2013年5月29日水曜日

あまちゃんの話し方は、キャラを作っていたせい

NHKの「あまちゃん」が大人気です。毎日20%の視聴率をキープしているそうで、このご時世、スゴイことだと思います。

この「あまちゃん」人気を支えているのは、宮藤官九郎の面白い脚本と、なんと言っても主人公を演じる能年玲奈の魅力でしょう。

彼女の口癖「じぇじぇじぇ」(岩手県で「えええ?!」という驚きのときに発する方言)は、今年の流行語大賞に選ばれる可能性があるほどの人気でして、いたるところで、
「じぇじぇじぇ!!」
というセリフを耳にします。

(上掲動画、削除されてしまったらごめんなさい)
とにかくキュートでかわいい彼女の演技は、多方面から支持されています。今時の女性と異なり、清潔感のある天然系の彼女の立居振舞は清潔で、見ていて心地よいです。

NHKの連続テレビ小説のヒットで、今後ブレイク間違いなしの彼女ではありますが、彼女の昔の演技とやらが動画として上がっておりまして、これを見てびっくりしました。

清楚にも天然にも思えません。

信じられないでしょうが、向かって一番左側の女性が能年玲奈なのです。蓮っ葉で姿勢も悪く、やや下品な、今時の女子高生にしか見えません。いやぁ、化けたなぁ。

彼女の昔の映像を見ていて、在りし日の自分を思い出しました。

私、以前はかなり口数が多く早口だったのですが、大学に入ってからシモネタを多用する癖がついてしまいまして、女性を辟易させるところがありました。元々品性下劣なのでしょうがないのですが、社会に出て数年経ちますと、
「学生だから」
「新人だから」
という理由でこの手の癖は許容されなくなります。

あることがきっかけて、シモネタを言わないように気をつけねばと固く心に誓ったものの、数年間、身に染み付いた癖は、本当に、なかなか抜けないのです。

そこで私が取った戦略が、
「考えながらしゃべる」
という方法。

とにかくゆっくりと話し、何気なく言って顰蹙を買うような言葉を、出来る限り減らしていこうとしたのです。そうしますと、まさに今の能年玲奈状態です。当意即妙な会話ができず、考えながら話してもどこかトンチンカン。時には回答しなければならないというプレッシャーと、思いつくモノすべてが下劣であり焦るうちに、トンデモナイ回答をするハメになります。そのうち、
「◯◯さんは天然ですね」
というありがたくない評価を受けるようになりました。

たぶん、能年氏も、本当に言いたいことは、心のなかに渦巻いているでしょうが、今の清楚で明るい雰囲気、主人公として求められる立居振舞を模索し、しゃべっていい言葉を考えながら話しているために、あの独特な間を作り上げているのではないでしょうか。

でも、今のキャラは、動画で検証する限り、彼女本来の素ではありません。ここ1年はなんとかこなすことができるでしょうが、次第にかぶった仮面に居心地の悪さを感じるようになり、大爆発を起こしてしまう危険性はないでしょうか? 広末涼子が、次第に自我を崩壊して、プッツン女優と言われたように。

そうならないことを、切に祈る次第です。

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