2012年12月16日日曜日

モテたいならば、モテる場所へ

私の職場の友人に、40代の女性がいる。ほっそりとした柳腰で、ファッションセンスが抜群な、やや険のある美人である。その彼女から数ヶ月前(まだ夏だった頃)、恋愛経験談を聞く機会があった。

彼女は当時、香港にいた。20代後半のオランダ系男性と同棲していた。金融マンで、部屋は高層マンションの高層部分にあり、100平米ある部屋で2人で暮らしていたそうだ。彼はとても優しく、彼女が欲しいものはなんでも買い与えてくれていたという。羨ましい話である。

数ヶ月つきあって2人が別れた理由は、子供を作るかどうかで揉めたせいだった。彼女はバツイチで、すでに子供もいたので今更子供を欲しいとは思っていなかった。ところがオランダ人は未婚で、しかも子供を欲しがっていた。2人は歩み寄ることが出来なかった。

「もったいないですね」
「そうでもないよ。シンガポールや香港には、あれくらいいい男はウジャウジャいたし。今は日本の方が楽だからここにいるけれど、また香港に行こうかな」
と彼女は言った。

彼女の話を面白く聞いたが、果たして本当だろうかと、やや眉にツバつけながら聞いていたのも事実。20代後半で、土地事情の悪い香港でそこまでのマンションをもつような白人男性だったら、引く手あまただろう。コブ付きの15歳以上離れた女性に、果たしてそこまで熱を上げるだろうか。

疑いは、「香港の悲惨な恋愛市場」という記事を読んで晴れることとなる。なるほど、こんな背景があったとは、ね。
 香港は、今やアジアの金融センターで、世界中からハイスペックな男性が集まってくる。
 また、それに付随して多くのIT企業も集積しており、やはりインドやアジア各地から優秀な男性エンジニアが集まってくるのだ。
 さらに中国が背後にあるという特殊事情もある。
 中国は一人っ子政策の影響で、跡取りとして男の子を希望する親が多いため、(よく考えると恐ろしい話であるが)男児の方が女児よりも2割も多く生まれてくるのだ。
 こうした影響から、香港の恋愛市場は、男性にとって極めて厳しいものになっている。
 少々可愛い女子は、女王さま、トップアイドル並みの扱いを当然のごとく期待しており、実際にそれだけのことをやる男性は香港にはいくらでもいる。
 日本でいうところの中の上程度の女性と交際するためには、家でも買わないといけないぐらいの雰囲気である。
私も数年前、香港に旅行で行ったことがある。その空港の美しさ、大きさに度肝を抜かれた。日本の成田空港よりもはるかに先進的で、美しく、大きかった。栄えている都市は、インフラにとことんお金をかける。それをまざまざと実感した瞬間だった。

中国の経済は曲がり角に来ていると言われているけれども、中国を上回るポテンシャルを抱えた発展途上国は未だ表れていない。中国の繁栄はまだまだ続くだろう。そして、優秀な男性たちが香港を目指して、これからも大勢やってくるのだろう。

いい男を探すために香港に出かける、という選択肢はありだ。ハイスペックなのに、恋愛に関しては悲惨な市場が、目と鼻の先にあるというのに、それをみすみす見逃しているのはあまりにも勿体ない。

アービトラージという金融用語がある。ある商品がある場所に豊富に存在していて価格が大変安くとも、それを知らないか、遠く離れた場所では高値で取引されることがある。商人はそれを調べて、安いところで買って高いところで売る。このような取引のことだ。

アービトラージできる場所が、そこにある。そのことは、金融日記の著者、藤沢数希だけではない。私の友人女性の実体験が証明している。

ハイスペック男性にモテたい、人生に行き詰まった女性は、香港に行って婚活にチャレンジするべきだ。

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