人が自分のビジネスを無料で宣伝する方法

多才な人だ。何かをきっかけにブレイクするだろうし、そうでなくとも本業が忙しくなり、いずれブログ記事を書くことから撤退するかもしれない。彼に依頼してこうしてレスポンスをいただく機会もなくなるだろうから、チャンスをものにできてありがたいと思っている。

で、だ。

この底辺氏のブログ、私なんぞは更新が待ち遠しくてたまらないのだが、これがなかなかはてなホッテントリに上がらない。数年前のはてなだったら、イチオシで幾度となく取り上げていたと思うのだけれども、そのアンテナが、はてなにはなくなったんちゃうか?

料理のレシピを取り上げている暇があれば、こういうブログをもっとプッシュしてもらいたいもの。それができずに安易にミーハーな女性層の拡大に走ったはてなは、コアなファンを失いmixiの二の舞となるだろう。

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