2012年8月3日金曜日

校正は大切


記事を書いた後には、校正しないとダメですね。

昨日の記事はバタバタしながら早朝にアップしました。会社から帰宅しながら携帯で読み返すと、誤字脱字があるは、意味の通らない文章があるは、論理的一貫性がないは、であまりのひどさに正直冷や汗をかきました。

毎日のようにブログをアップしている方々は、その辺りをラクラクとクリアしています。そういった方々に、改めて尊敬の念を覚えます。私だって一週間だけならば気持ちを保てますが、365日、欠かさず文章を書き、校正し続ける、というのは並大抵の努力ではありません。

他人の文章を読めば、誤字はすぐに見つかります。「以外」と「意外」の使い分けが出来ていないブログ記事は度々みかけます。みつける度に「間違っているな」と心のなかでつぶやきます。

ところが、自分の文章に、「意外」と「以外」の区別どころではない誤字が含まれていても、書いた直後には気づけません。再度見直すことはとても億劫です。他人の顔なら何時間でも見ていられますが、自分の顔を長時間見ることはできないのと似たようなものでしょうか。

昔、国語の作文の時間に、ときおり誤字脱字をしていました。そのたびに、
「誤字脱字なんかに拘泥するよりも、中身が大切」
などとうそぶいていましたけれども、これは間違いでしたね。とても緻密な論理を積み重ねる人間には、誤字脱字が大変少ないものです。

日本に密教を持ち帰った日本史上最高の天才と言われる空海(=弘法大師)は、「弘法も筆の誤り」ということわざでも知られていますが、彼の筆の誤りとは、平安京の応天門という門に掲げられた額の「応」の文字1字だけだったといいます。生涯に何百という文章を起草し、しかも当時流行った四六駢儷文と呼ばれる多様な表現を駆使しながら、誤字がたったの1字。恐るべき才能です。

だからこそ、緻密な論理体系を己の中に築けたのでしょう。

「ハインリッヒの法則」というものがあり、「1つの重大事故の背後には29の軽微な事故があり、その背景には300の異常が存在する」そうです。

誤字脱字という300の異常を積み重ねた果てに、1つの重大な過ちを犯すことになるのだとしたら、誤字脱字、文章の構成をいくども校正して、ミスをなくすよう努力し続けることが、将来の大きなミスを防ぐことにつながるのでしょう。


本日読んで、気になった記事はこちら。↓


★ 京大元教授収賄で逮捕 物品納入便宜の疑い
京大元教授が、業者から私的な飲食代や海外旅行代の肩代わりを受けていたために逮捕されたという記事です。これは新聞でも大きな話題となっています。出来心ではなく、京大に赴任する前からの腐れ縁だったようです。公務員はつらいですね。


たしか、動画をダウンロードすることは違法だったような気がしますが、これはいいのでしょうか? それとも、著作権法に違反していない動画だったら、大丈夫ということなのでしょうか?



インドで大停電が起こっているそうです。インドの送電網は無茶苦茶でして、送電線同士が電柱の上でからまりあっているため、いつショートしてもおかしくない状態です。

ところが、今回の停電はそういうレベルではなく、国内の送電システムのうち、「北部」「東部」「北東部」の3地域が全面停電に陥ったというから、規模が違いますね。





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