2013年8月31日土曜日

最近の科学で不思議だと思った話題

信じられないような科学上の発見を聞いて、自分の常識がいかに固定観念に囚われていたかを痛感している。その内の2つについて述べると、

★ 首を切断された『プラナリア』は頭の再生と同時に記憶も再生される事が明らかに
研究チームはプラナリアが餌を見つけることを覚えたことを確認した後、プラナリアの頭を切り落とし、2週間かけて完全に再生させた。そして、切断される前と同じ実験を行った。すると、そのプラナリアは明るい場所が安全であることを覚えており、餌も安易に見つけ出すことが出来た。(中略)「我々が知っていることはプラナリアの記憶は脳以外の外部で格納することができるということです。
記憶は脳にしか記録されないというのがこれまでの常識だったが、そうではないのかもしれない。昔のある人の説では、腸が第二の脳であり、腸には記憶をする機能がある、という。今までは一笑に付していた説であるが、これがもしかしたら、冗談ではなくなるかもしれない。

★ 「不確定性原理」の欠陥、光使い検証 東北大など
 東北大などの研究グループは17日、現代物理学の基本とされる「不確定性原理」が成り立たない場合があることを示した新理論を、光を使った測定実験で検証したと発表した。(中略) 不確定性原理は電子などミクロの世界では粒子の正確な位置と運動量(速度)を同時に知ることは不可能とする考えで、一定以上の測定誤差があるとしてきた。その欠陥を修正したのが新理論で、誤差をゼロにし、精度を高められる。
ハイゼンベルクの不確定性原理を初めて知ったのは、トニーたけざきの『岸和田博士の科学的愛情』を読んだ時である。
岸和田博士の科学的愛情(1) (ワイドKCアフタヌーン (148))
素粒子レベルでは『観察する』という行為自体が対象に影響を与える
最初は理解できなかったが、調べてみるとなるほど、と納得する。観察するとは光を当ててその反射したものを眼の網膜に当てることであるが、素粒子は光によって簡単に動くので、正確な位置などを調べることはできない、という、ごくごく当たり前の理論である。

本来は素粒子レベルの話ではあるが、人間を観察した際に観察される被験者が、観察者におもねって態度を変えるようなことを説明する際に、
「ハイゼンベルクの不確定性原理ではさ……」
などというと衒学的で説得力が増す。

まあ、それはどうでもいい話だけれども、こうして長年親しんだ不確定性原理に欠陥が生じるとは思ってもいなかった。


……という小ネタ。

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