2012年7月10日火曜日

機嫌を取りながら生きるなんざクソ食らえ

これまで何度か、自己中心的で傲慢な人と仕事でつきあってきました。あるときは取引先の顧客であったり、ある時は上司であったり、関係は様々です。 彼らを見ていて面白いと思ったのが、共通して、上の立場の、自分と同じような人種に取り入るのにとても長けている、ということでした。

最初は不思議でした。大変傲慢で、絶対に他人の風下に立つことを普段は許さないくせに、同じようなタイプの独裁者型の人間には、まるで犬が尻尾をふるように、媚びへつらって当然の態度でいるのです。 誇り高い人だったら、決して飲まない要求でも、その人のためなら喜んでおこなうのを見てきました。下手すると、彼のケツの穴でも喜んで舐めるのではないか、という勢いです。

だんだんと分かってきたのは、「誇り高い人間」と、「傲慢な人間」とはまったく異なる、ということ。誇り高い人間は、原理原則や正義に従うことをなによりも大切だと考えます。ところが、傲慢な人間は、大切なのはまず“自分”です。自分の欲望を叶えてくれる相手にへつうらうことと、自分の機嫌を損ねる人間を威圧して自分の思うがままにすることは、なんら矛盾する行為ではありません。

弱い立場の人間は、強い立場の人間の気持ちを汲み取って怯えるのは当たり前。それをおかしいとつゆほども疑わない人間と一緒にいることは、息苦しいだろうな、と昨日取り上げた伊東氏のTwitterを読みながら感じました。
伊東乾 「もうひとつ、不思議な感覚を持ったのは、文字を持たないひとたちが、言葉 そしてその言葉で人が受けるもの、気持ちや心のゆれなどを、文字通り本当に全身全霊で受け止める姿。上から目線でみていては、絶対に判らない、とてもやわらかな人情の機微を感じてたじろいだのを思い出す・・・」2012/07/03 21:21:59
中日山鉄馬 氏「パプアニューギニアでも、いろいろ世話をやいて構ってくれるのが却って煩わしく、肚の内でちょっとイラッときた瞬間、大勢が一斉に飛びのいて必死に詫びられたという西丸震哉氏の話がありました。文明と引き換えに人はかけがえのないものから先に失うのでしょうか。」2012/07/03 21:28:32
伊東乾 氏 「ありましたね、西丸氏にも。水木しげる氏にもそういう経験があった記憶が。」2012/07/04 00:10:12
もしも近代以前の人々の人情の機微とやらが、彼らが共感したようなものだとしてら、それを失った社会はむしろ健全でしょう。正しいことを正しいと言えない、他人の気持ちを忖度しなければ生きていけない社会。原始的な生活を送る集団では、リーダーの機嫌を損ねると、殺されても文句は言えず、強い人間の機嫌を損ねることに極端に怯えて生活するのが当たり前の社会は、封建的で、近代が否定してきたものです。

心のなかでむかっ腹を立てたことを敏感に察知して、飛び退いて謝る現地の人と、それに満足する伊東氏。虫唾が走ります。

自分よりも立場の弱い人間のミスをとことん追求して口を極めて罵倒する。そして、「あなたのためだ」と言って正当化する。これ、傲慢な人間によくあるパターンです。彼らのような人間と関わると、貴重な時間を浪費します。

「あなたの為を思ってやっているのだ」

彼らはこう言って、自分の攻撃や復讐、威圧や怒号、果ては暴力ですら正当化します。彼らが自分よりも優秀である間は、彼らの機嫌におびえながら仕事をしなければなりません。くだらねぇ。
「仕事に戻らねばならないが気持ちの切り替えで一つ。ある案件で、若い担当者と思しい者が非常に安直に「この件は没です」と書いてきて驚き呆れた。僕もさりながら第三者に多大なお手間を頂いた大切な内容が、担当者が病欠になったところで「没」と書いてきた時点で、この担当とは仕事しないと決める事に」2012/07/03 19:18:13
「以前はもう少し親切だったので、本人にも何がダメなのか、など話したが、昨今はもう時間もないので、笑顔で「・・・さんのメールアドレスを送ってください」と上司への連絡確認だけして、それ以上はもう説明などしない。まあ授業料払ってもらってるわけでもないし、仕方ないだろう。」2012/07/03 19:22:03
「決済できる立場の人に、この『没』君が連続してやってくれた地雷大爆発の3つほど、申し訳ないけれどクレームとして送り、担当者変更をあとでメールせねばならない。仕事はその都度きちんとやっておかないと、後で、は通用しない。プロのラインに素人が紛れ込んでくるとまず100%事故がおきてしまう」2012/07/03 19:20:36
彼らが「相手のため」といいながら、頭の中にあるのは自分の利益。本当に相手のことを思って行動することはありません。

ちなみに、自分の配下だった人間が自分の意のままにならなくなったとき、徹底的に反抗の芽を潰そうとするのもエゴ人間の特徴。もしもあなたが、相手の取り巻きとして一生を終えたいのなならば、それでいいでしょう。そうでないならば、彼らとはできるだけ関係を絶たねばなりません。

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ところで、夏本番となりましたが、オフィスの温度設定が28度となっているせいか、椅子に座っていても尻の間がすぐに汗ばみ、気持ちが悪くなることはないでしょうか。 通気性のいい座布団があればいいのですが、案外高いものです。いろいろと探している内に、ようやく見つかったのがこれです。


竹製品を扱っている大島屋の商品で、竹製のためにべとつかず、なかなかのすぐれものです。お値段も1,280円と大変手頃。これはお買い得です。夏の暑苦しいオフィスにうんざりしているならば、この座布団は重宝しそうです。



本日読んで、気になった記事はこちら。↓

★ 遂に現実と虚構の区別がつかない体験装置が登場 - 理研の「SRシステム」
かなりえげつない実験を理研はやっているのですね。このような現実と録画を交互に見せられれば、だんだんと現実感を喪失して、頭がおかしくなってしまうということはないのでしょうか?

★ 「アラファト議長は毒殺」=遺品からポロニウム検出
アラファト議長は毀誉褒貶が激しい人物であり、ペテン師とののしる声があるかと思うと、民族最大の英雄と持ち上げる声があったりして、把握が難しい人物です。蓄財に励んでいたという話を聞くと、悪い人物のように思いますが、パレスチナ自治区のアラブ人にとってみれば抵抗の象徴であり、よそからとやかく言われる筋合いのものではなかったのでしょう。実際のところ、アラファト亡き後のパレスチナの声はほとんど世界に発信されなくなりました。 ちなみに、放射性物質を利用した暗殺は、旧ソ連が得意としていたところです。アラファトを殺すならば、イスラエルの後ろ盾であるアメリカだと思っていましたが、違うのでしょうか。

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