2012年6月6日水曜日

新宿駅 老人を襲う 吉本抗議デモ

吉本に対するデモがそろそろ発生する頃じゃないかと思っていましたら、案の定、新宿に現れた模様です。

こんな狭い場所でよく抗議活動を行ったものです。

このサイトでも何度か書きましたが、孝行を看板にしている芸人が、母親に生活保護を受けさせ、財テクを図ることを許してはダメ。芸人が不倫しようが喧嘩しようが構いませんが、許せない最低のラインがあり、河本はそこを越えました。

親孝行をネタに稼ぎながら親に生活保護を脱法受給させるなんて、子煩悩を標榜する俳優が、子供を児童養護施設に預けているようなもの。テレビ局はよくぞヌケヌケと、「問題はない」などと言ったものです。

だから、この動画を最初は好意的に観始めました。アジテーターがいろいろな角度から吉本を煽るのも、うまいもんだと感心しながら観てました。

でもね、「うるせえ」と声を上げた老人に一斉に襲いかかったシーンを観て、ドン引きです。

こいつら馬鹿か。

弱者をターゲットにして示威活動をおこなうのは卑劣な行為。若い20代のイカつい兄ちゃん相手にケンカを売るのならまだしも、こんな老人相手にケンカ売ってどうするのでしょう。これで、まともな人間の共感を得ることができると思っているのだとしたら、大きな勘違いです。「うるせえ」と言う老人に対しては、「それでも聞いてください」とか、野次に屈せず演説を続けるという方法もあったでしょうに。それとも、野次に果敢に反抗する姿勢をカッコイイと思うような層が、彼らの支持母体なのでしょうか。

生活保護を脱法受給する吉本芸人へ批判の声を上げることは大切ですが、暴力行為を正当化する奴らが運動の中核を担っているのは残念の一言。中心となっているアジテーター、それを煽って恥じない周囲の取り巻き。不愉快でたまりません。

動画のコメントを読みますと、この拡声器で煽っている男性は「在特会」と呼ばれる団体の会長なのだとか。ネットを巡回してますと、在特会の噂はよく耳にしますし、会長の桜井誠については右翼ちっくな青年で、蝶ネクタイという独特のスタイルをしているくらいは知ってました。今は蝶ネクタイではないのでしょうか。イメチェンしたのですかね。

在特会の主張や活動には共感する点が多々あるものの、朝鮮民族全てへの全蔑視だとか、弱者への横暴だとかは非常に不愉快で、どうしても好きになれません。

在日朝鮮人の一部が、日本人の贖罪感情につけこみ違法行為を行なって平然としていることや、韓国資本が日本の支配層と組んで、国民から搾取するという構図は是正しなければなりません。それは必要なことです。

しかし、日本を愛し、一生懸命に日本人として土着していこうと努力している朝鮮系日本人、中国系日本人などまで、まとめて蔑むことが大間違い。彼らの努力までを踏みにじってはならないし、ハーフやアイヌなど、アイデンティティーで悩む人々を口汚く罵り迫害する行為は、イジメと同じです。彼らの態度、暴力行為は決して許されません。

日本の右翼には、エキセントリックな輩が多いのは残念です。もっと、まともな愛国主義者が現れないのでしょうか。

ちなみに、桜井氏の演説がYouTubeにいくつも上がっていて、それをいろいろと眺めてましたところ、気にかかる映像を発見しました。
02:48のところに映っている、桜井氏を野次る左翼の老人と、今回東京で桜井氏に罵声を浴びせた老人、似てませんか?

……なわけないですよね。京都と東京だし(笑)。でも、灰色っぽい服装や眉毛などが、あまりに似ていて笑ってしまいました。


本日読んで、気になった記事はこちら。↓



★ 一気にFacebookに醒めた。このステマ手法の広告はないでしょ!!
Facebookには、自分のウォールに友人の行った行為が次々にアップされます。写真を掲載したり、メールでやり取りしたり、日記を書いたり……まるで目の前で友人の活発な活動を見ているかのようで、面白い反面、猛烈な寂しさに陥ることもありました。

今ではさっぱり立ち寄らなくなったFacebookに、友人のふりをした広告が挟まれるようになったそうです。星新一の短編に、そういえばありましたね。壁中、いたるところに液晶が入り込み、常に広告を流し続けるという未来が。


★ 4大固定費を年間12万円削るテクニック集!(電気編・その1)
役立つ人には役立つテクニック。しかし、すでに電気代が十分低い私にはあまり役立たないテクニックでした。というか、世の中の人が電気代を使いすぎ?


★ 大阪→ソウルが2,980円!格安航空会社が大阪に増えてきていることについて思うこと
どこまで飛行機代が安くなるのやら。飛行機の搭乗料は今大変やすく、新幹線の数分の一になる場合すらあります。海外へも気軽にいけるようになりました。いい時代です。


★ 「裏切った民主議員に報いを」 東電労組トップが不満 - 社会
かっこいいですね。「裏切り者に死を!」と一度大声で訴えてみたいです。

民主党を支えているのは労働組合が多いので、彼らの声は無視することはできません。民主党はどう出ることやら。芝居の幕が上がりました。


★ 福島第一原発事故を予見していた電力会社技術者 無視され、死蔵された「原子力防災」の知見
すごい。電力会社の技術者によって、ここまで完全に想定されていたとは。このような立場の人からここまで予見されていても、政府の対応が後手に回っていたのは、トップの責任です。

もしもあの時、総理大臣が小泉純一郎だったらどうしていたでしょう。絶対に、今とは様相が異なっていたことでしょう。決断が遅い指導者をトップに抱いた集団ほど哀れなものはありません。


★ 思わず立ち止まってみとれてしまう風景写真
夜、根付かれない時にふと思うのは、世界を旅したいということです。そして、ここで紹介されているような写真をぼんやりと眺めながら、空想にふけります。

こんなにも美しい景色が、世界には広がっているのですね。

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