2013年7月7日日曜日

自民党、やっちゃったなぁ。演説中に女性を尋問

動画を観ながら唖然とした。

★ 自民党、女性からプラカードを取り上げて住所氏名を聞き出す

安倍首相の演説中に、とある女性が、
「総理、質問です。原発廃炉に 賛成?反対?」
というプラカードを持って立っていた。私はこの手のことをする意味がよく分からない。野球やサッカーで応援の垂れ幕を掲げている連中の情熱に共感できないようにだ。他の観客の邪魔じゃないの? といつも思うが、まあ、それはいい。

自民党職員がこの女性からプラカードを取り上げ、女性の住所や名前を聞きだす、という行為に出た。バカかと。ここは戦前の日本か、それとも中国か?

動画を観たが、プラカードを持っていたのは若い弱々しい女性だ。
尋問した職員には、
「こんな女性なら俺だって言うことを聞かせられる」
なんて奢りがあったのじゃないか。おっさん連中のやけに馴れ馴れしく押し付けがましい、ねちっこい話し方は、場末のスナックで善良な男性を装ってママを口説く中年男性のそれである。たいていうまくいかないんだけど。

私は自分では自由主義者で日本主義者のつもりなので、思想的に一番近い自民党を応援したい。そのはずなのだが、先日のワタミ会長(元か)の参院戦擁立などなど、手放しで応援できないことばかり最近の自民党がやらかすため、不愉快でしょうがない。自民党の悪癖は、弱者の自由や権利に無神経なところである。

民主党候補を在特会が韓国人のふりをして勝手に応援していたのを町で見かけたが、あれだけ罵声を浴びながら、民主党職員は在特会の連中からプラカードを取り上げたりしなかった。さすがの権力ボケした民主党も、そこまでバカじゃなかった。
 
住所を聞くのもおかしな話だ。プラカードを返すため、などと言っているが、応援演説が終わって返せばいいだけの話だ。
「念のために住所を控えておこう」
という軽々しい気持ちか、
「いずれ役立つかもしれない」
と考えた勇み足だろう。それにしても軽率だ。自分たちが権力者側で弱者の権利を守る義務がある、という自覚がないんじゃないか。

もっとも自民党にとってはどうでもいいことなのかもしれない。彼らの支持母体は、私のような権力のない人間から、経営者や会社役員のような権力者まで幅広い。権力者にとっては表現の自由なんてクソ食らえだ。そして、自民党にとって今一番必要なことは、金を持っている連中から政治資金を集めること。権力者のご機嫌伺いだ。この意識が現場職員に浸透しているから、こういう行動となる。もしも動画で撮られなかったら、今頃職員間で誇示しあっていたかもしれない。

「首相の応援演説にバカなプラカードを持っていた女がいたから、取り上げて住所とか聞き出してやりましたよ」
「どうせ目立ちたいだけのバカ女でしょ。海外のマネでしょ。何かの主人公にでもなったつもりなんじゃないの?」
「自分に何かできると、本気で信じているんでしょうねえ」
「二本松のあそこの町内会長は知っているから、彼女の家庭がどんなとこか、後で聞き出してやるよ」
「そうしてください」
なんてね。

表現の自由は新聞やテレビなどの、コントロールできるメディアだけに持たせればいい、程度にしか考えていないから、プラカードを掲げていた女性からそれを取り上げて住所を聞き出すという威圧行為がバレたときに、どのような反発を世間から集めるのか、分からないのだろう。

そうはいっても、どうせなにがあっても自民党が圧勝するのだろうが、それにしても不愉快。参院戦まで間がないけれども、たぶん、また何かやらかすのだろう。驕れる組織はろくなことをしない。

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